気分転換

祖父母と孫の日常を
気楽に綴っていきます。

台湾滞在記 5

2016年01月24日 | 台湾

昨日の台湾は雪のニュースで持ちきりでした。

高い山には雪が降ることもあるそうですが普通?の山もうっすらと
白くなっています。

テレビのテロップでは「明日は寒さのため〇〇小学校は休校になります」
とずっと流れていました。

娘と「寒くて学校が休みなんて 考えられないね~」と話していたら
どうやら台湾の学校には暖房設備が無いようです。

こんな寒さ想定外なのかもしれません。

 

昨日は迎えも兼ねて、再度たくさんの差し入れを持って来てくれました。

そしてお誘いのあったみかん狩りに総勢10人で行ってきました。

みかんと言っても日本のとはちょっと違ってみかんと甘夏の間のような感じです。

皮がちょっと固いのですが中は甘いです。

伯父さんの知り合いの農園で自分たちで採ったのを買ってきました。

と言っても私には誰かが(多分お義母さん)買ったのを
分けて持たせてくださったのですが、、、

 お義母さんの兄妹家族は仲が良くとっても賑やかです。

今回は5家族中、4家族が参加していました。

1日、思いっきり中国語のシャワーを浴びてきましたが
全然わかりません。

何しろ知ってる言葉が少なすぎるのでたまに知ってる単語が
聞き取れても会話にはなりません。

その時は漢字の組み合わせによる筆談です。

これが意外と通じ合えるんです~

漢字とっても役に立つのですが最近思い出せなくて書けなかったり(泣)

こちらの方、皆さん漢字力すごいですよ~

難しい字をスラスラと並べます。

 

すごい量のみかんの箱を2台の車に積み込んでお昼ご飯に向かいます。

山の中腹にある大きなレストラン。

駐車場にはうっすらと雪が積もっています。

大きな円卓がいくつも並んでいて皆さん大人数でワイワイと食事をしていますが
ナント、暖房設備がありません。

寒さに慣れていない台湾の方々、ダウンをもっこもこに来て
マフラーを巻いたままの 食事風景は笑えました。

一緒に行った伯父さんによるとここに雪が降ったのは初めてなのだそうです。

大人も子供も大興奮なんです。

誰が最初にしたのかわかりませんが車のフロントガラスに小さい雪だるまを
乗せて走り周りの注目を浴びています。

私たちの乗って行った車にも伯父さんの所の若者たちが作っていました。

これは、台湾の風景とは思えませんね~

ここは山の中腹なのですがもっと上まで行ったらたくさん積もっているみたいで
帰るとき上りの車が大渋滞になっていました。

雪を見に行く車のために交差点には警察官が交通整理です。

お祭り騒ぎです。

雪を初めて見る人も多いのでしょうね~

 

台湾は今、みかんとイチゴの最盛期です。

観光農園ではみかん狩り、イチゴ狩りで賑わっていたのですが
観光客は寒さで震えアイスクリームなどは売れていませんでした。

変わって暖かいスープやコーヒーなどで温まります。

帰りにイチゴの観光農園に寄ってくれましたが寒くてお土産の
お菓子を買って暖かいスープを飲んで早々に退散しました。

手伝いに行きながらせっかく台湾に来たのだからと1日楽しく遊ばせて
くださった親戚の方々、本当にありがたいです。

そして感じたのは台湾の方々とてもフレンドリーでスキンシップが多いのです。

坂道や慣れない道路の横断時にはすぐに腕を組んでくれるんですよ。

みんな優しいです。

一番びっくりしたのは大きな道路をみんな赤で渡ってしまい私がもたもたしていたら
20代前半の息子さんがこんなおばさんと腕を組み一緒に渡ってくれました~

台湾の男性はマメで優しい人が多いです。

食事も女性陣は座ってぺちゃくちゃおしゃべりしているのに
男性陣がお茶を運んだりメニューをオーダーしたり動き回っています。

異文化に驚くことも多いですが良い経験をさせて頂いています。