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“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

還暦を待たずして逝ってしまった同世代の日本航空(JAL)

2010年01月19日 22時50分59秒 | Weblog
既報の通り今年になって同世代の友人がクモ膜下出血で倒れ、
これまた同世代の小林繁さん(オリックス投手コーチ)が急逝し・・・

そして、これも同世代と呼べるかもしれない日本航空(JAL)がつぶれてしまいました。

おかげで一般の投資家、株主たちはほぼ紙くず同然になってしまった株券を見つめ、
さぞや心の中で泣いている方もおられることでしょう。

学会などで旅が多く株主優待券があると助かるということで、
JALの株を持っていたH先生もそんな一人です。

でも、昨日会った時は、「株だもん、仕方ないよ」とバカに潔かったですけどね。

JALは1951年の8月に会社創立だそうですから、人間でいうと、いま満58歳。
今年の8月で59歳、来年でちょうど60歳の還暦ということになります。
ということは、あら、まぁ!奇しくも亡くなった小林繁さんと同じ年齢じゃないですか。

つまりJALは、僕よりは少しだけ年上ですが、ほぼ同世代といってもいいでしょう。

一般に、最近の日本人を見ていると、
還暦前後に、健康面で越えなくてはいけないひと山がありそうですが、
言うならばJALは、還暦の誕生日を待たずして逝ってしまった
まだまだ働けるお父さんようなものです。

一般に会社の命運を見る時、
算命学では、創立の年から対冲にあたる6年目に最初の危機が訪れ、
以後、創立18年、30年、42年、54年・・・と、
そこから12年周期で危機がやってくるといわれています。
昨年も1955年に結党された自民党が54年目の危機に見舞われました。

そして、その流れでいくと、JALは創立54年目くらいから危なかったのかなと。

さて、そのJALの再建・再生はどうなるのでしょうか?

僕はかつて父親から少しですが、JALの株を相続しました。

でも、お金に困ってとっくに売ってしまったので、
今回のH先生のように株がゼロになっちゃったなんてことはないのですが、
いま一番危惧しているのは、
僕やH先生が観光大使を拝命している十勝帯広空港行きの国内線が
廃止になってしまうのではないかという問題です。

帯広便がなくなってしまうと、
帯広へ行くには新千歳空港経由ということになり、
千歳から根室本線の特急に乗って2時間かけて行くことになってしまいます。

そうなると、最近ただでさえ足が遠のいているというのに、
ますます行きづらくなってしまい、
場合によっては観光大使の肩書きを返上しなくてはいけないかもしれません。
まったく困ったもんですねぇ。


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占いを信じるにもほどがありまっせ!

2010年01月18日 23時43分08秒 | Weblog
自分自身を占うと・・・
天中殺が明けてから3年目の2010年の僕の運勢は、東方が半会していて、
仕事が大きく広がる年と言い続けて来ましたが、
それを照明するかように、まだ旧暦でいうところの新年に入らない時だというのに、
かつてないほどの大忙しの様相です。

今日も朝からてんてこ舞い。
間違ってすでに埋まっている時間にまで鑑定のスケジュールを入れてしまい、
その訂正でお詫びのメールを入れる始末です。
このへんのスケジュール管理だけは、今後の自分の命脈にもつながるだけに、
しっかりやらなければいけないなと反省しきりです。

夜は、幼なじみのバイオリニストのM氏、通称:お兄ちゃん(M3兄弟の長兄なので)と、
H先生と3人で五反田で痛飲。

といっても、僕に夜鑑定が入り、二人が飲んでいるところに、
僕が後から合流という形になり、
H先生からは「忙しくて結構じゃないの」と冷やかされる始末。

もとはといえば、近々引越しをするお兄ちゃんのために、
引越しをしても良い日を知らせるために会って飲むことになったのですが、
このお兄ちゃんという人が大変な占い好きというか、ゲンをかつぐ人でして、
なにかと僕の占いを頼りにしてくれるちゃうのです。

でも、毎度毎度、ここまで僕の占いを頼りにしてくれちゃうと、
こっちとしては、嬉しい反面、照れ臭いやら、正直閉口するやら・・・

なにしろある朝など、旅先でホテルの部屋のキーが見つからず、
「どこにあるのか占いで捜してくれ」と、
わざわざ遠路はるばる電話をして来たくらいです(笑)

