正月14日の夕方になると、まゆ玉つくりがはじまる。米の粉でまゆのかたちや野菜のかたちや財布のかたちなど作った。それを「みずき」という木にさす。地方によって木はまちまちのようだ。
紅など使って、色がついたものが飾られるときれいなものだ。今とちがい家の中の彩が少ないから華やかな気持ちになったものだ。もともと、蚕のまゆのよい出来を祈ったものだから、養蚕が盛んになってから始まった行事だ。
これが終わると、次は「鳥追い」になるという順番。
紅など使って、色がついたものが飾られるときれいなものだ。今とちがい家の中の彩が少ないから華やかな気持ちになったものだ。もともと、蚕のまゆのよい出来を祈ったものだから、養蚕が盛んになってから始まった行事だ。
これが終わると、次は「鳥追い」になるという順番。