目で呑む？。

実は土曜日、パソコンを買った（自宅用）。昨日はそのセッティングや旧機からのデータ移行などに１日かかりっきり。疲れた。


さて、


やれ油ものを控えましょうとか言いながら、呑んだらどうしても食べたいのが鶏唐揚げ。買うよりこさえた方が手っ取り早いので、いつも冷凍庫には肉をストックしてある。

先日はキムチ味で。

米粉を使ってさっくさく。味付けは、果物の名を屋号にしている某メーカーの「キムチの素」のみで、これまた手っ取り早い。普段なら生姜、ニンニクをがっつりと効かせたものを好んでいるが、たまにはこうしたものも面白い。

タレに肉を漬け込む20～30分。その間に違うことをすればいいのに、どうしてもそれに見入ってしまうというあまり役に立たない癖がある。味が染みるのはタレと時間の仕事であるからして、肉に向かってがんばれと声をかけようが神さまにお願いしようが意味がないのにだ（可愛い奥様がおいしくな～れと呪文をかけるあの愛情表現は別）。

あ、ちなみに自分、洗濯機が回るのをずっと見ていたり、何かを煮込んでいる鍋をただ見つめていたりする系の者。

ただその役に立たない癖は、ひとつの特技にも。鰻の通は煙だけで一杯呑れるというが、自分、味が染みている最中の肉を見つめ、出来上がった時のおいしさを想像しながら晩酌できる。
そう。料理を待たずして素材を見ただけで呑めるまでに達観したのである（笑）。

単に肴の出来上がるのが待ちきれないだけだろ、という意見もあるが、ひとつ言えることはクツクツと材料が煮え美味しくなっているコンロの前に椅子を置いて呑む酒。これが何とも言えない充実感がなのである。


ところでパソコン。消費税が上がる前にということで此度の購入を決断したのだが、ほかにもそれを言訳に三脚やら撮影機材にも散財。
消費税が上がった頃には支払地獄が待っている（笑）。