回顧と展望

思いついたことや趣味の写真などを備忘録風に

平和とは

2012年04月24日 21時35分54秒 | 日記

シカゴでノーベル平和賞受賞者によるシンポジウムがあった。カーター、ゴルバチョフ、ワレサ、デクラークによるパネルデイスカッションはそれぞれ示唆に富んでいて面白い。いずれも口をそろえて若者の「平和への意識の向上」が必要としているが、その中で、デクラークが「何も失うもののない絶望的な国の若者が、テロからの誘惑に一番脆弱だ」と言っていた。北朝鮮やイスラム諸国に平和が訪れることのないことを正確に言い当てていて貴重だ。デクラークは南アで白人最後の大統領。マンデラが復権したころ南アに出張し、黒人居住地区を訪れたことがある。カーターのような理想論より、デクラークのコメントの共感するのは、現実はそれほど単純ではないと思うからだろう。

三笠ホテルの窓越しに見るまだ春浅い軽井沢。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする