わけあり歓迎。

わけあり品として、すごく安かったキュウリ。

暑い日はよく冷やして首に当てたら気持ちよさそう。またはブーメランにも。

ま、それは冗談として（食べ物で遊んではいけません）

相場が上がれば価格の高騰を抑えるよう規格外の品も出荷して販売してはどうかと御上からのお達しがあって、去年からこうしたわけあり商品が出回るようになった。
今年の夏も台風や大雨で、価格が変動することだろう。

理由ありとは大概、サイズやカタチが規格外ということを意味するが、味には問題ない。価格が安くなるなら自分は何も問題としない。このように大きく曲がったものはチクワに挿入することは難しいが（笑）

そのうち、世の中では規格外を意味する「わけあり品」という言葉はなくなると思う。

そもそも食品の価格は重さだろう。まっすぐが良いとか、大きさが揃っているとかは流通側の都合である。消費者はそれにいつのまにか馴らされてしまった。

これは昭和後期からの、フツーの子ども、みんな同じ子どもが良いとされた、そう、たとえば運動会の徒競走ではみんな並んでゴールするマヌケな子育て論と同じだ。

いろいろあるのが野菜だ。それが世の中だ。


ただし、果実は糖度を測定し「成績の良いもの」によい値がつく。
これも世の中。

う～ん、これも世の中、か。