まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

窓近く こおろぎの来て 二合酒

2013年09月13日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、午後は大気の状態が不安定となるため、曇り空で蒸し暑くなってきた。明日は湿った空気の影響で昼前から雲が広がり、午後は雨や雷雨となる所があるらしい。気温は朝から25度から午後は32度まで上がっていた。湿度も86%から74%。風は2mから3m。

 

 昨夜は弟としっかりと飲んだもので、やや、二日酔い気味と、草刈りのための筋肉痛。雑草も雨が少なかったためか固くて固くて・・・。それを体で刈り払うために上半身の肩とか腕が痛い・・・。そういうことで、今日は休養日。

 

 今日は「おへんろつかさ」の予習・・・ということで、お遍路の歴史などを調べていた。これは昭和30年代後半ころのおへんろさんの記念写真。少なくとも、昭和38~39年頃はこうした服装だったという。

 

 夫婦のおへんろの記念写真らしい。普通の和装に笠と杖。女性は「負いづる」というものを羽織っている。今のお遍路さんとは大きく違う服装である。

 

 現代のお遍路さんとは大きく衣装も持ち物も違う・・・。これは、昭和40年代に入って、観光バス会社が目印のためにか、白衣姿の制服を着用させたのが大流行となったものとか。菅笠にも、「迷故三界城」「悟故十方空」「本来無東西」「何処有南北」という四つの言葉が書いてない。つまり、昭和40年代に入って、お遍路が観光化したことによって、新しいお遍路のスタイルができあがったよう・・。

 

 これは紙の「納め札」だが、昔は紙が貴重品だったから、木の板にこうした文字を墨書して、それをお寺の山門や鐘楼などに釘で打ち付けたものらしい。だから、「札所」という言葉が定着したし、巡礼することを「霊場を打つ」とか、「67番を打ち終えた」とか云った。順番に札所を回ることを「順打ち」といい、反時計回りに88番から87・86番とお参りするのを「逆打ち」とかと云うようになった。でも、木の板を建物に釘で打ち付けると建物が傷むので、今は禁止されて・・・紙の納め札になっている。

 

 しかしのかかし、今日の暑さはどうだ・・・。まるで梅雨時に戻ったみたい・・・。少し動けば汗が流れる。下着が肌にまとわりつく。ひたいから汗が流れ落ちる・・・。

 

 今日は「手抜きうどん」というわけでもないが、東かがわ市にある「セルフうどん元匠(げんしょう)・湊店」に寄った。とにかく、「うまい・はやい・やすい」が売りのお店。確かに私もそう、思う。ただし、あくまでおなかが空いていたときの私の個人的感想だからアテにはしないほうがいい。

 

 で、山菜うどん(280円)に野菜のかきあげ天(100円)を載せてみた。合計380円。ま、久々に野菜入りのおうどんになった。

 

 いやはや・・、昨日、おとといと二日、それも午前中に草刈りをしただけで、今日は筋肉痛で、「あら、よいしょ」「あれれれ・・・」「あっ、いたい・・」と、まるでおじいさん風・・・。なんだかねぇ・・・。明日はまたも蒸し暑いし、お天気も悪くなると云うし・・・。この三連休もまたまた、草刈りはお休みになりそう・・・。

 

 まるで、でんでんむしの歩みのようだ。

 

 昨年の今頃だったか・・。「まるで予定も未定もないおじいさんが来年のカレンダーを買った・・」とかとブログに書いたら、「すぐに予定でいっぱいになりますよ」というコメントをいただいたように思うが・・・全くのずっとこで・・・毎月、予定表は真っ赤になっている。

 

 でものしかしのひょっとこで、ゴミの回収日と、病院の予約診察日とが優先する行事予定表。今月は久々に村の秋祭りのお掃除やら例大祭やら、所属寺院の秋の永代経のお勤めやらが入ってきてそれらしくなった。

 

 明日は「山の神さん」の秋の例祭。最近はたきぎ取りだ、まつたけ取りだということもなくなって、山の神さんのありがたみも薄れてきて、果たしてどんな、秋の例大祭になるのやら。

 

今日の掲示板はこれ。「失敗はありがたい 失敗して自分を知る 他人を知る 人生を知る」というもの。今日も大きな失敗をしてしまったけれど、自分を知ったし、他人も知ったし、確かに確かに人生も知った。でも、あんまり・・・失敗をありがたいなぁ・・とは思えない私がいる・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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