「万年 初心」 真に生きる人は 「驚き易きなり」と蓮如上人はいわれた。新鮮な驚きを感ずるのは、精神の若さである。
「一つことを聞きていつも珍しく初めたるように信の上にはあるべきなり。ただ珍しきことを聞きたく思ふなり。一つことを幾度聴聞申すとも珍しく、はじめたるようにあるべきなり」
蓮如上人御一代記聞書より
先日 S住職さんが「門徒と名のる初老の紳士が玄関へきまして・・・」
話を聞くうちに門徒さんではないことを住職さんは感じとったらしく事なきを得たらしいが
巧妙なお話をして現金をいただくのが狙いのようですと・・・
住職だけでなく坊守も 門徒かどうかは話せば気づくし
話の内容でつじつまが合わないことにも気がつく
だが相手は 自分自身は巧みに門徒らしく振舞っていて 気づかれないと思い込んでるのがなんとも情けない
うちの寺の近くのお店に 善然寺の門徒となのるお客が時々現れると聞く
風貌や名字を聞いてもうちの門徒さんではないのだが・・・
その方たちは ちゃんとお金は支払っているらしく被害がないからいいのですが
写真は ご門徒さんが山口の実家から頂く貴重なお仏飯米です。
ありがたいことです。