まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

草萌えて 明日のありかを 手で探る

2018年02月22日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は、高気圧に覆われてよく晴れていた。気温は6度から12度の暖かい一日になった。

 

 先月(1月)の17日18日に白鳥病院でカテーテル検査を受けた。ま、気まぐれでもあるまいに、どうしたことだろうかと思ったことだった。

 

 この日、一泊二日で検査を受けた結果・・・。

 

 「きれいな心臓ですし、きれいな血管ですよ・・。」と、おほめのことばを頂いた。

 

 で、1月の30日に奥方と二人で、香川大学医学部付属病院に行くように言われた。きれいな心臓にきれいな血管なのに、何をしに行くのだろうと、二人は半信半疑で行ってきた。

 

 日浦ドクターから預かった二枚のDC-Rを渡すと、その画像をじっとみていた堀井教授の表情が変わった。そして、しぶい表情で私たちを見つめて・・・。

 

 「木村さん、あなたの心臓はもう限界ですよ」と言った。重い重い言葉だった。まさかの・・・青天の霹靂とはこういうことか・・。

 

 「生か死」かを選ぶとしたら、人は間違いなく生を選ぶだろう。私たち二人は、その言葉を受け入れるしかなかった。「命に関わることですから、早急にお願いします。」という言葉しか出なかった。

 

 そして、今日、奥方と二人で収監ということになってしまったのである。オペは毎週月曜日。今日は木曜日なのに、何をするというんだろうか。

 

 とりあえず、荷物を片付けて、パジャマに着替えて・・・胸部X線検査、心電図検査に心臓エコー検査。採血やらとメニューは盛りだくさん。

 

 今日の昼食はこういうもの。しかしのかかし、これの半分ほどしか食べられなかった。この時は胸水が限界に近く、食欲も歩く気力もなかったほど。

 

 そんなバタバタで初日は終わったものだった。

 

 今日の掲示板はこれ。「いつも二つの道がある ここでやめるか ここからはじめるか」というもの。私たちはいつもこんな問題を抱えている。生きるのか、生きるのをやめるのか、食べるのか、食べるのをやめるのか、前へ行くのか、やめるのか、本を読むの か、やめるのか・・・。その選択の歴史が私たちの人生だ。でも、その選択をふっとやめてみたら、どんなにか楽だろうなぁと思ったりする。全てを「一如から来るものに委ねる」。そんなことができたらいいなぁと思ったりする。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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