“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

麗しのアマンドのリングシューなんですが・・・

2008年09月30日 20時56分54秒 | Weblog
篠つく雨の中を帰ってきました。

もらいものをする以外、めったに家に手土産など買って帰らない僕ですが、
今日は珍しくアマンドのリングシューを買って帰りました。

僕は、子供の頃から、このアマンドのリングシューが大好物です。
自分のプロフィールを綴る時にも、
〈好きな食べ物)の項目に必ず入れるのがこのアマンドのリングシューです。

アマンドというと、六本木の交差点際の喫茶店を思い浮かべる人も多いでしょう。
あのバブル華やかりし頃は、六本木のアマンド前なんていうと、
もう待ち合わせの若者でごった返していたものです。

アマンドは、戦後の昭和21年(1946年)創業の洋菓子&喫茶店で、
六本木、霞町(西麻布)、赤坂、銀座・・・と
都心の繁華街には必ずある定番の喫茶店という印象があります。
赤坂や新橋あたりのアマンドというと、
ホステスさんが出勤前に同伴の客と待ち合わせ、
お茶を飲んでいたなんていう印象もあります。

今はもう閉店してしまいましたが、
霞町の交差点近くにあったステーキハウスには、
僕も足繁く通ったものです。
飯倉の「樹」などちょっと高級すぎる店と違い、
僕らでも気軽にステーキが食べられる店でした。
この店は、かつては、芸能人が群がった店でもありました。
このビルの上に住んでいた写真家の秋山庄太郎さんが、
のんびりお茶を飲んでいる姿などしばしば見かけました。
今は懐かしい想い出です。

ちなみに、アマンドとはもともと漢字で甘い人と書いて「甘人」だったと、
そして、その店名は往年の喜劇王の古川ロッパさんが名づけたと、
あの高島忠夫さんから聞いたことがあります。

僕の“育ての親”みたいな存在でもある高島さんは、
僕がアマンドのリングシューが大好きだというのを知っているので、
「あんた、ほらリングシューや!」と、
何かというとこのリングシューを手土産に持ってきてくれたものです。

そのアマンドも、今はスターバックスやドトールなど新手のカフェに押され、
やや過去の喫茶店的な存在になりつつあるようですね。

でも、何年たっても、リングシューの味だけは変わりません。
美味い!生クリームとカスタードのバランスが最高!

結局、下の娘がいらないというので、彼女の分まで食べてしまいました。
娘がなぜいらないと言ったのか?なぜ食べたくないのか?不明・・・・
でも、ここにも時の流れを感じました・・・


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渋谷の父  ハリー田西  “渋谷占い”




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