浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

カツカレー

2020-08-25 | B級グルメ

誰もが猛暑であえいでいるこの時期、どちらかというと「暑苦し系」のカツカレーの話で申し訳ない。

つい先日、ごくありふれたレストランで、カツカレーでジョッキの生ビールを飲んでいる人を見てしまった。

その人はカレーにまみれたカツの一片を食べては泡立つ生ビールをゴクゴク飲み、カレーに染まったご飯を食べ、今度は福神漬けを少しポリポリやって、またグビッーと生ビールをあおっていたのだ。

生ビールのツマミとしてカツと福神漬け、ご飯としてカレーライス。

意外性がありながら十分に納得でき、しかも合理性がある。

カツカレーで生ビールをやっているその人を見て「あ、いいな」

と思い、「あ、やられた」          

と思い、なぜか「あ、ずるい」と思ってしまった。

してやられた感、でいっぱいで、うかつであった、といううかつ感も大きかった。

こうしてはいられない、という気にさせる迫力があった。

そういうわけで、その翌々日、カレーで生ビールを試みたのでした。

これまであまりそういうことには気がつかなかったが、カツカレーのカレーには具が入っていないのです。

本来ならば肉の小片とか、玉ねぎのカケラとか、ニンジンとか、そういうものが混入していてしかるべきカレーなのに、そういうものがあまり見当たらない。

それはそれでいい。

具はなくても、カツを壮大な具と考えればいいわけだから。

 

コメント
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