岩手県、宮城県、福島県の難聴者協会の会員の置かれた状況はまちまちだがその求めているものは、生活再建の支援とそのために必要なコミュニケーションの保障と身近に相談に乗ってくれる人の存在ではないかと思う。
障害の有無に関わらず生活再建は必要だが、難聴であれば地域や職場でのコミュニケーションが不安になる。難聴であることで就労も困難なことも予想される。
聞こえなくても出来る災害支援ボランティアを求める声があるが難聴者の就労の限界を示すようにも見える。今必要なのは難聴者に対する理解を地域社会に広げることだろう。難聴者でも普通に生きる権利がある、働く権利があることを訴えるのだ。これこそ難聴者にしかできない災害支援ボランティアだ。
ラビット 記
※iphoneがつながらない。