まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

春の日はとぼけ上手な人になる

2020年03月03日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は4.5度から12.4度、湿度は76%から62%、風は1mから2mの北東の風が少しばかり。明日の4日のさぬき市は、低気圧や前線の影響で曇り、朝から昼過ぎにかけて雨が降る見込みらしい。

 

 108/56/86 36.8c-96% 68.4Kg 今日は久しぶりに、本当に久しぶりにさぬき市前山にある「前山地区活性化センター」へやってきた。招集もかけていないし、そんな暇もなかったのだけれど、恐る恐るのぞいてみると、大窪寺班のほぼ全員が揃っていた。今年最初の例会ということになる。

話題は今年が閏年で、四年に一度の「逆うち」の年にあたっているが、新型コロナ騒動でバスが動かないし、行程が詰まってくる・・・というような情勢報告なんぞがメインを占めた。また、私たちのイベントでも「自粛」という事態が起こり、志度寺さんでの「写経体験」がボツになったと聞かされた。 

 

 だから、私たちの班でも「春季」のイベントは自粛というか、控えることになった。私たちがかまわなくても、ゲストさんたちが敬遠するかも知れないということだった。

 で、会員さんからの希望で、今年の「しわく広島」での「お大師まいり」の案内もしておいた。朝が早いことやフェリーの便が早いことなどもお話はしておいた。来月4月13日の月曜日の予定ではある。はてさて、これもまた、コロナ騒動に巻き込まれるのじゃろうか。

 

 先月でお仕事をやめた奥方は、おふとんを干したりカバーを洗濯したり、部屋の模様替えをしたりと大忙しの時間を過ごしている。私のお守りもたいへんなのだとか。

 

 私は今日も新しいパソコンにプリンターを組み込む作業を繰り返している。光ケーブルのTAやルーターが二階の片隅にあるので、今度の一階のリンビングまでは電波が届きかねている状況らしい。光ケーブルの業者さんに移転工事をお願いしたいものだが、その連絡先までもが二階の紙くずの中に埋もれてしまっていて見つけ出すのが大変だ。

 

 なにせ、今までの生活とは真逆な生活になりそうなので、なかなかに落ち着いて著作活動にも入れそうにない。まずは環境作りが第一だからだ。明日はベッドやら手すりやらが来る予定。当分はばたばたの毎日になりそうだ。

 

 今日の掲示板はこれ。「生きている この何でもないことに躓(つまず)かねば 幸せなんてわからないんだ」という浅田正作さんの言葉から。いつもの赤松先生のお寺の掲示板にあったもの。私たちは、朝、目が覚めて、顔を洗って、食事をして、その体が消化してくれて、トイレに行けて、歩けて、笑って、生きている。このなんでもないことには感謝もしなければ喜びもしない。「当たり前じゃないか・・・」と平然としている。でも、私のように、便が出ない、尿も出ないとなると大変だ。おなかがパンパンに張ってきて、呼吸ができない、動けない・・・などということになってしまう。なんで、この幸せに気づかないのだろうか。この幸せを知っているのは、「生きていることに、つまづいた人」、「あたりまえでない」と知った人・・・。「今がある」ということを自覚するのが下手な私たちだけれど、「今あるものの大切さ」に気づいて、これからを生きていきたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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