まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

良いことも みんな忘れて 散る枯れ葉

2019年11月15日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は今期最低の5度から15.5度、湿度は76%から46%、風は1mまら3mの西の風が少しばかり。明日の16日の香川県は、引き続き、高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 118/71/63 36.3c-99% 69.8Kg 1021hPa,5c,61% 相変わらず身体が重くて歩くのが辛い。食べるのも飲むのも控え目にしているのに体重だけが増加している。

 

 さて、今日は奥方が定例の公休日。午前中に来客があるというので、今日の予定は全く入っていない。そうそう、今朝のさぬき市は今季初の5度という冷たい朝になった。

 

 だからと言って布団にくるまって寝ている訳にもいかないので、部屋の掃除をしたり、燃えるゴミを片付けたりと動き回っていたが、その割には一向に片付かないもどかしさ。

 

 さて、来年の国民の休日・・・というものを見ていたらば、7月に「スポーツの日」という休日ができて、10月の「体育の日」という休日がなくなっている。

 

 来年のカレンダーを見てみても、確かに7月24日は「スポーツの日」になっていて、23日の海の日と連休になっている。

 

 来年の「ダイアリー」を見ても「スポーツの日」となっていて、四連休になるらしい。これは、いったい、どうしたことじゃろうかと調べて見たらば、

 

 7月24日は、「東京オリンピック」の開会式が行われる日だから、「スポーツの日」になったらしい。そういえば、10月10日も「東京オリンピック」の開会式から生まれた「体育の日」という休日であったような。

 

 さて、今日は奥方がお休みだと言うことで、「かき揚げうどん」でのお昼になった。ま、私も食欲が無いと言うことで、こういうものでもよかろうわい。

 

 で、お昼前になって、「TEIJIN」さんから、酸素圧縮機の定期点検ということで担当者がやってきた。半年に一度、こうした定期点検があるらしい。

 

 これは、心不全対策として心臓内科から借りているもので、毎月レンタル料をお支払いしているもの。ま、本来は「酸素ボンベ」を使用するのだが、それは重いし高価なために、自宅で、自宅の空気中から酸素だけを抽出して圧縮して鼻から吸い込むものである。

 

 最初は、「こんなもの、面倒くさくて・・」と思っていたが、今は精神安定剤みたいな気持ちですやすやと眠れるようになった。反対に、これがないと不安になって、入院先でも酸素吸入をするようになった。

 

 午後からは、年賀状対策用に、「Windows-7」という古いノートPCを探し出してきて、これに、新しく買ったプリンターを接続使用としたが、さすがに、「7」はイヤだと嫌われてしまった。だから、年賀状の宛先印刷は旧型のプリンターで、裏面の本文印刷は、新しいプリンターで印刷することになった。ああ、ややかしや、ややこしや~・

 

 でも、例年は120枚くらいの年賀状だったが、来年からは、その半分にする。親戚の数も大幅に減ってしまったし、体調を崩してからは出かけることもなくなったし、講演会や法話会やらもお休みさせていただいている。

 

 今日の掲示板はこれ。「今日もまた 人の死したること聞くも 驚きもせで 生きておる我」というもの。いつもの赤松先生のお寺の掲示板から。だんだんと喪中欠礼のはがきが届くようになってきた。そんなハガキが届いても、「あ・・・」と思う程度でさほど驚きもしなくなってくる。「今日もまた、人の死したること聞くも、驚きもせで 生きておる我」。最近、芸能人や歌手やら俳優さんあたりが相次いで無くなっているが・・・さほど驚きもしないし、涙なんぞも出てこない。今朝も「朝イチ」で若い俳優さんが亡くなったとの「訃報」だったが、「ふ~ん」と聞き流している私がいた。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


ようやくに 秋は来にけり 山の寺

2019年11月14日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は、瀬戸内側では湿った空気や寒気の影響で概ね曇り、雨の降っている所があった。気温は14.5度から19度、湿度は82%から52%、風は5mから3mの西北西の風が少しばかり。明日の15日のさぬき市は、高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 124/82/62 36.5c-94% 68.6Kg 1017hPa,24c、58% 体調はますますおかしい。今日は眠気がひどいし、喉の痰も多い。身体は重たいし、夜中にはおしっこは出ずに、朝から30分ごとにトイレに行くのも苦行のようだ。出ないのも辛いが出るのもまた辛い。

 

 さて、先々月あたりからインクジェットのカラープリンターの色がおかしくなってきた。インクを換えてみたが良くもならないので、年賀状シーズンを控えて、安いカラープリンターを買ってみた。型落ちの8,000円ほどのものである。

 

 これを、Wi-fi に組み込むのに難儀をした。途中で何度もトイレに行くし、おしっこにも走る。どこまでやったのかが分からなくなる。その合間にエラーメッセージが出る、アラームが鳴る。

 

 でも、なんとか、お昼前には Wi-fi に組み込みも出来た。

 

 働く男も腹がへ・・・・減らない。そんでも軽く「かけうどん」を流し込んでお昼にした。

 

 さて、昨日の民児協の役員会の席上、この名札が話題になった。少ない人数だから、名札はいらんじゃろうと言う人も居れば、新任委員さんが半数以上にも入ってくるので名札は必要じゃろう・・ということで、これを私が作ることになった。

 

 名札たって、こんなに立派なものじゃ無い。それに身内ばかりだからと、簡単なものでいいとおっしゃる。でも、いざ、作るとなると、幅や高さや長さが気になるところ。

 

 ま、それなりに作ってみて、プラケースに合わせることにした。

 

 色も白ではつまらないからというので、淡い緑にしてみたり、

 

 淡いピンクにもしてみたり。ま、お遊びと言えばお遊びにも見える。

 

 しかしのかかし、一日に2,000ccもの尿が出るのに、体重は減るどころか増加している。おなかの張りもなおらない。前立腺の手術をした時には足のむくみも消えてほっそりとした足になったのに、またぞろ足のむくみも見えてきた。私の身体の中には何が生まれて育っておるのじゃろうか。

 

 今日の掲示板はこれ。「秋の紅葉は美しいけれど 光があるから目に映える」というもの。雨の日や曇った日に、大窪寺の紅葉を見ても少しも美しくは見えない。同じものなのに、晴れていれば美しいと感じ、曇っていれば少しも美しいとは感じられない。まさに光があるからこそ、目に映えるのである。真っ暗な闇夜に紅葉を見ても、紅葉は見えない。真っ白な濃霧の中や朝霧に立ちこめるあさぼらけの中でも紅葉は見られない。そこに闇夜を切り裂くような光が 差し込んできたとき、ものごとの姿が現れて輝き、秋の紅葉が浮かび上がる。それこそが真実であり、それこそがまことである。私たちの生きるという誠は美し いけれど、さらに、それを照らし出す「光」があるからこそ、輝いて見えるいのちなのである。

  

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


秋風が 吹いて山辺の 忘れ物

2019年11月13日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、気圧の谷や湿った空気の影響で夕方から曇り、夜遅くは雨の降る所がある見込みらしい。気温は11度から19.9度、湿度は80%から60%、風は1mから3mの東の風が少しばかり。明日の14日のさぬき市は、寒冷前線が通過するため明け方は雨が降る予想で、その後は高気圧に覆われて次第に晴れる見込みなのだとか。

