昨年12月13日に国連で採択された「障害者権利条約」の仮訳が日本障害者フォーラムのホームページで発表された。
3/30本日、国連で40カ国以上の国が署名式を行うとという歴史的な日に発表されたのは大きな意義がある。
これは、英語の条約文を他の言語の訳文とも参照しつつ、その真の意味が理解されるように、一条一条、一項一項、一語一語、長瀬修氏、川島総氏が精魂傾けて検討されてきた。
ここに至って発表されたのは、多くの人から障害者の権利を守るためには条文がどう翻訳、理解されなければならないかが不可欠であり、国内法整備の課題を精力的に進めるためである。
国が障害者当事者を含めずに、各省庁を集めて作業チームを結成して国内法の整備を検討していると自ら国内法の整備との課題でどういう訳文にするかが重要と言っている中で、この仮訳は大きな力を発揮するだろう。
ラビット 記
------------------------------------
障害のある人の権利に関する条約 仮訳
■この仮訳を利用される場合は、次の点についてご理解とご協力をお願します。
(1)この仮訳の一部を論文等で引用する場合は、「川島聡・長瀬修 仮訳(2007年3月29日付訳)」であることを明記してください。(訳者名と日付)
(2)仮訳の全文を、他のウェブサイトや印刷物などの媒体に掲載しないでください。
(3)この仮訳は、少なくとも4月中は、必要に応じて、JDFのウェブサイト上で改訂される可能性があります。
- 「障害のある人の権利に関する条約」 ならびに 「障害のある人の権利に関する条約の選択議定書」 川島聡・長瀬修 仮訳(2007年3月29日付訳)
- 同上 (MS-Wordファイル 128KB)
http://www.normanet.ne.jp/~jdf/shiryo/convention/index.html