佐倉市議会はしおか協美
市政にキョウミ
 



八王子市の高齢者ボランティア・ポイント制度の勉強会に出席。

八王子市で3,000人無作為抽出のアンケートで市民要望の3年連続NO.1となったのが、

「高齢者福祉の充実」となったことを契機に、トップダウンで取り組みを始め、検討チームを立ち上げたそうです。

このままでは、敬老見舞金の廃止や福祉全体の見直しが迫られている事を踏まえて、

八王子市のボランティア・ポイント制度がスタートしました。

市内在住で65歳以上、介護保険の要介護・要支援認定を受けていない方が、事前にボランティア登録し、市の負担で保険に加入。

活動内容は、市内の特別養護老人ホームやデイサービス、高齢者世帯(一人暮らしの方を含む)などで行うボランティアです。

施設で行うレクリエーション等の指導、お茶出し、食堂内での配膳、下膳、施設職員が行う清掃や草刈、洗濯物の整理の補助等

また、居宅でのお話し相手、傾聴、サロン等への外出時の付き添いなどが対象です。

元気な高齢者の皆さんに、地域に貢献する喜びを味わいながら、ご自身の健康維持につなげていただくことが

高齢者ボランティア・ポイント制度の目的です。

受入施設で、市が指定する活動を行うと1時間程度の活動でポイント1個、2時間以上または複数か所での活動であれば、

1日最高2個まで受けられ、10個以上集めると、翌年3月に評価ポイント(年最高50ポイント。5,000円相当)と換えてから、

10ポイント単位で交付金またはオリジナル商品「夢パック」と交換できます。

課題は、受け入れ施設の職員さんの移動に伴い、この制度への理解が変わってしまうこと、

施設入所者の状態が職員さんからボランティアさん伝わっていない事で発生する誤解などだそうです。

ボランティアをしたい人が登録を終え、保険手続きを済ませると、自らが施設に電話して調整するシステムだそうですが、

ボランティアさんからは、これがなかなかむずかしいとの声も寄せられているそうです。

居宅についてもマッチングや作業報告の確認は、地域包括支援センターに委託してやっている事も初めて知る方法でした。

 

ユーカリが丘地区社協のスマイルサービスと 志津地区社協のふれ愛サービスで行っているような家事援助のサービスは、

買い物や掃除などをすることが困難な高齢者世帯をシルバー人材センター会員が訪問し、お手伝いをする

シルバーサポーター事業があり、費用の3割を利用者が負担し、7割は市が負担する方法です。

介護保険料が今年度値上がりし、このままで行くと3年後も値上がりが見込まれる現状を踏まえ、

このボランティア・ポイント制度については更に研究して、佐倉市で導入できるところから取り入れていきたいと考えています。  

 

その後、お隣の酒々井町に4月中旬に完成する、酒々井プレミアム・アウトレットの視察。

店舗数110、駐車場2340台、休祝日来場客数17,200名、

酒々井インターチェンジが完成すると成田空港からのアクセスは車で15分となる立地です。

近隣の渋滞対策等、課題はありますが、雇用の創出、町の税収増につながります。

酒々井町議会議員の皆様と意見交換をし、今後の連携協力について前向きな話し合いをする事が出来ました。

「絆と活力あるまちづくり」を私は掲げて活動しています。

絆はまさに高齢者の支え合い、活力はアウトレットのような地域振興の事ですね。

その地域にあった方法、佐倉方式を提案し形にしていきたいと思います。



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定例会招集-議案の上程がされ、提案理由の説明が市長からされました。

補正予算につぎ、昨年に交付された第1次、第2次一括法による法律の改正に伴い、条例を定める議案が半分近くもあります。

衆議院が解散され、テレビでも党を代表する方々が次々と政策を述べていましたが、

本当に政策を実行しようとしているのか?選挙前だけの政策なのか?疑問符の連続です。

子ども手当が変わるたびに地方自治体は振り回され、システムを変更するために国の予算が使われました。

国の動き一つで、地方自治体の事務量が増えるばかりです。

学校でのいじめの問題が注目されていますが、文科省の動き一つで、先生方の事務量も増加する一方なのです。

今回の衆議院議員総選挙と最高裁判所裁判官国民審査に伴う佐倉市の補正予算は、4833万8000円!

国の有り様を決める大切な選挙です。投票に行きましょう!



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