占いに絶対はありませんし、占いは絶対的なものではありません。
だから、妄信は禁物です!
当たるも八卦、当たらぬ喪八卦、
せめて人生の転ばぬ先の杖くらいに思って有効利用してほしいと思います。

僕も「絶対当たるから信じていいよ」なんて口が裂けても言いません。
そう言い切れるくらいなら、占いは学問の一つとしてとっくに大学でも教えています(笑)



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小林繁氏の訃報にふれて・・・

2010年01月17日 22時12分02秒 | Weblog
今年に入ってから目下のところ休肝日はなし!
・・・なんて、決して自慢にはなりません。

しかも、このところ酒量が増えているということもあって、
本当はこれじゃあいかんと、しっかりと気を引き締めて、
酒を控えめにして頑張らなくてはいけないのですが、
本日もまた友人たちとの家族単位の新年会があり、痛飲してしまいました。

西麻布にある霞町倶楽部は、ピザーラ、トゥー・ザ・ハーブスなどを運営する
フォーシーズの所有するゲストハウスです。

ここのカラオケルームでの新年会パーティー。

8家族が集まったのですが、カラオケというと、これはもう子供たちの独壇場で、
パパたちはとなりの応接スペースでもっぱら飲み会に徹しました。

でも、ここでも出てくる話題はおおむね健康のことばかり。
先日忘年会で元気だった友人がこの正月にクモ膜下出血で倒れたという話をしましたが、
なんでも今日、あの元巨人の小林繁さん(現・日本ハム投手コーチ)が急死したということです。
小林さんもたしかまだ57歳と僕らとほとんど年齢が変わらないため、
お互い無理はやめ、のんびりと健康に気をつけて生きようやという話に終始しました。

ちなみに、さっきパッと簡単に見た小林さんの命式には、
いま死ぬような兆候は出ていませんでした。
もちろん細部までいろいろな角度から精査してみると、
その原因を読み解くことが出来るかもしれませんが、
占いは絶対的なものではありませんし、予測不能なこともあります。
所詮、“当たるも八卦当たらぬも八卦”といわれるように、
そんな“曖昧さ”があるがゆえに占いなのだろうと思います。

それはさておき、ある程度の年齢までいった人間は、
より健康には注意しなければいけません。
とはいうものの・・・


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天中殺突入前に彼と別れようと思っているんですが・・・

2010年01月16日 23時51分24秒 | Weblog
算命学や四柱推命など中国に源流をたどる干支を使った占いの多くは、
旧暦を使っているので、1年の始まり、つまり元旦は、2月4日の立春になります。

ですから、いまはまだ2009年、己丑の年になるわけで、
鳩山さんはじめ子丑天中殺グループの人は、丑年の丑月、年運と月運の天中殺が重なった
まさに出口の胸突き八丁でもがいているところだと思います。

そして、逆に僕のところには、去年の秋くらいから、
寅卯天中殺の人が続々と相談に来るようになりました。
人間って何かそういう不穏な雲がたちこめてくる予感のようなものを感じるんですね。

そんな寅卯天中殺のある女性から、
「ズルズルつきあってきてしまった彼と、天中殺に入る前に別れようと思っているんですが・・・」
という相談を受けました。
「さもないと、天中殺に入ってからきっとよくないことが起こると・・・」
と言うのです。

つまり天中殺に入る前になんでもすませておいて、
天中殺の時は大人しく過ごすつもりということだと思うのですが、
天中殺突入前に準備し片づけておくというのは、建設的なことについてで、
別離についてはそこまでこだわる必要はありません。

なにしろ天中殺に入ってしまえば、壊れるものは自然に壊れてしまうので、
いま慌てて行動に移すこともないというわけです。

ということは、天中殺の間にスタートを切った鳩山内閣は・・・
たとえ天中殺のトンネルを抜けたとしても、なにやら先行きがちょっと不安であります。


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ハリーのところで占いを習ってみようと思う人たち

2010年01月15日 22時39分59秒 | Weblog
毎週金曜日の午前中は、正直かなり苦悶をして原稿を書いているのですが、
出来上がった原稿がかなり出来がよくて、(←自分でいうのもなんですけど・・・)
毎回クライアントに大好評なのです。

ただし、その原稿をひねり出すまでの苦労たるや相当なもので、
ひねり出せた時は、身も心もかなり消耗しますし、
そのあとも徹底的に“てにをは”をチェックしたりして、
勢いそのための拘束時間が長くなり、
実質的に金曜日の午前中に、鑑定やら占い教室の仕事を受けることが出来ません。
その点、皆々様には本当にご迷惑をおかけしています

