酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

晩秋の滋味を堪能。

2013-11-24 | 酒風景
思いがけず朝から晴れ。
部屋には日が射し明るい。お日様とはこんなに暖かいものだったのかと、思い返せば暗くて寒くて切なかったここ数日は、さながら過去の良くない夢のようでもある。

今日は手足が温かく調子が良い。
栄養状態が良いからだろうか。なんて言うと普段食ってないようにも聞こえるが、比較的豊か(金額じゃなくて栄養価とかバランスね)だと思う我が食卓をさらに向上させているものがある。


大根の甘酢漬け。色が青いのはもともと青いから。


先日、友人デザイナーTより、親父殿が育てたというビタミン大根の有り難い差し入れあり。
漬けてみれば、これが滅法旨いのである。

名前のイメージからいかにも滋養ありげな味がする。巷によくある大根より歯応えがあり、食べるほどに病みつきになるのだった。
かつ、採れたのはT宅の菜園にして、我が生家のある町でもある。本当の意味での地産地消でもあり、これが身体に良くないという理由はない。


ただ、

ご飯の副菜にとこさえたものだが、酒の充てにしてみれば、あっという間に食べ尽くしてしまう始末。毎度のことながら、本当に旨いものというものは儚く切ない。