
小学生の頃、学校には小児麻痺の子がいました。身近にある病気でした。
自分が社会人になる頃には、ポリオワクチンの接種で小児麻痺と呼ばれる病気は減りましたが、
世界を見渡すとまだまだ沢山存在している病気でした。
病気にむしばまれた子ども達は立つことができないので、手足の4本で歩き物乞する姿を中央東南アジアで見かけたのは30年前。
当時、ポリオのワクチン接種で防げる病とは知りませんでした。
世界単位で取り組まなければ出来ない公衆衛生の向上に取り組み、ポリオゼロを目指しているロータリークラブの国際協議会が終了しました。
世界530地区からの次期ガバナーとそのパートナー、役員、スタッフの約1400名を支えて下さった、黄色いジャケットのSAの皆様、
日本語通訳の方には、大変お世話になりました。
分科会では、韓国のロータリークラブの方々と交流し、記念撮影も出来ました。
世界中に友達が居れば、その国と戦争はしないのではないでしょうか。
集まった1400名という人数が、毎日世界で、防げる病気で亡くなっています。ポリオゼロを達成すれば、
毎年400億円が節約出来る試算です。
島国の日本では、あまり緊迫感がありませんが、イスタンブールのロータリアンと話したところによると、
シリアからの難民が毎日陸路で流入してくる現状では、ポリオが1件発症すれば、3日で世界中に広がる危険があり、
交通網の発達に伴い、日本も運命共同体ということです。
公衆衛生の向上は、易々と解決出来ない難課題ですが、きっと達成出来ると信じています。
今月、佐倉市内で悲しくも残念なことに交通事故で2名の方が亡くなりました。
目指している交通事故死ゼロの達成も難問ですが、
地道にコツコツとやっていこうと思います。
理事の皆様、研修リーダーの皆様、同期次期ガバナー&パートナーの皆様はじめ、世界中の皆様にお世話になりありがとうございました。
日本、千葉県、佐倉市のPRも併せてすることが出来ました。