ロンドンからの帰途、窓から外をみていると、翼と空の色が刻々と変化して、一日を半分に凝縮したような、あるいは早送りの映像でも見ているいているような錯覚に陥る。船の時代から飛行機の時代へと移行してからもうずいぶん経つのに、人間が1万メートル上空に10時間も滞在するというのは今でもやはり非日常的と言える。
いまだ太陽の日が降り注ぐオランダ上空の明るい空と雲。
夜のとばりの降りはじめた東欧近辺。空の碧さが美しさを増してくる。
空の色が闇の色へと、徐々に濃くなってくる
ほぼ半月がロシアの南の空に。翼の下に見えるのは金星?
日本海上空で見る朝焼け。
朝陽に翼がまるで太刀魚のように銀色に輝く、新潟付近。