 

 117/66/64 36.5c-96% 68.8Kg 1016hPa,22c,56% 体調は芳しくない。相変わらずおなかが張って体が重たい。尿の量も思ったほどには出てくれない。

 

 重い身体を引きずって、今日は古本・古布なんぞの回収日。私が古本を片付けるのを、そばで業者さんが待ち受けている。お金になりそうなものは先に回収してしまうらしかった。

 

 その後、お手紙を頂いていたうどん屋さんのキャンペーンに行ってみた。送料無料というのが嬉しいサービス。

 

 お店の中は無料のおうどん試食サービスやら粗品をもらう中高年男女の大混雑。呉れるものならばなんでももらう。ただのものならなんでも食べるというすさまじさ。

 

 私も粗品をいただいて帰ってきた。ただし、お歳暮というか「お礼」品物はちゃんとお願いをしてきた。

 

 と言うわけで、今日のお昼は「ふじ麺」の「しっぽくうどん」になった。野菜の煮込みうどんである。

 

 午後からは、町内にある「さざんか荘」という老人ホームでの「定例会」になった。民生・児童委員の大川地区定例会である。今日が、今期の最後の定例会になる。

 

 この老人ホームも近年から建て替え工事が行われていて、ほぼ、工事も完成したということで、見学会を兼ねての会になった。

 

 今日で、このメンバーの会合はおしまい。来月からは新しい委員さんが10名ほど入ってくる。つまりは、この中から10人が退任していくということである。

 

 会が終われば、施設長の案内で施設内の見学である。完成したばかりだから広くて衛生的で合理的にできている。

 

 ここもはや、85床中85人、特養でも50床中50人と満床だというし、待機老人が大勢居るのだとか。

 

 それが終わると、別場所で役員会。来期も残る「再任者7名」が集まって、来期の役員人事。私は、この日におしっこ袋を提げて出るのはかなわないと、なんとか、この日に間に合わせてもらったのだが、いかんせん、身体の調子は芳しくない。

 

 ああだこうだと、7名が8つの椅子を巡って議論したが、大人同士だから、最後には落ち着くところに落ち着いた。私は「会計」という役職で納得した。会長や副会長という器では無い。パソコンさえあればお仕事になる会計が妥当なところだ。

 

 今日の掲示板はこれ。「ゆっくりだからこそ見えるもの えられるものも たっくさんあるよ」というもの。車で走ってしまえば何も見つけることはできないけれど、自分の足で、ゆっくりゆっくり歩いてみれば、思わぬものが見えて来る。あけびの実や落ちたクリの実や、思わぬものが見えてくることだってある。そんなものを、じっくりと見つめ続けてゆきたいものだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


もみじ葉 を染めて山路は 霧の中

2019年11月12日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は14度から19.6度、湿度は80%から59%、風は4mから1mの西の風が少しばかり。明日の13日のさぬき市は、高気圧に覆われて晴れるけれど、気圧の谷や湿った空気の影響で夕方から曇る見込みらしい。

 

 128/66/63 36.6c-97% 68.1Kg 1018hPa,25c,58% 体調に進展はない。相変わらずおなかが張っているし体が重い。

 

 今日もまた県立病院にやってきた。今日は「消化器内科」の藤原新太郎Drの診察があるという。予約時間は11時からだったが、いろんな検査があるだろうからと、10時過ぎに病院に入った。

 

 すると、すぐに診察があるから、お茶は控えてくださいとのこと。すぐったて、今はまだ10時過ぎでっせ~。予約時間は11時からの筈。まずは様子を見たいから・・とのことらしい。

 

 ドクターは昨日のCTスキャンの画像を見ながら・・「あ、肝硬変ですね。お酒はやめてくださいよ」と、いきなりの上から目線。そんなことを言われても、今まで「肝臓」だの「肝硬変」だのという診断はなかったのに・・。

 

 その証拠付けのために「採血」が何種類かあった。

 

 その後は、「内臓超音波検査」だったが、順番があったようで1時間ほど待たされた。その間に二度もトイレに走った。そうそう、昨日にバルーンを抜いたばかりで、昨夜は、「バルーンを抜いておしっこが出なくなった」という夢を見た。また、今日もバルーンを入れるんかと憂鬱になったけれど、朝になればなんともなくて尿はきちんと出る。

 

 超音波検査はこんなもの。おなかにゼリーを塗りたくって、リーダーで電波を発射し、その反射波をリーダーで受診して映像化するもの。船舶などのレーダーと同じようなもの。

 

 私らが見てもなんだかわからんが、専門の技師やドクターならば、それがくっきりと読み取れるらしい。その結果・・・、私は「肝硬変の予備軍」であって、今はまだ「肝硬変」ではないが、酒はやめろの一点張り。結局の薬局で、「ノンアルコールビールならば」ということで交渉成立。

 

 でも、それだけではおさまらないのか、今月末には、「大腸内視鏡検査」をするのだと言って聞かない。これも苦しい検査だからと何度も諦めた検査。そろそろ、年貢の納め時かなぁと同意した。

 

 しかしのかかし、今日の検査でも、私のおなかの張りや身体の重みというものの原因究明には至らなかった。おへそから下の臓器の張りやむくみではないような気がする。

 

 へそから上、首から下・・・というと何があるのか。泰山鳴動してネズミは行方知れず・・・。

 

 生理検査室にあったポスター。これくらいならば許容量・・・という数字だそうな。

 

 今日の掲示板はこれ。「不幸なできごとを肥料として人生を深める」というもの。いつもの赤松先生のお寺の掲示板から。「人生を円相で考える」不幸なできごとを肥料として人生を深める 自分で自分を拝めるような生き方をする いつお迎えにきていただいても結構 どんな状況も正念場として受けて立つ おかれている場所はどこでもよい、そこでどう生きるか よく生きるとは「今はよくない」と気づくことなどのお話が書かれている。青山 俊董(あおやま しゅんどう、昭和8年(1933年)1月15日[1] - )は現代日本の曹洞宗の尼僧。愛知専門尼僧堂堂長。その著書「泥があるから、花は咲く」は、幻冬舎単行本(幻冬舎plusでの読書にはインターネット通信(オンライン)環境が必要)。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


木枯らしが 野山を駆けて 心にも

2019年11月11日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は概ね晴れていたが、上空の寒気の影響で昼過ぎまで雨の降る所があった。気温は11.5度から19.3度、湿度は74%から60%、風は1mから7mの西南西の風が一時は強く吹き荒れていた。明日の12日のさぬき市は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 120/82/66 36.6c-97% 67.9Kg 1009hPa,18c,70% 体調は依然として芳しくない。おなかが張って体が重く歩くのが辛い・・・。それに昨夜は恐ろしい夢で眠られず、寝不足気味みたい。

 

 とにかく何とかしなくては・・・と、いつもの県立病院にやってきた。病院には8:45分に到着した。

 

