酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

縁起の良いたまねぎ。

2011-01-16 | 旨かった話
休日の昨日。
のんびりと買い物に街をほっつき歩きながら、いつもの女将の店へ。

いつもの店でいつものおでんを食べることになるのだが、いつもと違うのはそのカタチ。



タマネギ(丸ごと1コ煮)のおでん。
都会の高級おでん屋さんなどではよくやる手であるが、こういうふうに供されると、何やら箸の持ち方を確かめたりして、こっちもなにげにお上品に。

タマネギははらりと崩れるほど柔らかく、甘みが旨い。

「玉」な感じが、正月気分に心地よい。まゆ玉、お年玉、この時期は「玉」に縁起を感じる。

実のところ、昨日は今年初めての顔出し。いの一番の店であるはずなのだが。
そんな中、粋なおでんに出合うとは、今年もよいお付き合いができそうな・・・。

なにげに北海道な肴

2011-01-15 | 酒風景
昨夜、業界筋の集まりに出席。
直会の居酒屋で、気を惹いたメニューのひとつがコレ。



鹿肉ジンギスカンだ。
肉柔らかく食べやすい。ラムよりあっさりとした味でとても美味しい。知らないで食べたなら、ずいぶんとあっさり美味しいジンギスカンだねなどと言ったかも知れない。

近年、北海道内も鹿肉の消費が増えた。増えたというより、美味しく食べさせる技量が格段に向上したように思う。身近な環境でジビエが充実するのは大歓迎である。

さて、もう一品はその前日、同業筋と呑んだ店での一品。



一夜干しカスベの炙り

おっと、カスベは地域の名称か。正確にはガンギエイ。その料理は分かり易く言えばエイヒレだ。

普段より、軟骨ものはあまりこのまないのだが、これは煮物よりも食味食感とも自分の好みに合いそうだ。
この辺りでは珍しいカスベの炙り。ちょっとチェックかも。

火災に遭遇。

2011-01-14 | 日記
今朝未明。
ざわざわしい雰囲気に目が覚める。わさびも廊下に向かって吠えている。
消防車のサイレンが何台も何台も近寄ってきてはふっと消える。

こりゃ火事かなと、わさびをなだめながら窓の外を見ると、あたりは消防車でいっぱい。
気づけばなんだか臭い。
廊下からは無線音なども聞こえる。
どうやら火元はこのマンション?と様子を見に外にるべく準備をしていたら、警察がわが部屋に呼びかける。

階下で火災です。とりあえず消火しましたが、まだ安心できないので一応避難してください。と退去を勧告される。
一応、という言葉がおかしかったが、良識ある市民としてはすなおに従う。

防火服、背中にボンベ、耐熱ガラスつきヘルメットの消防隊員が足元はホースなどがあって危ないのでということで、住民の方が避難しま~すと叫びながら非常階段を丁重に引率してくれる。

出火のあった階あたりはまだ煙が残っていて、むせた。ドアはカッターで切られ無残な状態。

地上に着くと、作戦室っぽいヒトの集まりへ誘導される。大きなホワイトボードに様々な記号や数字がごちゃごちゃに書きこまれ、いろいろな動きをこうやって管理してるんだなということがわかった。
部屋番号を報告すると、担当隊員はその数字のあたりに何やら暗号みたいな文字を書き、ほかにヒトは残ってないですねと確認される。
こうした集合住宅火災は類焼や煙の蔓延による被害が予測されることから、全部屋の安否を確認するのだそう。

コートを着て外にでたのだが、外は氷点下10℃くらいか。毛布もありますからねと、ほかの隊員さん。とても親切だ。

わさびは固まっていた。

とまあ、ほどなく避難勧告は解除されたのだが、それにしても消防、警察の対応ぶりには感銘。こうして我々は守られているのだ。

ひとまずは、たいしたことがなくてよかった。

部屋に戻る途中に撮影




わさびに新しいおもちゃ

2011-01-13 | わさび部長
せっかく買ってあげたのに、どうやら気に入らないようです。

ヒモのカジカジするやつ。



なので、新しい友達を



ゴマちゃんのぬいぐるみ(動物園フォトコンの景品なんだけど)

おおっ、やっつけてる。犬はこうでないとね。



あれ?



どうやら気に入らなかったようで。


赤いウインナーの記憶。

2011-01-12 | こしらえた話。
例によって、深夜食堂に感化された自分は昨夜、赤いウインナーを食す。

それを食べると、我らの世代の皆は「懐かしい」というのだが、自分は「?」なのである。
なぜなら、我が家ではあまり食べなかったから。
食卓に限らず、お弁当などにも自分はとても食べたくて(友達のが美味しそうだったから)、母にお願いもしてみたのだが、その赤いのにお目にかかれるのは時々だった。

約束はタコさんウインナー。



さて、この画像の中にタコとは違う生き物がいます。それは何でしょ。
(後ろの毛だらけの者じゃなくて)

答えは

これだ



ナマコ

のつもり

いい年になってから知ったのだのだが、母はソーセージの類をあまり好んでいなかったらしい。