まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

足早に 晩秋が来る 風も来る

2015年11月07日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 丸亀地方は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、夜遅くには雨が降るらしい。気温は17度から22度、湿度は90%から78%、少し動くと汗が噴き出る温かい天気になった。明日の8日は、湿った空気や前線の影響で雲が広がり雨が降りやすく、午後は雷を伴う所がある見込みらしい。

 

 さて、今日は島の文化祭「ふれ愛まつり」の準備の日。朝の8時集合・・ということで出かけたら、もう、どんどんと作業は進んでいる。私はどこの担当になるのか知らないが、展示物を出すのだからということで、いつも、この展示係をやっている。

 

 奥の方ではステージを作っている。ここは小中学校の体育館だからステージがない。だから、こうした文化祭などでは舞台を組み立てなければいけない。でも、みんな手慣れたものでテキパキと働いている。

 

 で、すばやく・・というか、8時半過ぎには展示場が出来上がってしまった。そこで、早速に、用意したものを展示しておく。

 

 私は申し込みなどしていないのだが、ちゃんと、場所を用意しておいてくれていた。展示が終わって、運動場にバザー用のテントを張る作業を手伝ったあと、10時45分発の高速艇に乗って島を出て丸亀に向かった。

 

 丸亀港近くのうどん屋さんに入って少し早いがおうどんを食べておく。

 

 ここのお勧めだという肉うどんを注文したが、しばらく来ない間に500円が590円になっていた。もう、ここには数年は来たことがないのかなぁとも思った。

 

 見ていれば、みなさん、まずはおでんを自分で選んで持って行く。うどんだけ・・というのは私だけだった。私は胃袋が小さいからおでんを食べたらおうどどんが入らない。

 

 講演会場に着いたのは12時過ぎ。で、講演会は14時から・・・。でも、次の12時55分のフェリーでは少し間に合わない。そこが島の不便なところだ。で、丸亀城でも散歩することにしたら、こんなもの(?)がいた。「とり奉行・骨付じゅうじゅう」というゆるキャラなんだそうだ。

 

 菊花展は昨日見たのでパス。このおばさんが、「お城のおばさん」という絵手紙をくれるおばさんである。名は十河博子さんとか言った。丸亀城の有名人である。

 

 こういうときに限って、時計が動かない・・。で、丸亀市立資料館にやってきて、三回目の「ニッカリ青江」を見る。

 

 もう、この頃になると若い娘さんの姿はポツリポツリ・・・。

 

 で、「学習センターの四階」というだけの案内だったので、たぶん、ここだろうということで入ってみた。入ってみたが、何という団体に呼ばれているのかも、何のお話をするのかも分からない。ま、四階に歴史団体の名前があるので入ってみたら、そこだというので、お話をさせてもらった。ま、相手も相手だが、受けた私も私であった。

 

 今日の掲示板はこれ。「生きたくても死なねばならぬ 死にたくとも生きねばならぬ」というもの。テレビやラジオからは、毎日、凄惨な事件や事故が報じられている。朝、「いってらっしゃい」と見送った最愛の家族や友人がもう二度と戻ってはこない事実。それを「運命だから」と受け入れられる人はそうはいない筈。ストレス社会の現代、自殺者は毎年3万人を超えるそうだ。
以前、「宗教はつり革のようなもの。困った時に掴めばいいんだよ」と言う宗教者の本を読んだことがある。死んでしまいたくなるほどつらい時や苦しい時、「生きねばならぬ」と、そう思わせてくれる教えやお言葉がどの宗教もきっとあるはず。私自身、もっともっと宗教を勉強して、さまざまな言葉に触れていかねばと。私が誰かに伝えられるお話の中に、一つでも誰かの心に残るものがあれば、今の仕事へのやり甲斐が一つ増えるような気がするのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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