さて、今日からまた一人、占いの勉強に通ってくる生徒が出来ました。
これで今週はいっきに二人も生徒が増えたことになります。

僕の場合、大々的に自分のところの占いの教室を宣伝したり、
積極的にプロモーションを展開するということがないので、
入ってくる生徒は、みな僕の鑑定を受けに来て、
「ああ、こんなふうに自分で自分のことがわかったらいいな、楽しいな」と思って、
勉強に来るようになった人ばかりです。
つまり、ペスタロッチの実地教育という奴でしょうか。

また、僕のところの勉強は、いわゆる定期的に行われるグループごとの教室というよりは、
学びたい人が空いている時間に勉強に来るという個人指導のようなスタイルになっているのが特徴です。
ま、それもありかな、と。
ある生徒など2月の末まで時間がとれないというし、
なんともう1年以上休学し「3月から復帰します!」という人もいるくらいです。
僕も、それくらい自由に、気軽に、フランクに占いというものを学んでもらえればと思います。
いいんです、いいんです、好きな時に好きに勉強をする・・・
勉強というのは元来そういうもんですから。



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ご報告!ハリー田西、情報バラエティー番組にレギュラー出演決定!

2010年01月14日 22時51分11秒 | Weblog
お寒うございます!
今朝は本当に寒かったですね。
朝、下の娘と一緒に小学校まで歩いていったのですが、
吐く息が真っ白に見え、ちょっとビビリました。

でも、驚くのは、そんな中をTシャツ一丁で、
ランドセルを背負って駆けて行く男の子を見かけたこと。
子供は元気だなぁ、寒さに強いなぁ・・と言ってしまえば簡単ですが、
でも今朝のような尋常でない寒さの中では、逆にいったいこの子の親は、
今朝の外の寒さを知っているのだろうか?我が子のことが心配ではないのだろうか?
と思ってしまいました。
あの子、風邪ひかなきゃいいけど・・・僕もね。

それでなくても、このところ疲れとストレスからか、
右目の瞼の下のところに、瘍が出来てしまい、
H先生から飲み薬と軟膏を処方してもらって使っているところです。
もう少し早寝遅起きしてゆっくり出来る日があるといいんですが・・・

しかし、本日も忙しい1日でした。
今年は年明けから比較的仕事のほうは順調です。
やはり無理して、思い切って、リフレッシュ休暇、リフレッシュ海外旅行を実現させたのが
追い風になっているのかな?
でも、おかげで気分はリフレッシュ出来たけど、身体のほうも疲れてしまったりして・・・(笑)

今年、庚寅の2010年は、天中殺明け3年目、東方半会の年だけに、
かなり仕事が発展する年と自己分析していますが、
その間、勉強のほうも怠らずにやっていこうと謙虚に考えています。

それから皆さんにご報告があります!

この春より、BSフジの深夜の情報バラエティー番組に僕が出演し、
占いのコーナーを担当することが決まりました!
“渋谷の父”ハリー田西、初のメディア進出です。
詳しいことはおいおいお知らせしますが、
まずはレギュラー出演決定のニュースのみお伝えしておきます。


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浮気性のダンナさんは生まれ変われるか!?

2010年01月13日 23時07分08秒 | Weblog
寒いですねぇ。
いつもの居酒屋(店名)に行ったら、
店に駆け込んでくる人が、異口同音に「寒~~~~~い」と言って入って来ます。
日本列島は、まさに冷気の中にある感じです。

今日から新たに占いを習いに来た方がいます。
昨年来の顧客のWさんです。
とっても可愛いしっかりしたお嬢さんなんですが、
これからいっぱい、いろんなことを学んでほしい方ともいえます。
そう、とりあえず自然に生きる術を・・・ま、じっくりいきましょうね

さて、夕方鑑定にやって来た女性の方は、長年ご主人の浮気性で苦しんできた方です。
昨年も新たな浮気の発覚で、夫婦関係は相当にギクシャクしたそうです。

そして、そのご主人は「もう二度と浮気はしない!」と言っているといいます。

でも、奥様としてはこれまでの経緯もあり、
なかなかご主人の不貞を許すことが出来ない・・・

それはでしょう、そうでしょう・・・

いや、さらにいえば、今年はこの奥様にとっては非常に“転機”になりうる年だといえます。

でも、このご主人は、その謝罪の気持ちそのままに、
もしかすると本当に浮気を止め、マジメな人間に変わってくれるかもしれません。
なぜなら、このご主人の中年期にある天胡星や2個ある天庫星は、
そんなこれまでの生き方を中年期から一変させる星であるからです。