 まずは、どうしたらいいのかとBブロックの受付で聞いてみた。今日は予約診察でも無ければ救急処置でも無い。とりあえず「再来受付機」で受付をしてきてくださいという。今日は、「バルーン=尿道残置式カテーテル=尿管」を引き抜いてもらってフリーになるお願いにやってきたことである。

 

 尿管を引き抜くだけだからと三番目に処置をしてもらって、あのやっかいな「採尿バッグ」からお別れをした。今夜は安眠ができそうな気分。なにせ、ホースなんぞがおちんちんに当たったり触れたりすると痛いし、神経痛みたいな痛みが走る。

 

 それが終わると、今度はAブロックの受付に行って、心臓内科の受付をしてもらった。一応型どおりに、血圧・脈拍・酸素濃度・体温なんぞを図ったりする。その後、CT検査があるというのでレントゲン検査室に行った。今日は採血や採尿はない。

 

 おなかの輪切り写真を撮影する装置である。これも数分で済んだ。

 

 あとは、だらだらと待つばかり。やはり、予約診察の人が優先らしい。その間に氷水を飲んだり、冷たいお茶を飲んだり、トイレに何度も行ってきたし・・・。

 

 11時半からのドクターの診察になったが、診断はいつもと同じ。「あなたのおなかの中身は内臓脂肪だらけです・・」という冷酷な返事。確かに、ここ最近は病室や安静ばかりで運動不足は仕方が無い。でも、そんだけじゃないだろう。

 

 ということで、明日は、「消化器内科」の診察を受けることになった。うーむ、それだけじゃないだろうに。

 

 ということで、今日の会計になった。ところがである・・。こういう表示から動かない。つまり、225番が私なのである。私の会計処理に戸惑っているのだ。

 

 「なんで・・・」と考えていたら、「あ、酸素圧縮機のリース料金・・・」ということに気がついた。

 

 そうなんだ、月に一度は、この酸素圧縮装置のリース料金が請求されるのだ。今日は臨時の飛び込みの診察だと思って財布の準備はして来なかった。数千程度で済むだろうと考えていたからだ。そこで急いで、近くの銀行に走ってお金を引き出して戻って来た。

 

 ところがだ。今日の大ばか第一号だが、引き出した「四万円」のお金がない。どこにもない。確かに病院の駐車場では見かけて掴んだのは覚えている。

 

 ところが財布にもポケットにも鞄の中にも四万円がない。そこで、会計担当者に、「済みませんが、来週の予約診察日にお支払いしますから・・」と、お詫びをしたが、どうにも腑に落ちない。そこで、総合窓口のお姉さんに、「銀行で下ろしたばかりの四万円がなくなったんですが、ここへ拾って届けてはくれていないでしょうか」と相談してみた。

 

 なんだかんだの質問があったけれど、無事、拾ってくれていた方があって、私の手元に四万円が戻って来て、無事、お支払いも完了した。慌てていると、何をしたのかさえ覚えていないものだ。

 

 今日の掲示板はこれ。写真写りが悪いのは高さと光線のせいだと思う。「一人よがりの生き方は 広い世間を狭くする」というもの。そうとはわかっていながらに、「オレが、私が・・・」と言っててしまう。電車の中で化粧をする。電車の中で平気でおかしやパンをむしゃむしゃと食べる。紙くずやゴミは平気で捨てる。他人様のことなんぞ眼中にはない・・・・。スーパーやホームセンターの身障者用駐車場に平然と車を停める中高年のおじさんやおばさんに娘さん。そういう世界になって しまったんだろうか。でも「わしがしなければ誰がする」(平櫛田中)でもある。自分が頑張るのは当然だけど、回りを見る余裕を忘れちゃいけない、と自戒する今日この頃である。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


行き先の ある温かさ 秋の暮れ

2019年11月10日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は11度から17.4度、湿度は82%から54%、風は1mから3mの東南東の風が少しばかり。明日の11日のさぬき市は、気圧の谷や前線の影響で概ね曇り、朝は雨が降り、雷を伴う所がある見込みらしい。

 

 118/79/73 36.4c-93% 67.2Kg 1015hPa,22c,56% 体調はいいとも悪いとも言えないが、おなかの調子がなんだか不審。おしっこは3,000mlも4,000mlも出るのに体重は減らないばかりか増えている。

 

 いまだに、こういう採尿バッグを装着しているのだが、奥方の指示で昨夜から入浴はできるようになった。だが、ドクターの指示が無いので、これを外せない。明日の月曜日にでも外して欲しいとお願いしたいところ。

 

 もう、血尿らしきものも血塊らしきものも見られなくなった。退院して一週間、救急処置で再挿入しても一週間。そろそろ、よろしいのではないのかと。

 

 とりあえず、手持ち無沙汰だと昨年の年賀状を整理してみた。そろそろ、「年賀状終い」にしてもいいのじゃないのかという人が何人もいた。そういう整理の時期にあるのかも知れない。

 

 だから、ビシビシとデーターを削除することにした。寂しいけれど仕方の無いことだ。

 

 いろんなことで出会い、いろんなことで別れ、それでもしっかりと残っている年賀状データ。そろそろ、断捨離というか電子遺品の整理というか・・・。

 

 そうはいいつつ、来年のカレンダーを100円ショップで買ってきた。会社員時代にはカレンダーも日記帳も手帳もふんだんに頂いたものだが、最近は商店も減ったしお店も無くなってカレンダーをくれる所はなくなってしまった。

 

 これはスーパーの本棚にあったものを買ってきた。これには潮の満ち引きや農作業のけじめ、昔の行事やならわし、それに旧暦の日付が載っている。そうそう、先日には「立冬」が過ぎたばかり。そういう自然のけじめがよくわかる。

 

 今日は「木村食堂」の「まつたけ風味かけうどん」にした。ノンアルコールビールも飲んでみた。今日は「祝賀御列」のお祝い日ではないか。

 

 それも形ばかりになってしまったが、いわゆる「ダイアリー」である。会社員時代からずっと使い続けているもので、20冊ほどになっている。

 

 会社員時代にはA4版だったが、退職してからはB5版になっている。そんなに書き込む要素がなくなったのだ。

 

 しかしのかかしだ。おしっこは、水分を飲んでしばらくしたら、それに近い尿が出ることが体験的に分かってきた。だから、3,000mlも4,000mlも出てくるのだ。でも、それにしては体重が減らずに、しかも増えていると言うことはどういうことなのか。ある薬剤師さんは、「肺に水が貯まっているのと違うの?」というし、奥方も、「最近の呼吸の仕方がおかしいよ」と言う。明日、心臓内科のドクターに相談してみたいものである。

 

