武雄市は昨年8月に、ホームページを完全Facebook化し、図書館の企画運営についてTSUTAYAと提携した事で
一躍マスコミから注目を集めて以来、代官山のTSUTAYAに私も足を運び、今日の樋渡市長の話を伺うのを楽しみに
していました。
地域に住む人の所得を伸ばすことを目的に、F&B(ファンバイ)良品として、武雄市が運営する通信販売も
Facebookで構築することにより導入費用も運用費用も縮減し、その上で12月に立ち上げるポータルサイトは、
誰もがアクセスできる環境にする事で、年間10億ビューとも試算されています。
職員に対しては挨拶と電話応対を良くする事からはじめ、徹底的にほめ、ひとたび職員に任せたら彼らに任せ、
誤りがあれば、首長の自分が謝るスタンスです。
樋渡市長の判断と動きはとにかく速い!合意形成に時間をかけない。実行するために政治家として自分の意見を
はっきりと言う。庁内をよく回遊し、職員と話すことで、市長が考えていることを理解してもらう。
議会では是々非々、反対なら対案を出せとはっきり言い、出された対案を修正案に盛り込むなど、市長案が最上だと思わず
柔軟に対応するなど、一見奇抜にみえる市長ですが、実は緻密で繊細な方だと思いました。
高校の頃に市長になりたいと思い、今は市長の仕事が楽しくて、興奮して夜も眠れないとおしゃった顔から
これからも次々に施策を考えて実行する意気込みを感じました。