酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

豚に砂糖。

2014-02-26 | 酒風景
風邪気味なのか、エヘン虫がいるようで(今時エヘン虫って使う?というか知ってる?)時々咳がイガイガする。
が、食欲には異常なし。昨日、夕刻まで持ち越したランチの満腹感も、買い物をして家に戻ってみれば、お腹が記憶喪失をおこし何事もなかったように。


いわゆるブタの塩ダレ焼き。
晩酌のお菜(おかず)にしばしばこさえる我が家の定番(晩酌でのこういう料理は「肴」と呼ぶより「お菜」の方が温かい感じがする)であるが、これも「syunkonカフェごはん」に載っていたことをあえてお伝いしたい。

どれどれ、彼女はどんなふうに作ってるのかなと記事を見てみれば、まず肉を砂糖で揉み込めとある。難しいことはしないのがカフェごはんの信条らしいが、レシピには美味しくするための下拵えがきちんと書き添えられているのには感心。
すなわち、砂糖で肉が柔らかくなり、かつ旨みが逃げないという効果があるのだが、著者である彼女にはよほど、いいお母さん、いいおばあちゃん、あるいは有能な先生のどれかがいたんだろうなと、嬉しい勘繰りを入れたくなったりするのだった。

で、お前もそうしてるのかって?

知ってはいたけど、あたしゃそんなテク忘れてました。

近頃は塩麹なんか使うから、いや、それはそれでいいのだろうが、本来ある基本的なコツみたいなものから遠ざかっていくような気も。それではいけませんな。楷書を理解した上で草書を使う、なのだ。

というわけで、砂糖を使った今回のブタ塩。

豚に真珠ならぬ、豚に砂糖による妙味に満足なのだった。


それにしても、豚に真珠とか、食べるとブタになるとか、豚も迷惑な話だな。可愛そうだ。




ううむ、小さな咳が出る。どうか本気の風邪じゃありませんように。

今夜はサウナだな。
サウナ(ミストサウナ)に入ると喉の吸引機を使ったような効果があると勝手に信じている。