 今日の掲示板はこれ。「生きるとは呼吸することではない。行動することだ。」という、ジャン=ジャック・ルソーの言葉から。ただただ日々を無駄に過ごしていることは、意味がない。意味が無いということはその一日を生きた意味が無いとも言える。そんな日々を、明日も明後日も、まだまだ積み重ねるのかどうか。ジャン-ジャック・ルソー(1712年6月28日~1778年7月2日)は、フランスで活躍した]哲学者、政治哲学者、作曲家。哲学や倫理学、人間学、自然学の他、音楽や音楽理論、文学や文学理論、舞台芸術などの芸術分野など、幅広い関心を持ち、多方面で独自の思想を残している。啓蒙思想の時代にあった18世紀フランスで活躍し、百科全書派の一人に数えられている。「人間不平等論」、「社会契約論」などで民主主義理論を唱えた。「新エロイーズ」などで情熱の開放を謳ってロマン主義の父と呼ばれたし、「エミール」では自由主義教育を説いている。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


秋晴れに 凜と胸張る 銀杏の木

2019年11月09日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温が9.5度から19度、湿度は82%から54%、風は1mから2mの北西の風が少しばかり。明日の10日のさぬき市は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 117/78/64 36.4c-97% 67Kg 1019hPa,17c,64% 体調に変化は無いが身体が重く体重も増加している。その割に、尿は3,400mlから4,000mlと多い。これだけ排出すれば3Kg から 4kg は体重が減るのが道理。それなのに微増だが増え続けている。

 

 さて、築13年も経てば、電気器具やら暖房器具なんぞも壊れてくる。ウッドデッキの腐食から始まり、冷蔵庫・風呂の給湯器・ガスレンジ・壁掛けテレビなどが相次いで壊れて交換してきた。今度は石油ファンヒーターだという。そこで奥方の提案で、ガスファンヒーターか、ガスストーブにしようかと話になった。

 

 そこで、来週の火曜日の午後に、ガス屋の営業マンに来ていただくことになった。もう、灯油を買って運ぶことに疲れたのだという。大量ならば運んでもくれようが、1シーズに2缶から4缶程度だから申し訳ないほど。やはり、自分で運ぶしか無い。

 

 なんだかんだと言いながら、それでもようやくに、秋たけなわという時期になってきた。

 

 さて、私たちの観光ガイドチームの「公式ホームページ」をPC版からスマートフォン版に切り替えようと作業を進めているが、なかなかにおじいさんにとっては難解でやっかいな代物なのだ。

 

 新しいリーダーは、Gmail やら Google を自由に乗りこなしていくのだが、中国古代の竹藪の仙人みたいなおじいさんには、それが理解できない。こうした画面すら出てこないし、この Gmail の段階で、「木村某太郎」という個人IDの網に捕まってしまって先にも後にも戻れない。この右側のアイコンが表示されないのだ。

 

 「木村様 いつもありがとうございます。管理者です。GoogleChromeは最初にログインしたアカウントに紐付けられます。云々・・」という連絡を受けて、それまでの、「Fire-Fox」からのログインをやめて、

 

 旧式の「IE(Internet Explorerは、マイクロソフトがかつて開発していたウェブブラウザである。)」でログインしてみた。

 

 すると、どうだ。Gmail にも、Googleカレンダーにも、Google-ドライブにもアクセスできるではないか。

 

 なんだなんだ、こんなことだったのか。

 

 早速に、グ-グルドライブに「大窪寺班」のフォルダーも作ってみたし、

 

 その中に、昨日の「JR関連団体特急体験」の画像もアップしてみた。下り坂あれば上り坂あり。物事は少しのヒントで視野が大きく広がるものだと実感をした。

 

 今日の掲示板はこれ。「ふみはずし 迷いとまどいきた道も ふりかえみれば佛になる道」というもの。お釈迦さまは心と体の関係を「琴」にたとえて考えられた。「琴の弦は、緩んでいては良い音色を奏でることは出来ない。これは欲望に自らをまかせた生活である。ここに本当の安らぎはない。しかし、弦は張り過ぎると切れてしまう。それは自らの命を失うような苦行の生活だ。ここにも、本当の安らぎは存在しない。」欲望に任せた自堕落な生活でも、命を失いかねない苦行でもない「ちょうどいい張り具合」にこそ、本当の安らぎがあるのだと感じたお釈迦さまは、苦行を離れ、身体を癒し、菩提樹の木のもとで坐禅に入られた。そして一週間の後、ついにお悟りを開かれたのであった。私たちの五悪も五逆もみんなみな、私たちたちが生きていく上で必要な善玉の悪。私たちの迷いもとまどいも、それは私が生きて行く上で大切なことだった。そのことこそが、私が私なりに・・・佛になるための要素であったと思われるのだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えると、いいね。


イチョウ照る 狛犬談義の 寺の庭

2019年11月08日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は寒気の影響で曇っていたが、昼過ぎからは高気圧に覆われて晴れてきた。気温は14.5度から16.8度、湿度は84%から50%、風は1mから3mの東の風が少しばかり。明日の9日は高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 115/69/68 35.9c-97% 66.2Kg 1018hPam20c,60% 体調に改善は見られないし、大きな変化は無い。毎日3,000mlから4,000mlの尿が出ているのに体重は増加する一方。私の身体は何でできているのだろうか。

 

 さて、余りのおちんちんの痛さに耐えかねて、定休日の奥方にお願いをして県立病院まで連れて行ってもらった。しかしのかかし、私はどこに行って何と言えばいいのだろうか。

 

 再来受付ではないし、外来診察でもないし、救急患者でも無い。すると、正面に「院内案内」と書いた腕章の看護師さんが居たので、「かくかくしかじか・・」とお話しをすると、

 

 受付に案内してくれたが、いつもは無愛想な受付のお姉さんが、「あら、木村さん、どしたん??」と言いつつ、各所に電話をしてくれたが、あいにくと担当らしきドクターがいない。そこで、「院内案内」の看護師さんが、「それなら、どうぞ」と、診察室を開けてくれた。

 

 いつもの泌尿器科の診察室である。「はい、ベッドに横になって・・」と、ズボンを一気に引き下げて「あらまぁ・・・、これは痛いわ。化膿しよるよ・・」と、いいつつ、「奥さん、奥さん」と、うちの奥方を呼び込み、「今度、こうなったら、ここらあたりに絆創膏で止めてね」と、おちんちんをわずか15度ほど傾けて絆創膏で止めておしまい。

 

 今までの、あの痛みがまるでうそのように消えてしまった。絆創膏の張る位置だけの問題であったのか。「お支払いは?」というと、「ええのええの。看護師がやったこと。ドクターには報告しとくけど」で幕。ああ、なんと、今までの看護師さんとは大違いの観音様みたいな看護師さま・・・。

 

 お昼は、奥方が同僚からもらったという「仙台そば」をいただいたが、全く痛みは消えてしまった。その後も少しの痛みも無い。絆創膏の位置の問題なのか・・・。

 

 元気を取り戻した私は、お昼からは大窪寺に向かった。「JR関連団体特急体験」という20名ほどの団体さんのガイドである。ところが、大窪寺班からは誰も来ない。会長と私はやきもき・・・。そこへ一行さまのご到着。会長が挨拶なんぞをしてから山門へ案内。

 

 そこへやってきた前田チーフガイドのガイドが始まった。聞けば、「ええ、20名くらい、わし一人で大丈夫!!」とのこと。そういう問題ではないのだが。

 

