昨年は行けなかった能生祭り。2年ぶりの訪問だ。天気が下り坂で、心配された。祭りの「お上り」が出発する区民会館へ行ってみると、挙行されるとのこと。宮司さんのご挨拶と柏手によりスタートする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/00/8aa23a79c788b51e9384e9614feb754f.jpg)
準備万端で、貝吹きによる「三番貝」で「お上り」が出る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/61/c56475c12524831329d6d07917180850.jpg)
雨も少しずつ落ちてきたが、構わず行列は進んでいく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/c9/375b726c557f32566db297dbc167cc33.jpg)
境内に着くと、獅子舞連中に出迎えられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/4e/b3b38ad5b3d4e486a39d4a318611299c.jpg)
諸行事は粛々と進められていく。まず、舞台上では修祓。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/e0/6de75078bf9ebf79dd320ad36cb62d5a.jpg)
そして拝殿前では「七度半の使い」も始まる。神使が白丁の持つ竹に先導され、社人のお出ましを待つ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/68/a0b16626fcc4dc36807194b46b0f3d5e.jpg)
社人が出ると、口上を述べる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/6a/8b67d8d643515f55c89571ef5b8d57fa.jpg)
7回述べた後、神使が黙礼すると、ヤーっという声とともに獅子舞が飛び出す。拝殿前でまず無音のままの舞。そして笛と太鼓が入り、しばらくすると舞い始める。そして「御神嚮」が開始される。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/4d/6fa57559c3bd2da46f4ea3a46dd5b045.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/1a/f232a481c714147525ef7a3ddde935ab.jpg)
3基の神輿もゆっくりと進んでいく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/13/adeaebd9b29356cab18c8bbb98ac358e.jpg)
これが正午過ぎまで舞われる。途中から5人の稚児も列に加わる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/d1/9057d33a360062b4a17fb5743c1176bc.jpg)
そして午前中のハイライト、「お走り」を迎える。これは、今までスローで進んでいた行列が、三の神輿につく社人・兵部に「神が乗る」と、ヤーという声とともに一斉に走り出す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/9c/d4ed86450b59b9867eafba7c1f1f8161.jpg)
そして「御旅所」に神輿を走り入れるのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/1e/611f14e229d83dcd304e65a5dd7ed4db.jpg)
これが終わると「供神餞」となる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/5e/91ebbff66ddf6503fff0d708f3ece654.jpg)
六社人が板の上を往復して、拝殿から神輿へ供物を運ぶのである。
その後、境内の秋葉神社で「黙礼式」となる。大祭準備ができたことを案内するのだ。この時の使いは社人・大部で、秋葉神社前で挨拶(黙礼)が済むと社司と大部とがクルッとまわって占いをする。社人が早いと豊漁、社司が早いと商家繁昌なのだそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/ad/3e369f17a024a0e1dcddf2a620b69f31.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/7f/24b28b20c4843ec1b73c39ad9cb68dc7.jpg)
いつも、どっちが勝ったのかよく分からない…。
さて、神輿の前で「大祭」が済むと、いよいよ舞楽が始まる。
まず「振舞」。稚児二人舞。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/3e/ab5a80084a237553e9f15772f0db56ac.jpg)
舞台を清める意味もある、神聖な舞だ。
続いて「候礼」。稚児四人舞。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/c9/20ee01cdeac12b47f77bd7bda7fe8b21.jpg)
「振舞」と同じく、白い上衣に赤の袴が楚々とした雰囲気。
続いて「童羅利」。年少の五の戸による稚児一人舞。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/56/75181017a74d89c3cbff767316ea60cd.jpg)
身体には不釣り合いな感じの面は、能面風。
次いで「地久」。稚児四人舞。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/8a/022902528e226239ad123b246ddf6c5f.jpg)
最も格の高い舞。上衣はややクリーム色がかったものになる。
そして「能抜頭」。大舞一人舞。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/6a/3bfaac1922b3e8c1667c3508ffc12b9c.jpg)
赤と黒の縞模様が印象的。