そういう意味では、このご主人は、今回のスッタモンダを機に、
まったく生まれ変わる可能性があるともいえます。
いや、そういう方向に向かってくれることを期待したいじゃありませんか!
もともと強い縁で結ばれたお二人なんですから・・・

どういう結論を出すにせよ、お二人の2010年がよりよい年となることを祈ります。


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クモ膜下出血前日の怪しい予感

2010年01月12日 21時37分05秒 | Weblog
昨日、沖縄帰りのH先生と飲んでいるところに、
後輩のPザーラのM専務から電話。
なんでも、暮れに僕らと一緒に忘年会をやったばかりのK氏がクモ膜下出血で倒れたという・・・
その後は、なんだかすっかりお通夜みたいな酒になってしまいました。

年齢も僕らくらいの年代になると、出てくる話題、心配の種は健康のことオンリー。
先日の忘年会でもそんな話で盛り上がったばかりでした。
それにしてもK氏のことは心配です。
無事に回復してくれればいいんですが・・・

そんなモヤモヤを抱えた今日、
駅売りの日刊ゲンダイの見出しを見たら、
「クモ膜下出血の前日」なんて特集記事が出ているじゃないですか、
もうこれぞシンクロニシティだと思わず一部買ってしまいました。

で、その記事によれば、
クモ膜下出血で倒れ帰らぬ人となった男性のタイプとは、
①50代の後半②血糖値や脂質は正常値③血圧が高い④毎晩酒を切らさない
⑤いくら飲んでも翌朝はきっちり7時に起床(休み日も)・・・だとか、
すごいです!100%僕に当てはまります。
ということは、僕はいつ逝っちゃってもおかしくないってことかな?

そんなことを話しながら、H先生と、今日も飲んでいました。


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今日はなぜか徹底的にハズレが多い日

2010年01月11日 18時03分30秒 | Weblog
朝から渋谷の事務所で、お客様からの電話を待ちながら原稿書きをしていたのですが、
3本ほど電話が入り、そのうち2件は、「鑑定料はいくらですか?」と尋ねてきて、
「コレコレです」と答えると、「じゃあ友達と相談してまたかけます」と言って、それっきり(笑)

もっとすごいのは、残りの1本、同様のやりとりの後、「じゃあ○時に行きます」と言ったきり、
そのあと待てど暮らせど、姿を見せず。
おいおい、別に怒ったり、キャンセル料を払えなんて言わないから、
せめて断わりの連絡ぐらい入れてよという感じです(笑)

先日もこれをやられて夜の10時まで待ちました。

でも、お客商売とはこういうもんでしょう。
また、こういう日もあるということでしょう。

お客様のほうも、それほど切羽詰まった悩みがあるわけではなく、
ただなんとなく占いにでも行ってみてもらおうかという
軽いノリで電話をしてくるんでしょうから・・・。

ま、事前に予約してきた段階で相手の連絡先を聞いておけばいいんでしょうけど・・・

でも、その分、原稿書きが進みました。それでよしとします。
これがポジティブ・シンキング!

さっ、こういう日は早めに退散して、H先生と飲みにでも行きます。
たしかH先生は、この週末、沖縄にゴルフに行って、
そろそろ羽田に着く頃だからね。



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どうして占い師に?の根底にある、ある再会・・・

2010年01月10日 16時57分49秒 | Weblog
夜通し空を飛んで金曜日の朝成田に着き、帰宅。
ところが、午後には占いの予約が入っていたために、
渋谷の事務所へという慌ただしさの中で始まった僕の2010年の御用始めですが、
そんな中、東急線の中で懐かしい顔に会いました。
僕が、テレビ業界の第一線でバリバリ仕事をしていた頃、
制作会社の取材ディレクターとして活躍していたMちゃんです。

「しばらくでした」
「太ったね。貫禄ついたじゃん」

Mちゃんはその後ディレクター業から足を洗い、現在はやはりテレビ関係ですが、
「どこどこの店にはこんな変わったものがある」的な取材のための資料を作る
リサーチ会社を経営しています。
いまや立派な社長さんです。Mちゃん!なんて気安く呼べないです(笑)

