ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

新春「閑話休題」そのⅡ

2013-01-08 11:28:52 | 食楽・年金ライフ 
平成二十五年の年明けから一週間を経たが 全国的に厳しい寒さが続いている。
日本海側や北日本では降雪が続き、道路の不通や山での遭難が伝わってくる。
正月は5日が小寒で7日が七草の日、8日が地域の「どんど焼き」で松が取れた。
年末から年始は、客を迎えたり客として訪ったりで食べ過ぎ飲み過ぎが続いた。
おせち料理にお菓子、お餅にミカンなどを食べ放題状態で体重が3キロ増えた。
日課の散歩も努力はしたものの、特別寒い日などは歩数も少なくなってしまう。
間もなく定期的な採血を受けるが、不摂生による血糖数値の上昇が心配になる。

寒さが厳しい中、年末から裏庭にある「蕗のとう」が小さな顔を出し始めている。
それは春の香りとして貴重なもので、天ぷらや薬味的香りものとして使っている。
お正月には、「芽が出た」という意味もあり「めでたい」ものとして食卓に出てくる。
じつは芽でなく花の蕾なのだが、葉より早く地面に顔を出すので芽にも見える。
蕗は、「とう」を年末から2月初旬まで食べ、3月下旬から葉柄や葉を食材にする。

ひげ爺は、「蕗のとう」が持つ独特の香りと苦味が好きなのだが、家族皆が好き
というほどではないので、自分で採取して自分で料理して食べることが多くなる。
蕗は日本原産で、ショウガ等と同様に地下茎を這うように伸ばす多年草である。
そして地下茎のところどころで、衣葉で覆われた蕾「とう」を地面上に出してくる。
蕾の「とう」なら食用になるが、「とう」が立って花を咲かせると食用にはならない。
「野菜も蕗も同じで、『とう立ちした物』は使い物にならない」と、ひげ爺の独り言。
蕗はともかく、私にとって「頭(とう)が立つ」も「糖が上がる」も「腹が立って」も困る。
コメント
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