難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

難聴者はどういう障害か、当事者が考えよう。

2010年01月18日 21時13分48秒 | 日記(つぶやき)
障害者権利条約の批准のために、障害の定義をする。もちろん、医療モデルから生活モデルへ転換をすることになるが、難聴という障害をどう説明するかも問題になる。

「聞こえる、聞こえない」は聴覚機能を失っている状態を説明している言葉と受け止められてしまう。
すると、難聴者の持つ深い苦悩、幅広い問題というのが見えない、あるいは見えにくいのではないか。

難聴者はコミュニケーションの障害と関係性の障害を持つ。

難聴者は、環境、心身の影響を受けやすい聴能によるコミュニケーションをするためいつもコミュニケーション不全感を感じているため、能動的コミュニケーションが難しい。

なにかしっくりくる説明が欲しい。


ラビット 記
新幹線京都駅の土産店

ロービジョンと中途失聴者

2010年01月18日 20時52分45秒 | 日記(つぶやき)
大阪で視覚障害者組織の人と話す機会があった。

聴覚障害者の難聴者に当たるような方々を「ロービジョン」と言うのだそうだ。弱視という言葉もあるが、医者は別の意味で使っているのでそれは使えないとのことだ。

将来失明してしまうのではと言う恐れや周囲の環境によって視覚が大きく影響されたり、障害の情協を自ら説明しにくいとか、組織に入る人は非常に少ないとかいろいろうなづけることも多かった。


ラビット 記
新大阪駅から見た夕日