続いて「泰平楽」。稚児四人舞。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/f8/ebcba34ded618122d6b655db6c1ac4f2.jpg)
大規模な舞。鉾や太刀をもって舞う。
中入り後、大舞二人舞の「納蘇利」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/38/0b2bc6107f57ec33d3b4a3a13664d10f.jpg)
双龍の舞ともいわれる通り、竜が戯れる様であるという。白地に赤と青、水色の縞模様が独特だ。
続いて「弓法楽」。稚児四人舞。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/f2/f1d317eded21fc186d3d04bb2d6f4d9d.jpg)
途中で矢を放つので、それを手に入れようとする観客のテンションが上がる。
続いて「児抜頭」。稚児一人舞。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/9a/b885c50d4942212bbd177487f7a87be1.jpg)
これは、リーダー格の一の戸が舞う。何とも優雅に舞う。個人的には、清楚な雰囲気でしっとりとしたこの舞が感動的だ。そして舞台正面から、一の戸の両親が見守る姿もいい。
そして、稚児舞の最後「輪歌」は、二の戸から五の戸までの稚児四人舞。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/a5/7dfd8e514107acab9ecd3f41a4dec287.jpg)
手には花を持つ。可憐な舞だ。しかし、この舞の退場だけは、橋がかりを舞いながら楽屋へ入る。そして次の「陵王」に切れ目なく続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/35/f106f761b9c4b84ea47140c0afeac613.jpg)
このとき、観客からは「がんばれ~」とか「まだまだ~」といった声がかかる。稚児舞の終わりを惜しむのと、陵王のお出ましをじらすかのようだ。「まだまだ」の声がかかると、稚児達は照れながら舞っている姿が愛らしい。しかし近年のお稚児さん、特に最後に入る二の戸の涙する姿を見かけるようになった。どんな気持ちで舞っているのだろう…。聞いてみたいものだ。
そして最後の演目となる「陵王」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/ff/8d7b7ea70d976cdd675da9ef2c7abfc5.jpg)
これは、何とも奇怪な陵王だ。全身真っ赤な衣で、中啓を右手に持つ。左はずっと剣印のままである。そして頭はシャグマ。橋がかりでの舞がほとんどで、舞台での舞の部分は少な目に感じる。大きな袖を広げるように舞うのも独特。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/89/8f266378efc43e676c093d919192d966.jpg)
特に舞台上での前半の舞が終わる直前に「日を抱く手」がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/88/1bc9bac93a18505ade93f0bb18d51da2.jpg)
日本海に沈む夕日を招き返すというものだ。何とも神秘的だ。これは「没日還午楽」と結びつけているが、現行の蘭陵王には似た所作はない。
ここで楽が一端休止し、舞台上での舞が始まる。ぴょんぴょんと跳ねる「カラストビ」や、足を一直線上に揃えて歩く「チドリガケ」といった所作がある。何とも修験道の匂いを感じさせる。
そして「テズテズを踏む」という所作の後、舞台から再び橋がかりに出て、舞いながら退場する。ここからは、観客が一体となって、楽屋への入るのを惜しむかのように、榊を橋がかりに叩きつけ、「まだまだ~」と、舞を続けさせる。あたかも「乱声」のようである。陵王はやはり憑依したところで、楽屋へ飛び込む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/d6/7ab8ca13874d33106e5849eb4c74302c.jpg)
すると橋がかりが外されて、御旅所から神輿を拝殿へ担ぎ込み、神様を下ろす。これが「お旅帰り」と呼ばれ、祭り最大のクライマックスである。
神様のいなくなった神輿は再び御旅所へ戻されるが、ここで神輿をあおる。境内の観客の高揚した声が「ヤッショーイ」の連呼になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/35/51d30d0041e8e2a1b0cc2b96c92f357b.jpg)
これで舞台での祭りは終わりとなる。
テンションがマックスとなった境内も、さっと静かになって、稚児の「お下り」の行列となる。
能生祭りへは何回出かけただろう。初めておじゃました平成2年から20年以上。いつまでもお訪ねしたい祭りだ。
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準備万端で、貝吹きによる「三番貝」で「お上り」が出る。
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雨も少しずつ落ちてきたが、構わず行列は進んでいく。
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境内に着くと、獅子舞連中に出迎えられる。
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諸行事は粛々と進められていく。まず、舞台上では修祓。
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そして拝殿前では「七度半の使い」も始まる。神使が白丁の持つ竹に先導され、社人のお出ましを待つ。
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社人が出ると、口上を述べる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/6a/8b67d8d643515f55c89571ef5b8d57fa.jpg)
7回述べた後、神使が黙礼すると、ヤーっという声とともに獅子舞が飛び出す。拝殿前でまず無音のままの舞。そして笛と太鼓が入り、しばらくすると舞い始める。そして「御神嚮」が開始される。
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3基の神輿もゆっくりと進んでいく。
