木島平アーティストインレジデンス事業で、地元民との交流を深めながら精力的に
数多くの作品を制作したアラン-ジョンストン画伯の作品展に伺いました。
ポール-シュタインメッツ駐日ルクセンブルグ大使は、ルクセンブルグと木島平とのご縁を大切にして下さり、
また、木島平村芳川修二村長は、平成2年以来のルクセンブルグとの交流を現在にフィットした事業に変化させ、地域に根ざしたものにしている点が優れていると思いました。
また、この事業は長野県の地域発元気作り支援金事業に採択されていますので、しっかりと補助金を県から取ってきているということです。
芳川村長は、昨年「米・食味分析鑑定コンクール・国際大会」を開催し村おこしにつなげ、その上4000点近い出品の中、総合部門で、金賞を3つも受賞するという快挙を達成。
また、昨年7月には全国初の取り組みとして「全国村長サミット」を開催し、全国184の村のうち46の村からの参加で小さな自治体・村の存続を訴える全国のネットワーク化を進めると同時に
全国に向けて「農村文明・木島平」を発信しました。
スキー人口減で、スキー場の経営はどこも苦しいようですが、地に足をしっかりつけながら、木島平村ならではの有形無形のブランドを次々に立ち上げていく村長の進む先には、
また新たなチャレンジがありそうな予感がしました。
伝統でさえ止まってしまうとただの過去になってしまいます。
国をはじめ地方自治体の事業も前に進めながら、軌道修正と改革を怠らない事です。
「驕らず倦まず怠らず(おごらず、うまず、おこたらず)」です。