世阿弥の言葉で誰もが知っている「初心忘るべからず」は、
入門したばかりの者は自分が未熟である事を忘れてはならないという戒めの意味があります。
つい最近お謡いのお稽古を始められたある方は、まさにこの入門したばかりに当てはまるのですが、
お稽古のたびに、何でも吸収してしまう柔軟さを感じます。
「初心忘るべからず」の口伝の一つ「是非の初心忘るべからず」は、
未熟を悟り、成熟へと次第に向上すべきであるという意味だそうです。
今回の11月定例会で一般質問7回目ですが、まさに、お稽古を始めたばかりの方の柔軟さを見習い
質問しただけで終わらない、市政にきっちり反映させることを目指してきたいと思います。
それこそが、未熟を悟り、成熟に向上する事なのです。