と・・・
「いまは作家の仕事と占いの仕事のバランスというのはどうなっているんですか?」とMちゃん。
「まぁ半分ずつというか、どちらかというと、もはや立地しているのは占いのほうかな」と僕。
「でも、なんで作家の仕事を減らしちゃったんですか?」とさらにしつこく尋ねるMちゃん。
とりあえず今でも年賀状のやりとりなどはあるため、
その後の僕の動向についてもいちおうの認識があるMちゃんですが、
現在の僕の生き方にはある種の“不思議”を感じているようです。
それは彼からすると、僕のもともとの作家としてステータスや
そんな中での羽振りの良かった時代の僕のことをよく知っているからでしょう・・・
なんで、どうして、そんな“時代”を手放しちゃったのかな・・・と。

こうしたMちゃんの思い描く僕の“不思議”・・・
僕がなぜ放送の仕事から少しずつをして本格的に占い師の活動をスタートさせたか?
「それはね・・・」
僕は語り始めました。
「まぁ僕はある意味では半分ドロップアウトしたのかもしれないけれど・・・」と。

「一時期、僕の周りにいる業界の人間が、突然のように若くしてバタバタと亡くなってね。
その時、かなりショックで、人の命ってなんだろうって思ったんだ。
同時になんで人間がこんなに簡単に死んじゃうの?と思ったわけ。
そして、その時に、ああこれって自然に逆らって生きているからじゃないかって思ったわけ。
そう思った時、このままいくといまの自分もある日突然コロッと逝ってしまうと・・・」

当時の僕は、仕事のために週に1日は徹夜(以上の生活)をしていました。
もちろん、世の中には徹夜勤務や夜間の労働をしている人も沢山いるのは事実ですけど、
僕にとって、そんな日常的なサイクルは、高収入にはなれど、かなり過酷でした。
なにしろ、ただ起きているだけでなくって、四六時中、頭と手と神経を使っていたから・・・
打ち合わせをし、考えて、原稿を書き、また打ち合わせをし、原稿を書き・・・
そんな水車のような繰り返し・・・

そんな中で、僕は何か危機感というか、“自然”との“矛盾”を感じたのです。
何か違う、このままだと何かヤバイなぁ・・・って。

Mちゃんはしばらく黙っていましたが、ポツリと、
「そういえば、あの頃は、私も毎週2徹(ふた晩続きの徹夜)が当たり前でした」
と言いました。
「そうだよね。その間、パカパカ煙草を吸って、それで本番が終わると打ち上げで飲みにいく・・・」
「そうでした。2徹しても飲みに行っちゃって・・・
もう異常なんだけど、でも、飲んでいる時だけが何かマトモになれた感じで・・・いま考えると怖いですけど・・・」
さらに、Mちゃんは堰を切ったように・・・
「私もショックだったのは、知り合いの制作会社の社長が自殺しまして・・・
あの時は1週間前に電話で話したばかりだから相当にショックでしたよ」

テレビの仕事は魔物です。
テレビ局の正社員は別にしても、一度その世界に足を踏み入れるとなかなか抜け出せないし、
つぶしもきかない。
そんな中で、一見華やかなテレビ業界の中であたら尊い命を落としてしまうケースが少なくない・・・
もちろん、全部の人がそうではないけど・・・

でも、局の正社員ならば、高い給料に身分を保障されつつ、
自然に年功で出世し、少なくとも過酷な戦場のような現場から、
一段高いステージに上がることが出来るのですが、
大部分の下請けの制作マンやフリーの人間にはどこかでキリをつけなくてはいけない、
それでいてつけられない悲しい現実が待っている・・・
そして、自分の命を知らず知らずのうちにすり減らしてしまうともいえます。
まさに死のスパイラルです・・・

そんな中で、僕は、ある時点で、自然の流れに逆らわずに生きる生き方を希求し、
そのためにもっと自分を知ろう、自分が自然に生きる生き方を探そうとした・・・
時間はかかりましたが、その結果がいまにあるといえます。

とはいえ、人の生き方はそれぞれだし、さまざま。
僕は、別に自分が生きてきた、自分を育ててくれた業界を
決して悪くいっているつもりではありません。

また、人の生き方について、何をもって良しとするかは誰も決められません。
生き方を決めるのは自分自身なのですから・・・

Mちゃんは、今年、50歳になるとか。
家族はどうしたのか、つい聞き忘れたまま、渋谷の駅で別れました。

でも、Mちゃん、あなたはきっと長生きできるよ、きっとね。また飲もう!


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