難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

障害者基本法改正法案参議院附帯決議(8)

2011年07月29日 12時57分22秒 | 障がい者制度改革
八、障害者政策委員会の委員の人選に当たっては、障害者政策を幅広い国民の理解を得ながら進めていくという観点から、広く国民各層の声を障害者施策に反映できるよう、公平・中立を旨とすること。
右決議する。





障害者基本法改正法案参議院附帯決議(6)

2011年07月29日 12時55分58秒 | 障がい者制度改革
六、国は、この法律による改正後の障害者基本法の施行の状況等を勘案し、救済の仕組みを含む障害を理由とする差別の禁止に関する制度、障害者に係る情報コミュニケーションに関する制度及び難病対策に関する制度について検討を加え、その結果に基づいて、法制の整備その他必要な措置を講ずること。
(続く)

障害者基本法改正法案参議院附帯決議(2)

2011年07月29日 12時41分39秒 | 障がい者制度改革
二、国および地方公共団体は、子どもの発達に対して、障害の有無に関わらず、将来の自立に向けて個の特性に応じた一貫した支援がなされるべきものであるとの観点から、障害に気づいてから就労にいたるまでの一貫した支援を可能とする体制整備を行うこと。
(続く)


障害者基本法改正法案参議院附帯決議(1)

2011年07月29日 12時37分15秒 | 障がい者制度改革
平成二十三年七月二十八日
参議院内閣委員会

障害者基本法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)
政府は、本法の施行に当たっては、次の書店について適切な措置をすべきである。

一、国および地方公共団体は、視覚障害者、聴覚障害者その他の意思疎通に困難がある障害者に対して、その者にとって最も適当な言語(手話を含む。)その他の意思疎通のための手段の習得を図るために必要な施策を講ずること。
(続く)
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◆1◆ 障害者基本法改正法案 参議院内閣委員会で可決 7.28
6月15日に衆議院で可決された障害者基本法改正法案は、本日、7月28日(木)参議院内閣委員会で午前10時から2時間20分の審議がおこなわれ、早朝からかけつけた60名の傍聴者が見守る中で可決されました。

○参議院インターネット中継(録画) 内閣委員会→7月28日
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

「いろいろな問題を含んでいますが、これからの運動が重要だ」と太田修平めざす会事務局長はのべています。

○添付PDF=参議院内閣委員会で採択された附帯決議
※ラビット テキストにて送信。
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◆障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会◆
ニュース 2011.7.28 第137号(通巻245)
http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
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被災地難聴者協会に対する支援は今

2011年07月29日 08時35分47秒 | 東北地方太平洋沖地震
岩手県、宮城県、福島県の難聴者協会の会員の置かれた状況はまちまちだがその求めているものは、生活再建の支援とそのために必要なコミュニケーションの保障と身近に相談に乗ってくれる人の存在ではないかと思う。

障害の有無に関わらず生活再建は必要だが、難聴であれば地域や職場でのコミュニケーションが不安になる。難聴であることで就労も困難なことも予想される。
聞こえなくても出来る災害支援ボランティアを求める声があるが難聴者の就労の限界を示すようにも見える。今必要なのは難聴者に対する理解を地域社会に広げることだろう。難聴者でも普通に生きる権利がある、働く権利があることを訴えるのだ。これこそ難聴者にしかできない災害支援ボランティアだ。

ラビット 記
※iphoneがつながらない。

ファミリーレストランの新装開店・・

2011年07月28日 19時04分25秒 | 日記(つぶやき)

通勤に使っている駅前のファミリーレストランが本日新装開店した。家族連れが早速入って繁盛しているようだ。
隣には、植物庭園の中に7月21日にオープンしたバーベキュー店がある。
こちらは若い学生やサラリーマンのグループが列を作っている。

日本語ハッシュタグの#聾あるあるを見ると、会社の飲み会は料理と酒しか記憶にないとあった。
#難聴あるあるのハッシュタグはまだないが、聞こえたり聞こえなかったトラブル、失敗が続出するだろう。

8月23日に会社の慰労会がある。社長も常務も本部長も出席すると。気が重い。

ラビット 記

アドエス用のタッチペン、交換。

2011年07月28日 18時48分45秒 | PHSから
ウィルコムの通称アドエスを交換用バッテリー3個をとっかえひっかえしながら使っている。
タッチ用のペンは国産竹製の棒(高級割り箸)を手で削りだして使っていたが100円ショップでゲーム用のペンを見つけたので交換してみた。
台湾製の真鍮メッキのプラスチック製で高級感は全くないがやや太く、軽いので交換してみた。
竹製のは机にしまっておいた。

「難聴者の生活」ブログはこのアドエスから綴られている。

ラビット 記

2001年「紅白」を字幕放送開始から10年。#nhk

2011年07月27日 18時16分58秒 | 放送・通信
勤務先の机上には、NHKが「紅白」の生放送の字幕放送を始めた記事の切り抜きを貼ってある。
2001年、当時の海老沢NHK会長が渋るNHK技術陣を振り切って決断したと聞く。
あれから10年経つ。NHKは災害時の臨時ニュースの字幕放送の実施を決断して欲しい。
RT希望。

