難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

全国難聴者福祉大会は青森で開催。

2011年07月02日 19時40分50秒 | 東北地方太平洋沖地震
今年の全国難聴者福祉大会は東日本大震災被災地の青森で開催される。

ラビット 記
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めざそう!真の難聴者・中途失聴者の人権と尊厳を!
第17回全国難聴者・中途失聴者福祉大会 in あおもり.
~障害者の権利に関する条約の批准に向けて、我々は何をすべきか~.

参加申込ご案内.
平成 23年 6月吉日.
(社)全日本難聴者・中途失聴者団体連合会会員様.
(特非)全国要約筆記問題研究会会員様

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http://www.zennancho.or.jp/info/2011fukushi_notice.pdf



東日本大震災と障害者の情報保障シンポジウム

2011年07月02日 18時35分33秒 | 東北地方太平洋沖地震
矢澤委員長のシンポ趣旨説明がとてもまとまっていた。
災害時の障害者が被災した時の問題が多角的に提起されていた。共生社会の構築と当事者の参画は4人のパネラーに共通していた。
限られた時間で結論から展開する藤井コーディネーターからも大きな示唆を得られた。
ラビット 記
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東日本大震災と障害者の情報保障2011.7/2

・昨年の3月12日(金)に「障害者と災害」というシンポジュームを開き、障害者の特徴・困難性の理解の為に事例報告や国の防災計画について検討を行いましたが、一年後にこのような大きな災害が起こることは想像できませんでした。

3月11日14時46分に東日本・三陸沖東北東130kmの深さ約24km海底でM9.0の大地震が発生しました。この規模の地震は大正12年の関東大震災がM7.8,昭和8年の昭和三陸地震のM8.4、を超える日本史上最大規模の地震で、電気を始めライフラインが破壊された。

直後に6mの津波発生の警報が発せられたが、その後、修正があり10m以上の津波が押し寄せてくると報じられたが、多くの被災者はその情報を受け取れなかったのではないかと思われます。30分後に8m以上の津波が各地に押し寄せてきましたが、海岸線にいた多くの人が犠牲になりました。現在、死者、行方不明者が2万人を超えております。地震直後から避難が始まったが、障害者や高齢者の避難に手遅れになり犠牲になった例が見受けられます。

地震直後、停電になり情報を受け取る手段は携帯ラジオか携帯電話と限られた手段しか残されなかった。ある老人施設で大きな被害がでた。50人の施設で利用者46名、職員17名が避難中に津波の犠牲または行方不明となった。
同じ50名の施設では近くの空港ビルに避難して犠牲者は一人だった。
この差はラジオによる情報収集と近くに高い建物や場所あったか否かによるものです。また、ある自立生活をしていた筋ジストロフィー患者は、ちょうどその時間ヘルパーがいない時間帯で、親戚やヘルパーが救助しようとしたが間に合わず、「あきらめましょう」という言葉を残して同居していた祖母と津波の犠牲になりました。
このような大きな災害の時は、地域のネットワークの力が最も必要で、避難訓練や情報連絡手段の日頃の確認が、避難の成否に関わってきます。

今回の障害者放送協議会のシンポジュームでは「今回の東日本大震災で障害者はどのような情報のアクセスに困難を経験しているのか」関係者から報告して頂き、情報保障に関する問題点を明らかにすると共に、それに対する取り組みについてレポートして頂き、今後の防災計画やインフラの整備に反映して行きたいと考えています。

今回は大地震と津波の被害の他に、福島第1原発の事故が地震発生して約4カ月になっても、具体的な復興計画が進んでいない大きな原因ともなっています。原発のような災害時に大きな危険が想定されているシステムは、2重、3重の安全対策が必要で、想定外では済まされないことを心に刻むべきです。

今回のシンポジュームでは最新の現地の被災情報をビデオレポートとしてご覧にいれ、各障害別・分野別に問題点、被災地における取組及び今後の課題についてご報告いただきます。

災害時の情報源として私たちに一番身近なものは、テレビとラジオですが、本日はNHK編成局管理部専任部長の森本様においで頂き、「災害時におけるNHKの字幕・解説・手話への取り組みについて」お話頂けます。また、総務省情報流通行政局の安間様には「震災と情報アクセシビリティ」についてお話しいただけます。

今回のシンポジュームは、ここ東京の会場とともに、大阪会場ともインターネット回線で結び、生中継しておりますので、大阪の会場の皆様と共に討論しながら、盛り上げていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
後半は、パネルディスカッションの形で、同じく東京と大阪で中継討論して行いたいと思います。

コーディネーターは、日本障害者協議会常務理事で、制度改革推進会議で議長代理をされています、皆様おなじみの藤井克徳さんにお願いします。藤井さんはJDF東日本大震災総合支援本部事務総長をされ仙台と福島の現地対策本部の指揮、連絡を行っております。

パネリストは放送・通信バリアフリー副委員長の高岡正さん、災害時情報保障委員の岩井和彦さん、著作権委員長の河村宏さん、放送・通信バリアフリー委員長の寺島彰さんの4人の方にお願いしました。
コメンテーターとして私、矢澤が担当しますので、本日はよろしくお願いいたします。

シンポ NHKの報告

2011年07月02日 14時46分20秒 | バリアフリー
震災発生後に字幕放送をを始められたいきさつ、試験的に音声認識技術で自動字幕制作の試験をしたことなど初めて聴いた。

その他に取り組みを検討していることが報告されたので期待したい。しかし、当事者が関わっていない形ですすめられているのではないか。

TVCMの字幕トライアルは多くの聴覚障害者がモニターに参加している。

ラビット 記

大震災と精神障害者施設浦河町べてるの家のとりくみ

2011年07月02日 14時20分22秒 | 東北地方太平洋沖地震
シンポジウムで報告された内容は、いろいろ考えさせられる内容だった。

精神障害はコミュニケーションの障害といわれていると聴いて目から鱗だった。
自分と自分の心、周囲の人、社会とのコミュニケーション都考えるということかも。

なるほど×10

ラビット 記

シンポジウムの打ち合わせ段階から白熱した議論

2011年07月02日 12時25分24秒 | 東北地方太平洋沖地震
シンポジウムの打ち合わせに、コーディネータの藤井氏が進行方法を説明。

時間もないので最初に政策的な問題、後で復興に関わる問題提起をすることになり、その受け止め方について議論が交わされた。

最初に政策的な問題を提起するということだ。
まもなく開始。

ラビット 記

幻の「ソウル・レインボー」のビデオ発見!

2011年07月02日 11時23分41秒 | 難聴一般
故高村真理子さんと大橋ひろえさんのソウル・レインボーのビデオテープが協会事務所の引っ越しの際に出てきた。
2004年の聞こえのオープンカレッジで演じたフライングハンズショーも。
しかし再生するビデオデッキがない。DVDにするお店に行くしかないか。

まもなくシンポジウムの打ち合わせ。

ラビット 記