酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

ピンチョスな夜。

2014-02-21 | 酒風景
簡単に言ってしまえば(話すと長くなるので)、食の力で街を元気にしようという趣旨のイベントが昨夜開催された。

(ていうか、自分は開催した側の一人だったりするが)

まずは「函館バル街(良いケースワークとしても有名)」の主催者による講演を皆で聞き、さあ乾杯。(話をはしょりすぎ?)



講師は函館の老舗スペイン料理のシェフ。昨日はイベントでも供したらしいピンチョスをご披露いたいた。


・自家製アンチョビ グリエールのカナッペ
・アサリの串焼き サルサベルデ
・スペイン式じゃがいもの炒り玉子
・牛の低温ロースト 黒米バゲットカナッペ

というメニューなんだそうな。なんたってアンチョビがイケる。
さすが老舗レストラン。
お話によると、日本がまだ欧州からの生ハムの輸入を禁止していた頃から(解禁になったのはけっこう最近だ)、ハモンセラーノも自家製していたとか。

ビール、ワインで喉を潤したら、チケットをもって街に出かける(予め加盟している数店から二軒、ドリンクと店がこの日のために用意したオリジナルのピンチョスが味わえる)。

まずは夜景の見えるホテルのバーで。


オサラッペ牛(地元ブランド牛)の煮込みを自家製蒸しパンで(そうそう、自分らが仕掛けているピンチョスは地元食材を使うことがルール)。
カクテルを楽しみながら、さすがのホテルクオリティといった感じ。偶然にも昔の知り合いがカウンターに同席し、機せずして盛り上がったりもしたのだった。

二軒目は、いつも行ってる店なのに性懲りもなく…


ここの若き三代目もスペインテイスト。奥の卵焼きはたしかスペインの何とかかんとかって料理のはず(聞いとけよ)。

つかの間の梯子酒だったが、価値あるラグジュアリーなひととき(イベントタイトルが「一夜限りのラグジュアリーピンチョス」だから)を過ごさせてもらった。

参加の皆さんも同じ感想であったことを祈る。