ラビット 記

総合福祉部会骨格提言素案、基本法改正動きなど

2011年07月27日 17時47分10秒 | 障がい者制度改革

難聴者関連施策の提案、要望、意見は全難聴へ。
FAX0333540046

ラビット 記
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◆1◆ 総合福祉部会 骨格提言素案を提案 7月26日

第16回総合福祉部会は、7月26日、13時~17時10分、厚労省講堂で開催され、「今後の議論の土台として作成配布。素案は、三役で検討+座長の意見を聞きつつまとめたもの」と佐藤部会長。
東室長は、骨格の条件-議論をまとめて世に出す→新法へ。
一般国民、国会議員いろいろな人にわかりやすくしたとしました。

○当日配布資料(膨大なものですがたいへん重要な資料です)
 http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/sougoufukusi/2011/07/0726-1.html

○障害者総合福祉法:サービス無料に 内閣府部会が提言素案(毎日新聞)
 http://mainichi.jp/life/today/news/20110727k0000m010075000c.html

以下は、太田修平さんの「障害連FAXレター」から
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提言に関する議論では、まず障害者の範囲について、
「知的という表現が落ちているではないか」という指摘が出され、佐藤部会長は、「身体的・精神的という表現でも包括的であり国際的文章でも出されている」と答えた。
また、障害者の範囲の部分で「サービスを利用する者という表現を明確にいれた方がよい」という発言もあった。

支給決定(選択と決定)では、「国がガイドラインをつくるというが、今の障害程度区分と同じになってしまわないか」
という意見や、「合議機関の構成メンバーがおかしいのではないか」という発言が出された。

相談については、様々な意見が出された。
「重度障害者にとっては、地域生活の観点から、全国的な相談機関が必要である」
「一般相談と特定相談をわけるのがおかしい。特定相談は見直すべきだ」
「相談支援に予算をかけるのは人々の理解が得られない。もっと予算をかけるべきところがある」などが出されていった。

権利擁護では、「入所者・入院者への権利擁護システムとあるが、総合福祉法には馴染まないのではないか」との指摘もあった。また知的障害者にとっては、「場所の情報も入れてほしい」や「虐待防止法との関連も教えてほしい」
などが出された。

利用者負担について「グループホームについては、応益負担廃止し…とあるがグループホームの入居者も家賃補助を受けるなどしてそのコストを支払ってもいいのではないか」との意見が出され、「基本的には作業チームでも同じ考えである」や
「障害に必要な経費は求めないという原則を打ち立てながら、今後対応すべきである」という発言もあった。

デイアクティビティセンターでの医療ケアを必要とする人びとへの対応について、資格の有るものにしっかり行うべきとする意見や、長い間付き合っている介助者との関係を重視していく必要がある、というふたつの意見が出された。

支援体系については、国が担う部分と自治体が担う部分と分けられ、特に就労センターやデイアクティビティセンターについての議論となった。
就労センターについて賃金補填とあるが、今の社会情勢を見るときにもう少し丁寧に考えていく必要があるとの意見も出された。
人材確保について「給料を国家公務員並みにとあるが、
それができるようだったら苦労はしていない」との厳しい指摘もあった。

地域移行については、地域基盤整備10ヶ年計画を明らかにし、その中で進めていくこととしたが、委員からは「地域社会で安心して暮らせる社会整備などといった表現の方がよい」
とする意見などがあった。さらに「精神障害の立場だと社会的入院が減っていない現状にあって、10ヶ年でなく緊急に行ってほしい」という意見が出された。

佐藤部会長からは、「今回取りまとめた支援体系の中には入所施設を入れてなく、メインは地域という考えだが、施設などを必要だとする人もいるという考えだ」
と述べた。

続いて、厚労省中島課長から前回のコメントに対する意見への再コメントがあり、「コメントを出すのが遅いと指摘されたが、基本的には予定通り。2週間以内で出した」
と述べ、時間もなかったこともあるのか「前回の部会で佐藤部会長から厚労省コメントはあくまで参考意見としたいということであったので、今日は細かいことまで再コメントはしない」と発言した。

最後に利用者負担部会の小野副座長から、利用者負担のあり方についての厚労省コメントについて、再度意見が提起された。
次回8月9日(火)


◆2◆ 障害者基本法改正法案 28日参議院内閣委員会で審議へ

6月15日に衆議院で可決された障害者基本法改正法案は、26日、細野担当大臣より
内閣委員会で趣旨説明がなされ、7月28日(木)の審議が決まりました。
内閣委員会の予定は次のとおりです。質疑の後、採決される見込みです。
JDなどは多くの傍聴をよびかけています。
 開会時間:10時
 質疑時間:2時間10分(質疑終了は12時10分めど)
 *時間配分 民主30分、自民45分、公明15分、みんな15分、無所属15分
 *委員外発言5分ずつ…共産(田村智子)・社民(福島みずほ)

