酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

小さく切ってね。

2012-07-10 | 酒風景
恥ずかしながら、拙の歯。わずかだが義歯が入っている。

その1本の調子が近頃どもうよくなくて、固い物、弾力のあるものを咀嚼、するときは本調子という訳にいかぬ。

それでも食べたい、イカゲソの唐揚げ。


揚げ物は絶品。川わきのゲソ揚げであるが、小さく切ってねと、ひとくちサイズにしてもらう。

揚げた後、サクッ、サクッと包丁を入れてくれたのだが、どうしてどうして、これが食べやすく美味しい。歯に問題のない普段からこうしてくれても良いと思うほどだ。いや、こうしてねと頼むことにしよう。


歯のことになると気が重くなる。治療に痛みや辛さがあるというのは、もう開き直っていられるが、そもそも虫歯になったこと。これは自分の責任であって今さらながら不養生を悔いてしまうのである。

しかし、なくなってしまったものは今さらどうしようもない。残った歯をいたわりつつ、なくなった歯の分まで美味しく食べるしかない。

(おおっ、今思いついて書いたが、食いしん坊の言い訳レベルがかなり高いぞ)