 二天門あたりの紅葉はまだまだ、これから。ここでもひとしきり講義があった。

 

 心配された大窪寺境内の銀杏はこの通りのあざやかさ。一週間から二週間遅れくらいだろうか。

 

 私は顔出しだけして帰るつもりが、班員がいないのではガイドもさみしいだろうと、しばらくお付き合いしてから先に山を下りてきた。苦しさや痛みは全くないのだが、体重が増えてきたからか身体が重くて歩きづらい。

 

 大窪寺の紅葉はこれからが本番だろうか。

 

 今日の掲示板はこれ。「一年前の悩み事、言える人、いますか?」というもの。あぁ、そうだなぁ~。悩みのど真ん中にいるときは、不幸のどん底にいるような気分になるけれど、いつのまにか忘れてしまっているよなぁって思うことがあるもの。私も、数年前、左目の白内障という大きな悩みと苦しみを抱えていて、不安の渦中にいた。でも、山を乗り越えてしまうと、悩みというものが杞憂だったことに気づかさる。そんな当たり前のことを、身をもって感じられたとき、悩みの内容というか深さが変わるのではないのだろうか。時間の経過が悩みを薄めてくれるとは言わないけれど、悩みの種というものは、いつまでも悩みの種として残ってはいるけれど、でも、あるときふと過去を振り返ったとき、「あれ?あんなに悩んでいたけど、いつのまにか気持ちが落ち着いていたなぁ」ってこともあるものだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


あれこれと 迷いっぱなしの 秋の暮れ

2019年11月07日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は9度から19.5度、湿度は88%から58%、風は1mから3mの西南西の風が少しばかり。明日の8日のさぬき市は、寒気の影響で曇るけれども、次第に高気圧に覆われるため、昼過ぎからは晴れる見込みらしい。

 

 98/62/62 36.9c-93% 65.8Kg 1013hPa、18c、65% 体調に進展は無い。

 

 さて、昨日は泌尿器科の診察日だったが、その日のお昼過ぎから、またしても尿が全く出なくなった。昨日はバルーンの太いものに入れ替えて、血塊が詰まらないようにしたのにも関わらず、どこかに何かが詰まったみたい。

 

 で、奥方と二人で救急処置室に行って若い看護師さんに洗浄をしてもらったり、カテーテルの入れ替えもしてもらった。安心できるまで入院をさせて欲しいとお願いしたが、ほんのかすり傷みたいなものだから、入院させるには及ばないと返されてしまった。せっかく、入院セットも持って行ったのに・・・。

 

 で、リビングの一角にある畳の間6畳で、私は寝泊まりすることになって、

 

 とうとう、ここが私の書斎兼事務室になってしまった。

 

 さて、愛用してきた、このペンタックスのコンデジ(コンパクト・デジカメ)の調子が悪くなって電源が入ったり入らなかったりする。

 

 そこで、同じタイプの防水機能付きカメラをお安く買った。

 

 先に、緑色のカメラを使っていたが、落としたり忘れたりで、これで5個目である。

 

 今日のおばかさん第一号はこれ。内臓脂肪を取るためだという「防風通聖散」だが、普通は、まず、口に水を軽く含んでから顆粒剤を口に投げ入れて、さらに水で流し込むのだが、今日は、なんと、コップにこの顆粒剤を投げ込んでから、一気にコップの水で流し込もうとしたが、重い顆粒だから、みんな、コップにひっついてしまって、口の中には一割ほどしか入らなかった。後の薬は洗面所で洗い流すしかなかった・・・。

 

 血尿も少なくなって、普通の尿のように見えるようになってきた。まだまだ、安心はできない。

 

 まだまだ、アルコールは無理だからと、今日も「ノン・アルコール・ビール」を買って来た。なんだか、これでも酔っ払ったような気になるから不思議だ。

 

 さて、どうにも、おちんちんの先っぽとカテーテルの接触部分が痛くてたまらない。若い看護師さんが急いで挿入したためか、限りない痛さだ。病院に聞くと、「慣れるしかないです」という。それは何度も聞いた。で、ドラッグストアで、何か痛み止めはないかと聞いてみたが、「病院がそういうならば、それしかありません」と相手にもしてくれぬ。お薬手帳を見せても、うちには薬剤師はおりませんからわかりません・・とにべもない。

 

 今度の予約日は11月の18日だが、それまで、こんなものを付けて会議や買い物にも行けないし、とにかく痛くてたまらない。それだし、一日に4リットルくらいの尿が出るのに、なぜだか体重は少しも減ってはくれない。おかしいな、まほさん。

 

 今日の掲示板はこれ。「迷惑をかけるなと教えるのは倫理道徳 迷惑かけて生きていると教えるのが宗教」というもの。いつもの赤松先生のお寺の掲示板から。人間は、親のもとにオギャーと生まれ、母乳をもらい、おむつを替えてもらうなどの世話を受けながら育ってきた。自分では何もできず、夜泣きで親は眠れないなど、それこそ迷惑をかけてばかりだった。やがて立って歩き、言葉を覚え、大きくなってきたが、親にとっては、夜泣きで眠れなかった夜までもが大切な思い出となった筈。大きくなる過程で、時には親に反発したり、親とケンカしたこともあっただろう。嬉しいこと、楽しいこと、悲しいことなど、その人の生きてきた人生は、親や兄弟、親戚と培ってきた何ものにも代えがたい年月であり、たくさんの人びとの思い出が詰まっている宝箱だったはず。人間は、広いつながりの世界で支え合って生きている。そうである限りは、家族という小さな社会においてさえ、誰にも迷惑をかけずに生きていくことは根本的に不可能なのだ。もし、心から周囲に迷惑をかけて申し訳なかったと思うのであれば、その気持ちを率直に表現すればよいだけのこと。家族の世話にならないといけないとしたら、「ありがとう」と素直に言って世話になる。感謝の気持ちを表すことで、周りの方と新たな何かが生まれてくるに違いない。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


やれやれと お荷物下ろす 緋南天

2019年11月06日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は9度から18度、湿度は89%から54%、風は0mから1mの南の風が少しばかり。明日の7日のさぬき市は、引き続き高気圧に覆われて晴れるが、午後は気圧の谷の影響で雲の広がる時があるらしい。

 

 102/62/58 36.1c-98% 65.8Kg 1015hPa,18c,60% 体調に進展は無い。

 

 今日は泌尿器科の検診日である。通常の検診日は11月の18日であるが、先日の3日に救急搬送されて仮処置をしてあるので、再度、ドクターの診察を仰ぐものだった。今日のおばかさん第一号は、寒いからと、あれこれと着込んで行ったのだが、車から降りようとすると金縛りにあって動けない。なんまんだぶつでも南無大師遍照金剛でも動けない・・・。どうしたものかとよくよく考えたら、シートベルトを外していなかったのだった。

 

 病院に入って受付をすますと、すぐさまに中央処置室に呼び込まれて採血になった。これは幸先良いぞと思ったのだったが・・・、

 

 採血はすぐに済んだのだが、「採尿」もあるという。

 

