難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

辻堂のサーファー通りのパン

2005年08月16日 19時17分03秒 | PHSから

050813_1810~001.jpg050813_1810~002.jpg辻堂駅から海岸に行く約2km弱の通りが、通称「サーファー通り」だ。
今でこそサーフィンショップが増えたが、昔から続いている店は少ない。海岸近くにはサザエを焼いたりおでんを出す店が長屋みたいに建っていたがまだ残っている。

先週海に出たら、砂浜に富士山の頂上にあったレーダードームみたいな丸い建物があった。企業のアンテナショップか新手の海の家みたいだ。

このサーファー通りの突き当たりの海岸は昔地引網などをしていたが、海水浴場ではない。波打ち際は人丈ほども深くえぐれていて、とても危険だ。子供の頃、親や遊び仲間の注意の声が聞こえないので、何度も溺れかけたことがある。

安全なはずのプールでも補聴器をしていないので、プールの監視員の注意のホイッスルが聞こえなくて何度も怒られていた。
難聴だと水泳の仕方を学ぶにも先生や友達の泳ぐのを見よう見まねでしか覚えられない。
聞こえないだけで何度も死にかけたり、とても惨めな思いをしてきたことが思い出されて涙が出る。

ラビット 記

通りにあるこのパン屋は前食べたらおいしかった。


宮城県震度6の地震

2005年08月16日 13時25分34秒 | 生活

050816_1214~001.jpg16日の昼前、東京でもかなり長く大きな揺れがあった。震源地は分からないが震度4くらいと感じた。テレビをつけると、宮城県沖で震度6弱の地震だった。
テレビは、NHKの正午のニュースなら字幕放送を実施しているだろう。会社のテレビは、字幕放送が見られないので分からない。

CS障害者放送統一機構が実施している「目で聴くテレビ」は、12:25からテレビに同期した字幕と手話をつけた放送を配信を始めた。
目で聴くテレビが普及し始めた時に、宮城県で地震があったのは何年前か。また、再び地震が起きたが、専用受信機アイドラゴンの普及はどのくらいか。
一刻も多くの台数を普及したい。
全難聴と全要研の災害情報メーリングリストも地震発生後即情報を配信した。現在も、情報が流れている。これからの対応も協議する。

ラビット 記




電子レンジの音

2005年08月16日 02時45分07秒 | 機器について

050816_0126~001.jpg050816_0127~001.jpg中途失聴・難聴者のバリアーは家の中の生活にも多い。
電子レンジや電気洗濯機の終わった音が聞こえなくて不便だ。どうするかというと電子レンジは終ると庫内のランプが消えるので見ている。洗濯機は触ってみるのだ。
今では外からクーラーのスイッチを入れたり、冷蔵庫の中まで分かるという。
傾いた洗濯機もスチームのレンジも便利だが、聞こえなくて困っているひとのためにユニバーサルデザインを進めて欲しい。
待てよ、これって国連の障害者権利条約にあったかしら。ファシリテーターのトーマスさんにメールしておこう。願わくば、条約だ、バリアフリー法だ、JISだなど言わなくても世界に冠たる我が国の家電業界がデファクトスタンダードとして欲しいものだ。

我が家には聴導犬がわりがいるが、難点は知らせ方が乱暴なのと家に帰って来るのが遅いことだ。
彼が教えてくれたのは、電子レンジの扉を開けたままでスイッチを入れていると音がすると。我が家のレンジは彼が産まれる前から働いている。さすがにランプが付かなくなったが文句は言わないのだ。

ラビット 記