このところずっと日本は憂鬱列島だった。
列島の上空をずっと暗雲が立ちこめていた。
コロナという暗雲と、猛暑という災厄がやってきた。
苦難日本列島
日本列島に覆いかぶさっているこの暗雲を取り払ってくれる救世主が欲しい。
本来であれば当然あの人ということになるが、あの人には元気がない。
あの人とは、これまで小さいマスクをしていたが世間体を気にして急に大きいマスクをしたあの人である。
あの人の言動をつくづく見ていて思うのは、(総理大臣って誰でもできるんだなぁ)、ということ。
たとえば新聞に、「総理大臣急募」という求人広告を出す。
年齢学歴不問
月収200万以上
その日から働けます
利権、リベート多数
責任なし(痛感、断腸の思いは必要)
というのを出して後は天皇陛下と面談。
テレビやラジオでも「ただいま総理大臣を募集しています」の広告を打ち出す。
このシステムで応募してきた人から選んでも総理大臣はやっていける。
あの人を見ているとつくづくそう思う。
経論、識見いっさい無し、そういうものは役人に書かせて棒読みしない技術さえ修得すればよい。
あとは自宅のソファでお茶を飲みながら愛犬を撫でていればよい。
どうするニッポン。
ナーニ、大丈夫。
総理大臣は誰でもやれる、ということが実証済みだし。