難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

初詣 世界の聴覚障害者の幸せを祈る

2010年01月01日 13時17分52秒 | 日記(つぶやき)
初詣には、近所の別所日枝神社にお参りした。

世界の聴覚障害者の幸せを祈った。
戦争や貧困の元にいる聴覚障害を持つ人々、疾病や事故で聞こえなくたった人々すべてが安寧で豊かな生活が送れるように。

日本の千数百万人に及ぶ聴覚に障害のある人々も支援の手が差し伸べられずに苦闘している。

これらの人々への想いをはせる想像力。
新しいエネルギーの元になるという確信。


ラビット 記

中途失聴者、難聴者の支援サービスの体系化は急務!

2010年01月01日 11時50分06秒 | 福祉サービス
東京都心身障害者福祉センターが「中途聴覚障害者(中途失聴者)」の相談支援の研修会を行った。
同センターは、A型センターとして補聴器給付の聴力検査(障害認定)や以前は難聴者、中途失聴者へ直接的な支援業務を行っていたが、現在は地域のB型センターの相談支援事業の支援や自治体の業務の専門的相談等を行っている。

中途失聴者の相談支援がこれまで地域で行われていたが、他の障害に比べて分かりにくいことや当事者の求めるものが整理・体系化されてこなかったため、支援が手薄になっていた。

障害者自立支援法に変わる総合福祉サービス法の策定が検討されようとしているがこれに難聴者、中途失聴者の求める施策を充実させるためにも、必要なサービスを当事者の手によって打ち出さねばならない。

例えば、補聴器や人工内耳でどう聞こえるかから、どのような支援があれば聴能を発達させることができるのか、聴能を発達させることが社会参加促進、自立とどう結びつくのか、医療サービスと福祉サービスの統合化、リハビリテーションが権利であること、障害が社会の理解と障壁との相互作用であるという考え方との整合性など、社会に理解させるものを打ち出す必要があるということだ。


ラビット 記
-----------------
「平成21年度 中途聴覚障害者の相談支援に関する研修会」実施報告

人生の半ばで聞こえない・聞こえづらくなった中途聴覚障害者は、生活に不自由を感じながらも相談場所がわからないことなどから、ニーズが潜在化していると言われています。聴覚障害者が相談支援サービスを活用できるためには、支援者の積極的なアプローチが必要です。
今回初めて、中途聴覚障害の理解を深め、相談支援に繋げるためのノウハウ・技術を提供し、相談支援サービスの質の充実・向上を図ることを目的として「中途聴覚障害者の相談支援に関する研修会」を開催しました。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shinsho/shien/jigyou/h21houkoku/21chuutochoukakushougaikenshuu/index.html