酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

道産パスタを堪能。

2013-11-22 | 旨かった話
美人ガーデナーさんよりお誘いありて、昨日、トラットリアな感じのお店でランチ。

メニューを見ると、冒頭に留萌のルルロッソとある。
今年話題の、留萌特産の小麦を使ったパスタのことで、一度食べてみたいと思っていたもの。

ランチメニューは、まず、ルルロッソの生麺と乾麺のどちらかをお選び、その上で数種のソースを選択するというもの(ソースを選んで麺を選択してもいいけど)。


ソースも地産地消がコンセプト。嫌みなく伝わってきてどれも食欲をそそる。
結果、自分は生麺で美瑛豚のアマトリチャーナを。彼女は同様に道産マッシュルームのクリームソースとなった。

美瑛豚のは期待通りの味。太麺とよくからみ美味しい。
そして向こうのクリームソース。ちょっと味見させてもらったら、予想以上に美味しい。自分もそれにすれば良かった(笑)と思うほどなかなかやる、店である。

ところでルルロッソであるが、イタリアンに使うパスタはデュラムセモリナを使うのが極めて一般的とされているが、それに匹敵する硬質小麦の作付けに成功し、産学官が力を合わせ粉および麺の開発に取り組み誕生したもの、ということらしい。
名前は留萌の夕日をイメージし、アイヌ語のルル(留萌の語源)とイタリア語のロッソ(夕日の赤)で造語したもので、まこと秀作である。

そういうものがあれば、それを美味しく食べさせる店がある。
その美味しさは料理以上のものがあって、大いに満足、なのだった。

それにしも、美瑛豚?
なんだか似たイメージの居酒屋があるけど。と思ってスタッフに訪ねてみたら姉妹店であった。
改めてそっちにも興味が湧いた次第。


蛇足:内装(照明設備)にお金をかけている店は、店内は薄暗くても照明がテーブルにピントが合い、照度も程々。かつ光源も料理が美味しく見えるようなものが使われている。
その様子は安価なコンデジ(ちなみに自分の)で撮るとそれがよく分かるのである。色がほぼ適正だ。