 採尿たって、おちんちんにはバルーン(カテーテル)が入っている。どうやって採尿するのかと看護師さんらと問題になった。

 

 例えなんだが、採尿バッグというのはこういうもの。長いホースが膀胱につながっている。その真下にバルブの付いた排尿口がある。バッグが一杯になれば、ここから尿を捨てる訳だが、看護師さんはいとも簡単にここから採尿カップに流し込んで一件落着。多分、そうするんだろうなぁとは思ったけれど。

 

 それから、待つことおよそ1時間。今日は泌尿器科は混んでいた。というのも、泌尿器科は週に月曜と水曜しか診察日が無いからだ。

 

 病院に入ったのが10時だった。それから、先日の入院費用の支払い(100,060円/6日)を済ませていた。やはり差額ベッド料金がしっかりと上乗せされていた。で、採血なんぞを済ませたのが10:25分。診察が始まったのが11:45分。

 

 救急処理で使われたカテーテルは細いし、これがキズ面に接触しているというので、新しく、一回り太いカテーテルに交換した。太くすることで、血の塊が詰まらないようにするためらしい。また、位置もエコーを使いながら慎重に場所を固定した。

 

 一連の処置が終わったのは12時35分だった。で、これが私の会計番号だが・・、

 

 ということで、ここでもしばらく待たされた。11/3の救急処置費も合わせての請求になるらしかった。救急処置費だとお値段するのかなぁと思ったが、そちらは770円に本日分が1480円で、合計2,250円だった。本日の医療費は102,310円になった。

 

 その後、町内の調剤薬局で「止血剤」を処方してもらった。前立腺周辺の出血を止める薬らしい。こちらは450円。

 

 お昼は、隣町にある「うどん亭・いわせ」に行ってきた。もう、13時半を過ぎていた。

 

 今日も控え目に、「かき揚げ天ぶっかけうどん」で580円だった。やれやれだ。

 

 今日の掲示板はこれ。「自分自身すら自分の思うようにはならない。まして他人を自分の思うようにしようなんて無理な注文である。」というもの。今日のおなか具合とか体調はまったく自分の思うようになっていない。なかなかに頑固な自分すら自由にはならないのだから、まして他人様が私の思うままに動くはずがないではないか・・・。後頭部を殴られたような衝撃的な言葉ではないか。

 

じゃぁ、また、明日、会えると、いいね。


生かされて サザンカの香に 安堵する

2019年11月05日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は今期最低の9.5度から17度、湿度は86%から57%、風は0mから1mの西南西の風が少しばかり。明日の6日の香川県は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 118/62/59 36.5c-99% 65.4Kg 1020hPa,16c,68% 体調に改善は見られない。

 

 我が家にはベッドが無い。ないと言えばウソになるが、二階の物置に解体して投げ込んだまんまだから、おいそれとは運び出して組み立てはできない。でも、採尿バッグは低い方がいいということで、我が家のリビングにある和室で寝泊まりすることになった。ここだと、30Cmくらいの段差があるので、バッグは床に置いて寝ているが、その環境がいいのか、ぐっすりと寝ている。

 

 昨夜も19時に寝て、今日は奥方がお休みだからと朝の7時まで寝ていた。ちなみに、これが私の医療用バッグで、血圧計、酸素パルス計、体温計が入っている。

 

 正式には「パルスオキシメータ」というが、酸素濃度を測定する物で、指に挟むだけで酸素パルスが計れて脈拍まで測定できる。この場合、パルス98%、脈拍60ということになる。あくまで目安である。

 

 今日のおばかさん第一号。交通安全キャンペーンでもらった眠気防止の「注意んガム」をなめていたらば、材質が古かったものか、入れ歯や歯茎や歯などにくっついてくっついて・・・。洗面所で歯ブラシで洗うこと洗うこと。ガムがベトベトになってまとわりついて。

 

 奥方が午後から「買い出しに行くわよ~」というので、くっついて行った。まずは、食材費や当面の医療費やらを引き出して・・・。

 

 ドラッグストアで、私のおむつを買うことになった。いやいや、まだ、おむつは必要ないのだが、おちんちんと挿入したカテーテルの間から、わずかながら血尿がにじみ出て、下着を汚してしまうからである。当面はおむつも尿取りパッドも必要ないと思っているが。

 

 で、介護士である奥方が選んだのがこれ。明日の診察によれば、もう、いらなくなるかもしれないし、永久に必要になるかもしれない場面。

 

 でも、大人用の介護おむつかもさまざまなものがあって、目移りして何が何だかわからんようになってしまう。まさか、この私が、紙おむつの御世話になるとは・・・。

 

 奥方の本命はこれ。当面の食材の仕入れである。

 

 その後、スーパーによって、奥方のビールと・・・

 

 とりあえず、今晩の「ノンアルコールビール」。ドクターは、飲んではいけないとか、アルコールはダメとは言わなかったのだが、さすがにこれだけの出血だから、アルコールは控えておこうかと。大きな声では言えないが、小さな声では聞こえない。「小豆色の血尿」が、一日に4リットルくらいは出ている。これは大変な出血だと思うが、今のところ、貧血気味でもないし、なんら支障は出ていない。それだったら、4Kgは体重が減るはずだが、体重の変化は無い。おかしいな。

 

 ちなみに採尿バッグは、奥方の手提げ袋の古いものに入れて、パソコンバッグについてた肩紐ベルトで肩からぶら下げている。わずかに見える黒いパイプが導尿パイプで、黒いテープを巻き付けて血尿が見えないようにしている。

 

 今日の掲示板はこれ。「目で見え 手で触ることのできるものしか 信用できない人は 世界の半分も手にしていない」というもの。確かに、愛だの夢だの幸せだのという目にも見えず手でも触れないものはいくらもいくらもある。そんなものを信じない人は世界の半分以下も手にできないことだろう。天国も地獄も信じないのだろうし、閻魔さんや奪衣婆や赤鬼青鬼とかお地蔵様やお浄土という観念すら持ち得ていないことだろう。

 

じゃぁ、また、明日、会えると、いいね。


青イチョウ 映して手にする 杓の水

2019年11月04日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は15度から18度、湿度は82%から57%、風は1mから3mの北西から西の風が少しばかり。明日の5日の香川県は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 119/79/80 37.1c-91% 65.6Kg 1017hPa,20c,70% 体調に進展は無い。

 

 さて、先週の火曜日に泌尿器科で「前立腺肥大」ということで、前立腺の中をきれいに削り取ってスカスカにした。これで、おしっこが出にくい症状は解決された筈。ところがおしっこは出ないし、体重は増加する傾向にあった。

 

 昨日の午前中は順調に排尿もできたし、身体に異常はなかった。でも、お弁当を頂いて、14時過ぎに山寺を出た。その直後からである。全く尿が出なくなった。トイレで座っても立っても、尿は一滴も出ないばかりか血尿が一滴二滴垂れる程度。お風呂で温めてもダメ、冷たい氷水で冷やしてもダメ。

 

