68回目の「終戦の日」全国戦没者追悼式での天皇陛下のお言葉で
かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。
歴史を顧み、戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い、全国民と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、
心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。
日本だけでなく、世界の平和を実現しなければ、次世代の子どもたちに幸せのバトンを渡すことが出来ないのです。
佐倉市平和式典では蕨市長の平和宣言、平和の鐘、中学生12名が長崎を訪問した平和使節団からは、
長崎の原爆投下による人々の苦しみを次世代にきちんと伝えていくと報告がありました。
9日の長崎の原爆投下から68年の日に被爆した方のお話を伺いました。
11:02に投下され、帰らぬ家族を探しに市の中心部へ近所の人が向かったそうです。
市内は、一晩中赤い炎をあげ燃え続け、家族を探しご遺体とともに戻るひと、重体の家族と戻る人、
探しに行った人までも戻らない人・・・その人たちの列は翌朝まで続きその様子は地獄絵のようだったと。
理屈抜きに、戦争はやってはいけないのです。