酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

農家の酒。

2014-02-23 | 酒風景
話には聞いていた「農家の酒プロジェクト」。

農家と市民が一体となって「うまい日本酒」を造ろうという趣旨で、旭川の農家が主体となり、酒米の田植えや収穫を市民が体験。地元酒造メーカーがその酒米で日本酒を造るというプログラムである。
参加費を払えばその新酒のほか新米などがもらえるというものなのだが、自分、うっかり申し込みを見逃してしまったため、「話には聞いていた」だけになってしまったのだった。

そんな自分の意表をついて参加していたのが、友人デザイナーTと、後輩Yちゃん。

前置きが長くなったが、昨日がその新酒のお披露目となったそうで


いつもの女将の店を借り、二人が手に入れた新酒を呑もうということに。有り難くも、そのご相伴に与ったのだった。

呑み口はやや軽やかにして、喉奥にしっかりと香りを伝える。
ワインならミディアムというところか、軽快な美味しさだ。

酒の旨さも然ることながら、女将が用意してくれた塩ちゃんこ鍋、卵焼きも逸品で、ちょっと特別な宴を盛り上げる。

また時が来れば、今度は火入れした酒が会員に届くとか。美味しい話がまだとってあるとは、Tら二人がちょっと羨ましいのだった。