武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

戦いのやまぬ国あり萩の花

2014年08月18日 | Weblog

テレビで「少年H」を見る。映画は見逃した。
もうテレビでやると言うことは、あまりヒットしなかったのかな。
監督は松本の人だし、原作も読んだし・・・・・・・・
私は戦争の最中に生まれた。私の生まれた時期よりはすこし前から始まる物語だ。戦争の悲惨さが伝わる物語だ。けど都会と田舎の違いか、私などは飛行機が飛んでくるとかないし、食べ物に困った記憶もない。(親が苦労したかも・・・・)
土蔵の壁が白いと標的にされるから黒く塗るとか、お寺の鐘が供出されたとかはあったが、校庭を畑にすることもない山奥の村だった。車道もなかったので車も入って来れない村だったからアメリカのジープも来ない。父たちも赤紙でかり出されて隊にはいるも、歩いて幾山を越え出征したのだ。
そんな村で育った少年Mは、友だちのお父さんが戦死して帰ってこない事実から戦争の実感をしったのだ。