浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

過去の写真

2020-08-16 | 日々是好日

同窓会で集まることがあると、必ず「過去の写真」を持ってくる人がいる。

写真を手の届くところにきちんと保管しているに違いない。

とても几帳面な立派な人格者であると思う。

座を盛り上げるための「過去の写真」は水戸黄門の印籠のごとく、みんなをギョッとさせる。

凄まじい威力を持っているのである。

写真のなかのみんなは、当たり前だがとても若い。

みんなかつての自分の姿を見ながら、首をかしげる。

女の子から羨望のまなざしで見られていた少年は、みごとに頭髪が淋しくなってしまった。

昔はあんなにもてたのに、未だ独身なのはこの頭髪のせいだとひがんでいる。

「せめて毛根が当時の四分の一でも残っていてくれたら…」

と、まるで別人みたいな「過去の写真」を見て、ため息をつく。

まるで不細工を絵に描いたようなアタクシなどは、「世の中は平等にできている」と別の意味で感謝したりする。

昔の乙女たちも、足の太さが二倍になっても若い時のおのれの姿を見つけると、「勘弁してくれぇ」と目を覆いたくなってしまうのだ。

久しぶりに会ってあまりの変貌ぶりに驚く。

清純そうな一昔前の片平なぎさのようだった姿が、八代亜紀のようななまめかしい感じになっている人もいる。

みんなでお互いをサカナに、いいたいことをいう。

自分の姿は見たくないが、人の過去は何度見ても面白い。

写真など一度見れば十分だと思うのに、毎回「過去の写真」を見るたびに、異様な盛り上がりをみせるのである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

涼をください

2020-08-16 | 日々是好日

連日のこの猛暑。

いや猛暑なんてものじゃなくて炎暑、爆暑。

そういう日はなるべく外へ出て行かないようにというのだが、事情があって出て行かないわけにはいかないこともある。

通りに出たとたん、頭上から猛烈な太陽の熱射、足のほうからは道路の照り返しムンムン。

とたんに頭くらくら、目どんより、汗だらだら。

10分も外にいると額には玉の汗、下着ぐっしょり、脇の下から汗がツツーと流れ落ちて一本の筋となり、やがてそれはパンツのゴムのところで止まる。

気持ちが悪い、不愉快である、次第に機嫌が悪くなっていく。

そしてそれが怒りに変わっていく。

一般的に、怒りには根拠と相手があるものだが、この怒りには根拠はあるが相手がいないから始末が悪い。

こんな暑い日だがこれで少しでも涼を感じ取っていただきたい。

まだしばらく暑い日が続くようなので、体調管理に気をつけて過ごしたいものです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする