ホワイトクリスマスの隣にあるピンクのバラの定番で名の通り花嫁を連想させる。作出からちょうど半世紀を過ぎたところで、その清楚な魅力は衰えていない。素人向きといわれていて、たしかにあまり手をかけなくても次々と花をつけてくれる。色の取り合わせとしては白バラのとなりにあると落ち着きが良いように思う。
花嫁、ということで思い出したのは、先週訪れたウエストミンスターアビーの前庭で中国のTV会社が花嫁衣裳のモデル(だと思うが)の撮影をしていたこと。曇り空の下、地味な服装ばかりの観光客の好奇の視線を受けながらも堂々とポーズをとっていたのが印象的だった。たぶんこのような企画は世界中の観光名所ならどこででも行われているのだろう。