○JDF(日本障害フォーラム)の緊急要望
 http://www.normanet.ne.jp/~jdf/0722_youbou.html


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◆障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会◆
ニュース 2011.7.27 第136号(通巻244)
http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
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中途失聴・難聴者対象手話講習会35年の積み重ねから見えてきたもの。

2011年07月26日 18時42分27秒 | エンパワメント
日曜日の協会の例会は、東京都の中途失聴・難聴者向け手話講習会が昭和50年に開講して以来35年、36年目になる中で、開講した時のいきさつ、長く手話講習会に関わった方、助手や要約筆記を担った方々から、それぞれお話を伺った。

特に、昭和50年に始まった時にその目的が孤立した難聴者に手をさしのべること、難聴者の障害受容、自覚を促すこととされていたことを聞いて、この講習会の原点が確認できたのは良かった。

休憩後、参加者に「皆さんは中途失聴・難聴者手話講習会から何を学びましたか」と問いかけ、4人の方の報告と参加者の多くの意見から難聴者向け手話講習会は、一つは「難聴者」になること、もう一つは「仲間を作ること」と整理してみた。

「難聴者」とはただの耳の遠い人ではなく、人から話しかけられることに怯えている人ではなく、自分に自信がなくした人ではなく、難聴であることを自己理解(自己覚知)し、一人の人間としての権利を自覚した人のことであり、難聴によって断ち切られた家族や周囲の人との関係を仲間と友だちになること(関係の再構築)を指す。

中途失聴・難聴者向け手話講習会のカリキュラムは、2つの要素を持つことになる。
つまり、一人の自覚した難聴者として自立していくための支援プログラムと日本語手話獲得のカリキュラムが互いに絡み合いながら実践されていく。

中途失聴・難聴者対象手話講習会の指導者はまさに「中途失聴・難聴者の支援の専門性」、「日本語手話獲得指導技術の専門性」を身につける必要がある。

この研究は今年度で2年目になる。いよいよ指導目標と学習単元の検討に入る。

ラビット 記

「目で聴くテレビ」、台風6号の緊急放送実施。

2011年07月26日 08時29分54秒 | 東北地方太平洋沖地震
台風6号が四国に接近している時、統一機構は緊急放送を行った。
全日本ろうあ連盟関係者には放送開始前5分前に通報していたが、全難聴に連絡があったのは1時間半以上経って17:49。

ラビット 記
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2011年07月19日17時49分55秒
さんが送信したメールを転送します。
----Forwarded Message-----
----- 転送メッセージ ----------
From:
日付: 2011年7月19日15:55
件名: 台風6合の緊急放送
To:

16時より台風放送の緊急リアルタイム放送を実施します。
光警報と手話字幕付与です。インターネットにものせます、NHK画像は出ません。
1回目は5分間ですが、状況を見て随時放送します。

地デジのデジタルデバイドを告発 炉心溶融のシミュレーション画像

2011年07月25日 19時30分17秒 | 放送・通信
難聴者のみならず国民にとって、テレビは様々な情報と知識をもたらす源である。
教育・文化教養に資する番組の放送を放送法が義務つけているのは国民の文化的資質の向上に効果があるからだ。

このテレビの情報が耳から入らないということは生活や経済活動などだけでなく、教育権、司法権、さまざまな基本的人権の行使するだけの知識が蓄積されないということに他ならない。それだけ影響が大きい。
その場の情報が入らないということは情報が蓄積されて知識にならないからだ。テレビのニュースはもとより幅広い分野の番組のアクセスが保障されなければならない。

地震や台風があっても、局の体制を理由に、コストを理由に臨時ニュースの字幕放送を実施しないNHKはいったいに聞こえない人を視聴者と思っていないのか、国民と思っていないのか。字幕放送をしないなら臨時ニュースを放送するな。差別だ。これが一番悔しい。
いまだにマイノリティに対する哀れみの放送と思っているのだろうか。欧米では、万人のためのテレビ TV for the allの考えが普及しているのに。

NHK放送文化研究所で情報疎外が聴覚障害者の人権にどういう影響を及ぼしているか論じたものがあるのだろうか。
視覚障害者は今までラジオで聴いていたテレビ音声は地デジテレビを購入しなければ聞けなくなってしまった。
デジタルデバイドそのものだ。情報アクセス権の侵害だ。権利侵害の視点で告発するマスコミ、ネットメディアがあるだろうか。

ラビット 記
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日経エコロジーより。
ECO JAPANでは、独立行政法人・原子力安全基盤機構が事故前に、原子力防災専門官向け資料として作成していた、炉心溶融のシミュレーション画像を入手した。電源喪失や冷却機能喪失により原子炉内部で何が起こるのか。そこには、目視不可能な炉心溶融のプロセスが見事にCGで再現されていた。

2011年7月22日
動画で見る炉心溶融 求められる実態の解明
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/report/20110622/106729/
炉心溶融のシミュレーション画像
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/report/20110622/106729/106729.asx