酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

多国籍

2013-11-09 | 酒風景
言うまでもないが(なら言うな)、改めて言うが(そんなご大層な)、蕎麦が好きである。

健康を意識しているというのが大方の理由だが(最低一食は蕎麦にしないと一日の摂取カロリーが多い)、年間を通して白米を食べる機会よりも多いのは確かだ。実際のところいろいろと工夫もできるので美味しく楽しんでいる。

もっぱら昼食だが、家で晩酌をした時も〆に蕎麦というのもよくあることで、それ便利かと買っておいた具がこれだ。


山菜の水煮。わらびとなめこだ。

地元のものではないにしても、富良野方面の農協さんが製造販売しているものなので、北海道の味として美味しい思いをさせてもらっている。

だが、思いのほかしょっぱいなと、見てみた袋のラベル。


なぬ。

わらびはロシア産、なめこは中国産という多国籍コラボ商品だ。製造販売は内地の業者であった。

山菜なんぞ、そこら辺で採れるのを食べるから旨いと思っている自分には、外国産があることに軽く衝撃。

しかし、たかが山菜されど山菜。外国産だろうがとにかく山菜を食べたい人がいるのか、海外から輸入してでも食べさせたい人がいるのか、こんな商品が誕生したいきさつを思うと妙に感慨深いものもある。

何しろ、中国産を国産と偽るよりは猛烈に甚大にマシか。
変なことで安心してしまう今日この頃である。