善然寺よもやまばなし

横浜の浄土真宗本願寺派(お西)のお寺です。
電話 045-741-2351
http://zennenji.com/

鬼の木のお話の巻

2013-04-14 | Weblog

本日と明日は松山先生の雅楽の教室があります。

興味のある方は是非どうぞ~お待ちしています。

上記写真は実家(鬼木/名字がおにき 住所は鬼の木)の玄関にある狛犬・・・・ラブラブ狛犬

石でできて丈夫なため子供の頃背中にしがみつき おんぶしてもらって遊んだような記憶が

こちらはいつでも玄関でお客様のお越しをニッコリ笑って出迎えます。

ユニークなお顔です。石ではない狛犬もあり最も古いのは求菩提山の資料館に貸出中で展示公開されています。

熊野麿崖仏のお顔もどことなく笑ってるように見えます。

このお顔に似た俳優さんいるね~

これは豊前のマスコット「カラス天狗」

我が家の子供が幼いころから豊前に帰ると

必ず「カラス天狗だ~」と元気な声で叫んでいたアイドル的存在

豊前の宇の島駅や道の駅 浄福寺の近くに立っていて皆さまのお越しをお待ちしています。

右手で掲げているのは経典と思います。

その昔 浄福寺のもっと山側・求菩提山周辺は修験道の地でした。

求菩提山・くぼてさん・・・・お仏飯のような形の山と言われています。

求菩提山にも石の階段が頂上まで積み上げられていますが 

熊野麿崖仏にも人間になりたかった鬼が積み上げたが願いが叶わなかったみたいなお話が解説に書かれていました。

どこにもあるお話なんですね~

求菩提山のお話も

鬼が人間になりたく約束通り

夜明け前までに石段を積んだが あと少しのところで(人間になったら暴れて大変だろうと) 鶏の真似をしてコケコッコーと鳴き 鬼は間に合わなかった人間になれなかったと思い 鬼は山から下り

その悔しさを木に抱きついて泣いた木が鬼の木という伝説があります。

その木は実家から離れたところに今もあると思います。大木で中は空洞だったような・・・・

鬼が名字にあっても住んでいる人は心の優しい人間です。

鬼が名字についていても友達からいじめられたことや ゲームで鬼ばかりなどもなかったですよ~

 

コメント
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