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これが正午過ぎまで舞われる。途中から5人の稚児も列に加わる。
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そして午前中のハイライト、「お走り」を迎える。これは、今までスローで進んでいた行列が、三の神輿につく社人・兵部に「神が乗る」と、ヤーという声とともに一斉に走り出す。
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そして「御旅所」に神輿を走り入れるのである。
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これが終わると「供神餞」となる。
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六社人が板の上を往復して、拝殿から神輿へ供物を運ぶのである。
その後、境内の秋葉神社で「黙礼式」となる。大祭準備ができたことを案内するのだ。この時の使いは社人・大部で、秋葉神社前で挨拶(黙礼)が済むと社司と大部とがクルッとまわって占いをする。社人が早いと豊漁、社司が早いと商家繁昌なのだそうだ。
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いつも、どっちが勝ったのかよく分からない…。
さて、神輿の前で「大祭」が済むと、いよいよ舞楽が始まる。
まず「振舞」。稚児二人舞。
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舞台を清める意味もある、神聖な舞だ。
続いて「候礼」。稚児四人舞。
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「振舞」と同じく、白い上衣に赤の袴が楚々とした雰囲気。
続いて「童羅利」。年少の五の戸による稚児一人舞。
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身体には不釣り合いな感じの面は、能面風。
次いで「地久」。稚児四人舞。
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最も格の高い舞。上衣はややクリーム色がかったものになる。
そして「能抜頭」。大舞一人舞。
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赤と黒の縞模様が印象的。
続いて「泰平楽」。稚児四人舞。
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大規模な舞。鉾や太刀をもって舞う。
中入り後、大舞二人舞の「納蘇利」。
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双龍の舞ともいわれる通り、竜が戯れる様であるという。白地に赤と青、水色の縞模様が独特だ。
続いて「弓法楽」。稚児四人舞。
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途中で矢を放つので、それを手に入れようとする観客のテンションが上がる。
続いて「児抜頭」。稚児一人舞。
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これは、リーダー格の一の戸が舞う。何とも優雅に舞う。個人的には、清楚な雰囲気でしっとりとしたこの舞が感動的だ。そして舞台正面から、一の戸の両親が見守る姿もいい。
そして、稚児舞の最後「輪歌」は、二の戸から五の戸までの稚児四人舞。
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手には花を持つ。可憐な舞だ。しかし、この舞の退場だけは、橋がかりを舞いながら楽屋へ入る。そして次の「陵王」に切れ目なく続く。
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このとき、観客からは「がんばれ~」とか「まだまだ~」といった声がかかる。稚児舞の終わりを惜しむのと、陵王のお出ましをじらすかのようだ。「まだまだ」の声がかかると、稚児達は照れながら舞っている姿が愛らしい。しかし近年のお稚児さん、特に最後に入る二の戸の涙する姿を見かけるようになった。どんな気持ちで舞っているのだろう…。聞いてみたいものだ。
そして最後の演目となる「陵王」。
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これは、何とも奇怪な陵王だ。全身真っ赤な衣で、中啓を右手に持つ。左はずっと剣印のままである。そして頭はシャグマ。橋がかりでの舞がほとんどで、舞台での舞の部分は少な目に感じる。大きな袖を広げるように舞うのも独特。
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特に舞台上での前半の舞が終わる直前に「日を抱く手」がある。
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日本海に沈む夕日を招き返すというものだ。何とも神秘的だ。これは「没日還午楽」と結びつけているが、現行の蘭陵王には似た所作はない。
ここで楽が一端休止し、舞台上での舞が始まる。ぴょんぴょんと跳ねる「カラストビ」や、足を一直線上に揃えて歩く「チドリガケ」といった所作がある。何とも修験道の匂いを感じさせる。
そして「テズテズを踏む」という所作の後、舞台から再び橋がかりに出て、舞いながら退場する。ここからは、観客が一体となって、楽屋への入るのを惜しむかのように、榊を橋がかりに叩きつけ、「まだまだ~」と、舞を続けさせる。あたかも「乱声」のようである。陵王はやはり憑依したところで、楽屋へ飛び込む。
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すると橋がかりが外されて、御旅所から神輿を拝殿へ担ぎ込み、神様を下ろす。これが「お旅帰り」と呼ばれ、祭り最大のクライマックスである。
神様のいなくなった神輿は再び御旅所へ戻されるが、ここで神輿をあおる。境内の観客の高揚した声が「ヤッショーイ」の連呼になる。
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これで舞台での祭りは終わりとなる。
テンションがマックスとなった境内も、さっと静かになって、稚児の「お下り」の行列となる。
能生祭りへは何回出かけただろう。初めておじゃました平成2年から20年以上。いつまでもお訪ねしたい祭りだ。