 で、奥方が帰宅するのを待って救急搬送。いつもの県立病院である。もう、おなかは破裂寸前みたいにパンパンになっていて、救急隊員も驚いていた。救急車の中でも、一応、血圧や脈拍酸素係数などを測定する。でも、何度乗ってもガタガタと揺れて乗り心地のいいものではない。

 

 救急車で救急処置室に運び込まれて、血圧や脈拍や酸素計やと一連の処理を終えて、「バルーン挿入」が決まった。

 

 「バルーン」と一般的に使っているが、正式には「尿道留置式カテーテル」と言って、上の図のようなものである。これを尿道に差し込み、前立腺を通過して膀胱まで送り込む。上図にはないが、もう一本のパイプがあり、そこから注射器で空気を送り込むとバルーンが膨らんで尿が排出される。その時、尿が抜けていくとおなかが楽になり、呼吸も楽になる。でも、「留置式」だから簡単には抜いてはくれない。

 

 当分は、このような袋を提げての行動になる。今度の受診は連休明けての6日の水曜日である。でも、今日は大事な日。大窪寺班のメンバーに挨拶をして事情を話し、今日は欠席する旨を伝えて、午後からの「ステップアップ講座」の資料もお願いしておいた。

 

 今日は、さぬき市商工観光課主催の「観光ガイド養成講座」の第四回目大窪寺実地研修の日である。普段には立ち入ることのできない「大師堂」外陣を使っての講義が行われた。

 

 まずは、大窪寺槇野住職から、大窪寺の由来・歴史なんぞのお話しがあり、大窪寺全体のお話しがあった。三国伝来の錫杖も見せていただいた。

 

 二コマ目は、「四国作家同人」代表の市原信夫先生による「四国遍路と上がり三ヶ寺」についての講義があった。

 

 三コマ目は、大窪寺班の前田チーフガイドから受講生に対して、大窪寺の境内案内と、ガイド手法の講義があった。

 

 午後からは、一般会員向けの「ステップアップ講座」である。今度は、大窪寺班のメンバーが会員さん有志に向けて、大窪寺の建物の説明やら、「なんで札所というのか」などの講義をしていく。

 

 ここでは、さまざまなほとけさまや仏像の役割なんぞを説明している。このようにして、20名ほどの会員さんに大窪寺ガイドの手法と大窪寺のみどころなんぞを説明していた。

 

 今日の掲示板はこれ。「生きているということは 死ぬいのちをかかえているということ」というもので、「東井義雄」先生のことばである。いつ訪れるかわからない「死ぬいのち」をかかえて生きているということは、「生」そのものが当たり前でない、ただごとではないということを知ることで、初めてうなずくことが出来る言葉である。そしてそれは、「死ぬいのち」があるからこそうなずくことが出来るのではないだろうか。あの、3月11日の東日本大震災では、一瞬にして多くの方々のいのちが失われた。そして、今でも厳しい現実に身を置かれている方々が沢山いらっしゃる。しかし、さまざまな情報が流れ、さまざまな問題が浮上してきている中で、情報だけに振り回されている私たちがいるように思う。今回の掲示板の言葉は、では、私は今何をすべきなのか、何を考えるべきなのかを問われているような気がするのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


まだ早い 山寺のもみじ のんびりと

2019年11月03日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は気圧の谷の接近や湿った空気の影響で概ね曇っていた。気温は13度から19.6度、湿度は92%から63%、風は1mから2mの北西の風が少しばかり。明日の4日の香川県は、寒気や湿った空気の影響で概ね曇る見込みらしい。

 

 116/78/61 36.2c-95% 65.8Kg 1017hPa,18c,64% 体調に進展はない。

 

 ご案内の通り、今日は「さぬき市へんろ88ウォーク」の日。観光ガイド大窪寺班の班長としては「顔出し」と「挨拶」くらいはせなならん・・・と、大窪寺に出かけてみた。調子が悪くなれば、すぐにでも帰れる態勢を敷いての布陣である。

 

 会場設営なんぞは仁王門から監視と指示。ま、会場準備は10時前には整った。ガイド班は6名、境内案内が10名などという態勢での運営開始。

 

 大窪寺の境内の紅葉は遅れているのかまだまだ緑一色。だから観光客もあまりやってこないし、ウォークラリーの参加者も午後からになる人が多い。

 

 ところがよくしたもので、6人、4人とガイド希望者が現れて、今度はガイド不足になって、お客さんの呼び込みをしばらく休まざるを得なくなる始末。一応、ガイドは前後か左右にと二人一人組体制だったのだが、これからは、一グループ1名でガイドできることが必要かなぁと実感。

 

 それも時期が重なると、ガイドが全くいなくなる時間帯ができてしまうのも事実。そのあたりの兼ね合いが難しい。

 

 各コースの紹介は、①3カ寺完歩コース(約26km、約6時間)さぬき市役所~88番大窪寺までベテランコース。②へんろ道コース(約11km、約3時間)は前山おへんろ交流サロン~88番大窪寺までの中級用コース。③結願コース(約5km、約1時間30分)は旧多和小学校~88番大窪寺までの初心者コース。

 

 待望のお弁当はこれ。少し前までは。おうどんのサービスであったのだが、大窪寺周辺では、残った排水やお湯を捨てる場所がないとかで、去年からお弁当に変更されている。

 

 わくわくとしたが、おりしも体調がよくなく、お弁当もお茶も飲まずに途中下山してしまった。弟は、すぐさま、病院に行けと言うのだが、明日もまた、大事なお仕事が待っている。

 

 とにかく、奥方が帰るのを待つしか無い。それが、今夜は遅番だから遅くなる・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「頭が下がる 頭を下げる 同じようで大違いである」というもの。私達は、自分にとって何らかの利益をもたらしてくれるものには頭を下げるけれど、それ以外のものに対しては頭を下げることなどあまりしないもの。しかも、心の中でそれが損か得かを素早く計算して「得」の答が出た時だけ頭を下げることが多いようだ。また、自分は愚か者であるとか、罪深い者ですと言って、暗い顔をしてうなだれる人がある。それは、実は頭を下げたくない心で頭を下げさせられているだけのことで、負けたくない心でしぶしぶ現実に負けていることを認めている劣等感の表れに過ぎない。そのような心の葛藤がよけいにその人を暗くしてしまうのだ。同じ頭を下げるのでも、嫌々ながら下げるのと、自然と下がるのでは相手に対する印象もかなり違うように思われた。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。 


毎日が 生きるいのちの 野辺の草

2019年11月02日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は14.5度から18.5度、湿度は78%から48%、風は1mから4mの東の風が少しばかり。明日の3日の香川県は、気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇る見込みなのだとか。

 

 118/68/69 36.5c-92% 65.1Kg 986hPa,23c,55% 思ったよりは体調は良くならない。やはり依然として身体が重たいがおなかの張りはない。

 

 昨日、お昼前にドクターが尿管を引き抜いた。今回の尿管は太かったようで、仮のおしめは血まみれになっていた。それだし、尿道がちくちくと痛い・・・。その1時間後くらいには250cc、その1時間後にも225ccの血尿が出たが、その後が大変だった。

 

