回顧と展望

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更改・憂鬱

2021年08月11日 18時14分05秒 | 日記

2年前に契約した携帯電話の更改時期が到来。この2か月間は手数料なしで解約できる。何もしなければ自動継続となり、現在の条件で更に2年間の契約に入る。直近2年間で携帯電話料金を巡る環境は大きく変わったし、更に機種(スマートフォン)の性能も大きく進歩したことを考えるとただ漫然と今のままというのは怠慢の極みと言えるだろう。

そこで昨日、近くの大型商業施設の中にある携帯電話会社に立ち寄ってみた。そこには日本の主要な携帯電話会社がずらりと軒を連ねている一角がある。各社のブースのようなところでは何人かの客が透明のプラスチックの仕切り版越しに店員(という言い方が正しいのかどうかわからないが)と話をしている。さらに、この一帯には背中に会社の名前入りのジャンパーを着た大柄な若い男女が数人、オキアミを狙うクジラのように回遊しながら客を物色している。

こういう店員と話すときには、マニュアルに沿った質問なのだろうが、なんだか取り調べでも受けているような気分になって苦手だ。だからどうにか彼ら(彼女ら)と目を合わさないようにしてパンフレットでもないかと思っていたのだが・・・

一番高いプラン(サービスと料金のセットをこう呼ぶ)で、一番高い機種を選べば話が早いのかもしれないが、実際には毎月電話のやり取りがある程度でそれ以外ほとんど利用していないので、そんなことをすれば大きな無駄をしているようにも思えてくる。更に、親切心なのだろう、こういった店員はその辺りを事細かに忠告してくれるようだからそれを無下に遮るのも気が引ける。

元々携帯電話でゲームなどをすることも無いし、動画を見ることも殆ど無い。写真を撮ることはあってもそれは偶々気になったものに遭遇した時くらいなものだ。第一、小さな画面を長い間見るのはつらいし、文字か何かを入力しようとすると間違ったキーまで押してしまう。少し手の込んだことなら殆どパソコンで足りる。

これまでの経験?から言えば、こういう話、結局は店員の勧めるままになってしまうのだが、そこに至るまでが煩わしく感じてしまう。本来、新しい機械、新しいサービスを受けるのだからもっと気分が高揚してもいいはずだ。しかし、契約とかデータの移行とか、まず億劫さが先に来てしまうのはひょっとすると歳をとったことの証拠なのだろうか。

新しい契約にするのか、どういうプランと機種にするのか、しばらく憂鬱な日が続きそうだ。

コメント (2)
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