今年は特に暑いお盆である
コロナ禍で帰省を控えるように、ということでか各交通機関はガラガラらしい。
コロナ太り、コロナベビー、コロナ離婚などの社会現象が起きているそうです。
今年は特に暑いお盆である
コロナ禍で帰省を控えるように、ということでか各交通機関はガラガラらしい。
コロナ太り、コロナベビー、コロナ離婚などの社会現象が起きているそうです。
スーパーに買い物に行くと、通路のど真ん中で立ち話に夢中のおばさんやばば(おばさんといってもばばというような年齢ではなく、ばば初心者の見習いくらいの年齢)をよく見かける。
カートで通路を塞ぐようにして延々と話が続く。
お総菜コーナーの上下4車線の道路を3車線分あまりを占領し、世間話に興じている。
「いい加減、邪魔だからそこをどきなさい」といえないで、精一杯「あんたたちは迷惑です」と周りが態度で示しているのに、おばさんやばば初心者見習いたちはそれにまったく気がつかない。
僅か1車線分を上り下りの人たちが通過するのだが、混雑するので別ルートで迂回して買い物をする人もいたりする。
人が並んでいるレジで、店員にあれこれ話しかけて無駄話で占領するばばたちもいる。
コンビニではレジで客を待たせるのが厳禁になっているのか、少しでも客が並ぶと、すぐに他の店員が走ってきてレジを開けて対応してくれる。
そんなときでも、そのばばが一つのレジを占領しているので、もう一つのレジがフル稼働していた。
ちょうど昼飯時と重なり、近所の工事現場から作業員が昼ご飯を調達に来ていて、フル稼働のレジに長蛇の列ができていた。
作業員たちは、ばばが占領しているレジを指さしながら「あっち、どうなってんだ」
と互いに小声で話していたが、「ばばあ、金払ったならすぐどけ」
などという人はおらず、ちらりとばばを見るものの誰も文句は言わなかった。
あのばばは、コンビニの店員が自分の世間話を聞くのも、仕事のうちのひとつと勘違いしているようだった。
歳を取ると自分自身をかまうのに精一杯で、他の人のことまで気が回らなくなるのも、理解できないわけではない。
しかしそれも程度問題なのである。
経験を積み重ねて歳を取った結果が、そんなことでは情けない。
スーパーやコンビニのレジ周辺は、ばばたちの本性を暴露する面白くかつ恐ろしい場所なのである。