 日勤の看護師さん達が帰った後、尿意を催してトイレに座る前に血尿が走ってしまう。おもらしである。だから下着も病衣もピンクに染まる・・・。それが何度でも何度でも。着替えても汚れるだけだからと、そのままにしておくのもみっともない。

 

 そこで、今夜のお泊まりの看護師さんに相談するが、「そんな話は聞いたことがないし、お薬はドクターから聞いていません」と、つれない返事。「それでは、今夜も寝られないじゃないか」というと、「我慢するか、慣れるかしかないです」と愛想も責任も関心もないようなお返事。たまりかねて、「紙おむつを貸してください」と頼み込んで、ようやくに紙おむつを用意してくれた。

 

 すると、どうだ。ベッドに入っても、横になっているせいか、尿意は全くないし、痛みもない。20時過ぎからぐっすりと寝て、朝の5時半まではトイレタイムはなし・・・。おむつのせいか、暖かさのせいか、安心感のせいか・・・。全く、不思議なことだ。

 

 でも、朝になって立ち上がれば、昨夜とおんなじ・・・。10分おきにトイレに走るが出る量はわずかなもの。ほとほと、精神的に参ってしまう今回の一件。

 

 とりあえず、朝食を食べ終わったら帰ってよろしい・・・と言われていたので、8時からの朝食を事務的に機械的に食べて終わる。食欲もなにもない。

 

 スタッフステーションに行って、担当看護師さんに部屋の確認をしてもらって、忘れ物もないということで退院になった。今日は土曜日で会計はお休みだから、入院費は後日、お好きなときにどうぞ・・・という。私は何のために、一泊を追加されたんだろうか。

 

 ともかく、術後観察・・・みたいなことだったような気がするが、ともかく、なんとなくなんとなくの退院になった。今度はこの18日に予約診察がある。それまでに、どうなるのかが問題ではある。

 

 我が家に帰っても誰もいない。いないが、持って行った着替えや薬やらコップやらお箸やらをそれぞれに片付けていく。洗濯物は洗濯機に投げ入れておく。持って行ったPCや周辺機器もそれぞれに結線していく。そうして、普通の私の生活に戻る。戻れないのが10分おきのトイレタイムだ。こればかりはどうにもならん。

 

 お昼を食べてから、大窪寺へ行ってみた。明日の「さぬき市へんろ88ウォーク」の現場である。こういうとき、車の中では全く平気。尿意を催せば林の中で「立ちション」をすれば、ピンクのシャワーが輝いてきれいだ。それも普通に出る。全く、私の身体は不思議ばかりだ。

 

 この仁王門前に、さぬき市がテントを用意してくれる筈。そこが、私たちの観光ガイド案内所になる。今はまだ、何の用意も無い。ただ、しかしだ。病院ではスイスイと歩いていたのに、この石段が上れない。明日までにどうにかなるじゃろうか。

 

 一行は、ベテラン組のさぬき市役所発と、中級者用の前山活性化センター発と、全く初心者用の旧多和小学校発の三ランクになっているそうな。だから、私たちは10時半過ぎから14時過ぎまでに到着した人たち相手にガイドをするお役目である。

 

 今日の掲示板はこれ。「生きることに満足せずして 何に満足するのか」というもの。人間の根本的なことは「生きる」ということ。それには「食べる」ということが必要になり、「生き抜く」という力が求められ、そこから更に「学習」だの「経済」だの「文化」だの」「宗教」だのが求められる。この地上にあるすべての生き物は、「生きる」と言うことに「満足しなくては」次のステップが踏み出せない。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


ようやくに 霜月の戸が 開けられた

2019年11月01日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 

 東かがわ市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は12度から22.5度、湿度は90%から59%、風は2mから4mの西北西の風が少しばかり。明日の2日の香川県は、引き続き高気圧に覆われて晴れるらしい。

 

 117/78/62 36.0c-96% 65.4Kg 体調に変化はなし。オペが終わっても体重は減らないし、おなかの具合も変わらない。足のむくみがとれたくらいのもの。そんなに簡単には治らなわいわよ~と奥方は言うのだけれど、こんなに拷問みたいな苦しい目をしてきて、「そんだけかい」。

 

 昨日の夕食である。なんの変哲もない食事なのだが・・・。

 

 昨日はハローインだということで、手作りカボチャのマフィンが付いていた。これは奥方へのお土産になった。

 

 今朝はワクワクして5時半には目が覚めた。今朝で洗浄用の点滴が終わる。その後、回診によって尿管の引き抜き、尿量測定が終われば退院のはず。

 

 朝食も、味も香りも全く気にせず、ただ、機械的に口に放り込むだけ。気持ちは我が家に帰れることばかり。

 

 ところが午前9時半には洗浄液の点滴が終わったのに、担当の看護師さんは何もしようとはしない。そのうえ、あろうことか、看護師長がやってきて、「今日、手術が行われているので、すぐに部屋を変わってほしい・・」という。「いや、退院だ」「いいえ、まだ退院ではありません」の押し問答。

 

 点滴台も取り上げられて、がらんとした部屋である。いや、私にしても、明日は何の用事も約束もない。でも、この病院で寝るのはいやなだけだ。点滴ポンプはエラーメッセージを流し続けるし、1時間おきに看護師が見回りに来るし・・・。全くの寝不足だ。

 

 ドクターにも事情を話し、担当看護師にも話をして、今日の退院になりかけたその時、ああ、悪魔のような奥方が現れて、「いいじゃないの。泊まりなさいよ。」の一言で幕・・・。この110号室は明け渡しになった。すぐに代わりの人が運び込まれてきた。

 

 問答無用で、私は端っこの小部屋に移らざるを得なかった。というのも、尿管を引き抜いたために、血尿が出るのだそうだ。その赤さとか色合いをチェックするためだそうで、赤よりも薄くなっていくのを確認したいがためだそうだ。黒くなっていったら一大事だそうで。

 

 ということで、一番安い個室を用意してくれて、今夜は点滴もなく、看護師の巡回もないという。つまりは、別荘での一泊をプレゼントされたみたいなもの。さりとて、することもないので、早めに寝てしまおうと思っている。

 

 今日のお昼は、「しっぽくうどん」だったが、柔らかすぎておうどんらしくない。讃岐の人はこんな腰のない、伸びすぎたうどんなんぞ食べるものか。そこで、奥方に食べてもらったら、「おいしいよこれ」と、黙々と食べていた。ふん!

 

 私は、お野菜ばかりを食べて、魚も残した。帰れると思っていたのに帰れなかったせいか、食欲がまるでなかった。

 

 で、明日は、朝食を食べて終わったら、そのまま、退院してよろしいという。今夜の治療も観察もない。明日の血圧測定も体重測定もない。私は何のために、ここに残らねばならぬのだ。

 

 今日の掲示板はこれ。「人生に確かなことなんてない。それだけが確かなことなんだ」という「ビューティフル・マインド」からの映画の中の台詞から。全く、人生に確かな事はひとつもない。そのことだけが確かなことなんだ・・・。全く、それを思い知らされたこの一件であった。

 

じゃぁ、また、明日、会えると、いいね。


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