気分転換

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日常を気楽に綴っています。

松陰神社と萩城城下町

2013年10月11日 | 旅行

バスは山口県に入りました。

山口県も7月後半の豪雨による被害はそうとうなもので

田んぼは土に覆われ山や道路が崩れていました。

安倍総理の選挙区山口県。

すぐに来られて復興の支持をされて帰られたとのことです。

 

道の駅でトイレ休憩をして向った先は

かまぼこやさんでした。

「関東の方は小田原かまぼこが有名でしょうが

ここは製法が違うのでこちらもお試しください」

とお店の方がバスの中まで入られて説明がありました。

小田原かまぼこは蒸してありこちらは焼いてあるのだそうです。

NHKの「ためしてガッテン」で美味しいかまぼこの食べ方というのが

放送された時に、ここのが使われたとの事でした。

かまぼこは、やや厚めに「1cm1mmに切る」のが

一番美味しいのだそうですよ。

美味しそうなのでおみやげはここのかまぼこにして

クール宅急便で自宅に発送してもらいました。

これでおみやげの心配は無くなり荷物も増えずに帰れます。

ここは移動がちょっと長い距離でしたがあのカリスマガイドさんのお陰で

飽きることなく過ごせました。

でも皆さん歩いてお疲れなのかお弁当のあとはお休みの方も・・・

この日は一番後だったので良く見渡せました。

 

夕方着いたのはこの日最後の見学地

松陰神社 です。

江戸時代末期の毛利藩、藩士の吉田松陰を祀った神社です。

明治40年に門下生、伊藤博文らによって建てられました。

境内には松下村塾や松陰幽因の旧宅、歴史館などがあります。

ここは明治維新に関係した松陰の門下生たちが沢山学んだ場所です。

ガイドさんの説明によると部屋に入りきれない人たちが廊下にまであふれ

松陰の講義?を受けていたのだそうです。

いつも思うのですがもっと事前に基礎知識を入れておけば説明も

興味深く聞けたと思うと残念です。

歴史に強い夫はきっと私とは違った見方で見学できたのでしょうが・・・

 

2日目も早朝から日暮れまで目一杯観光しました。

宿泊は萩温泉郷で海辺のホテルです。

窓の外は海。

景色の良い所でしたがすぐに日が暮れて真っ暗になりました。

海辺の散策時間はありませんでした。

夕食は「ふぐ会席」です。

普段食べる事のないふぐ料理でしたが最近珍しい

畳の広間でお膳での食事。

やっぱり食事はテーブルがいいな~

足が辛い~

朝食も同じ配膳でした。

毎日食べている家での朝食と似ています。

これに家では納豆付きで・・・

左上のおしゃれな土鍋?は普通の目玉焼きでした。

 

最終日、あさは8時に出発しました。

最初は「萩焼会館」

萩焼の実演と、お店ではたくさんの焼き物を売っていました。

萩焼の特徴は糸底に切れ目を入れてある事です。

記念に一つだけ夫の湯のみを買ってきました。

年配の奥様が

「もういろいろ処分しなければならない年齢だから

新しいのは買わないの」と話していました。

食器はたくさんあってもつい買いたくなる物の一つです。

衝動買いは控えたいですね。

 

バスの中からは最近テレビのCMで見かける明倫小学校が見えました。(ダイワハウスの)

このCM好きです。

この歴史ある小学校、まだ現役で使われているのが素晴らしいですね。

9月23日にNHKのドラマ「はじまりの歌」にもでていました。

ガイドさんが「嵐の松潤がロケにみえて大騒ぎになりました」

と言っていましたが。

終わってからの情報では何にもなりませんね~

情報が新しくないブログですみません。

 

萩城城下町に着きました。

ここの散策は途中までガイドさんに引率していただき

その後自由散策になりました。

幕末に活躍した名士の名前があちこちで見られ、

歴史好きの方には興味深い町並みです。

高杉晋作の誕生した家などは10時から見学できるのですがまだ10時前

人が少なくて散策には良かったのですが早朝で入館できる所がありませんでした。

もう一度もっとじっくりゆっくりと散策したい場所です。

 

山口県はここで終わり、次は広島県に向いました。

もう一度訪れてみたい山口県。

津和野や秋吉台にも行ってみたいです。 


石見銀山

2013年10月11日 | 旅行

日にちばっかり過ぎて今さらですが・・・

折角の旅行、記録だけは残しておきたくて。

 

鎌倉時代(1526年)に銀が発見され、江戸時代に本格的に開発。

明治(1923年)まで栄えた銀鉱山遺跡です。

2007年7月に世界遺産登録

「石見銀山遺跡とその文化的景観」

「歩きやすい靴で参加してください」

と言われたのはここの観光があったからです。

あのヒールのパンプスの方どうしたのでしょう?

 

バスは街並み地区と銀山地区の真ん中辺の駐車場に着きました。

ここから片道2.3キロ歩いて龍源寺間歩まで行きます。

間歩(まぶ)とは・・・

銀鉱石を採掘するための坑道です。

今の様な機械で掘るわけではなく人の力には驚きます。

石見銀山には大小合わせて600もの間歩がありますが

ここでは2番目の大坑道とのことです。

 

行きは遊歩道を歩きます。

緑の森の中を正に森林浴。

川に沿って歩きます。

足の弱い方はこちら方面は参加されていなかったようです。

元気な人達だけ。

ガイドさんも添乗員さんも来ません。

この間はどこかでご休憩なのでしょうね。

 

龍源寺間歩に到着しました。

本来は600メートルあるそうですが平成元年に157メール

が観光用に公開されました。

手彫りのノミの後もそのまま残っています。

真ん中は観光用に作られた出口に近い通路です。

帰りはバスがある場所まで3キロ歩きます。

レンタサイクルもあり自転車を使っている方もいましたが

同じツアーの方はみんな歩きです。

 

大森は町並み地区になっています。

武家や商家、社寺仏閣など様々な建物が混在している所です。

石段を登ったお寺からはその町並みが見渡せる場所がありました。

赤い瓦の屋根が多く見られます。

ここを歩くと目立たないようにリノベーションされたステキな

古民家カフェやレストランなどもありました。

自販機も雰囲気に合わせてカバーされていました。

 

ここのお土産はこれらしいです。

沢山の色紙が飾ってあり取材の方は必ず立ち寄るお店のようです。

鉱山で働いていた方が食べていたという「げたのは」

これが、素朴な味で以外と美味しかった。

ここでのメインは、国指定重要文化財の豪商屋敷

「熊谷家住宅」

1801年建築で30以上の部屋があるそうですが

じっくり見学する時間もなかったので通りから覗かせていただきました。

間歩に行かなかった方はこの辺を見学されていたのでしょう。

資料館などもありました。

約5キロよく歩きましたが疲れはありませんでした。

約2時間の見学でしたが、個人で行ったら美味しい物をお店で食べたり

もっとのんびり歩いてじっくり見学したり、

4時間のコースとガイドブックにありました。

 

そろそろお腹もすいてきました。

バスツアーは盛りだくさんでとにかく時間がありません。

お昼ご飯はこの日も次への移動中にバスの中でお弁当です。

もう一ヶ月も前なので忘れていましたがこのコロッケが美味しかったのを思い出しました。

 

移動中にバスの中から見えたのは

世界最大の砂時計、仁摩サンドミュージアム

一年計砂時計。

以前、町や村に配られた「一億円、ふるさと創生事業」によるものだそうです。

2度目の豪雨に襲われた島根県、その直後だったために渡る川は

何処も岸から岸まで水が一杯でした。

景色としては綺麗ですが水の被害をあちこちで目にしました。

島根県はこれで終わり、次は山口県に向います。