酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

初、あわび茸

2017-03-25 | 日記
地元で生産されていたとは。新種という訳じゃないのでしょうが、お初にお目にかかってござる。
アワビのような食感だからそんな名前だとか。


あ、大きさが分かりませんな。幼児の手のひら位のサイズかと思う。
ひだひだが気持ちいい。思わず頬ずりしたりして(笑)

まずは、どんな味か確かめるために蒸して食べてみよう。


カリカリに炙った油揚げとともに、ポン酢で。
う~む、特段すごい香りがするとか、すごい味がするとか、そんなことはなく、ああキノコだな、と。
ああそうか、この茎というか足のしこしこ感がアワビだよ~って訳だな。

思いついてこんな料理にしてみたが、悪くないと思う。味わいを高めるならごま油の数滴を足すと良いかも。

お次は、やっぱ定番の・・・


バター炒め。

うん、美味しい。アワビがどうしたこうしたはさて置き、美味しいぞ。
身が大きい分、食べ応えもあってイケる。
少し残して翌日のツマミにしようかと思うも、ぺろりといってしまった。

これは色んな料理に使えそうだ。値段もふつう。
またお目にかかったら買ってみよう。


という、絶賛好評開催中「きのこ生活」の1シーン。

謎のセロリ炒飯

2017-03-23 | こしらえた話。
まずはビールさ。

家には置いてないので帰りの道すがら。いつもの場末の店で。


たまのビールは旨い。呑まない日が多くなった最近、その分美味しさが増して感じるんだな。
ビールを美味しく呑むコツは、惰性で呑むのをやめることと覚えたり。

で、家に帰ってゴハン。



残ってるセロリ。葉っぱとかその辺の細い茎とか。
何だったんだろ。数日前に買ったセロリ、味が薄いし歯ごたえもすっかすかな感じ。
だから、え~い、炒飯の具にしてしまえ、ってことで。
レタスの外葉ってのはよく作るが、セロリで炒飯は記念すべき第一回。


う~ん、やっぱり味気ない(^^;)
炒飯自体が美味しく出来ているので(なにげに自画自賛)格好はついたが、腑に落ちない。

フツー、セロリってシャキッとしてますわな。
でも今回買ったのはサクサクな感じ。

そういう種類のセロリ?


という話でした。オチはありませぬ。


男山、道産米の逸品を味わう

2017-03-21 | 酒風景


昨日の晩酌。酒は旭川が誇る男山の「道産米純米大吟醸生原酒」。仕込みが行われる冬場だけ、それも酒蔵の直売でしか手に入らないレアな品。
道産「吟風」をとことん磨き上げ個性を純米吟醸生酒は、端麗美味を思わせるも意外なほどふくよかさを湛えている。いい意味でいう「複雑味」というやつであるが、生原酒のフレッシュ感もありつつ、どこか落ち着き払ったかのような香味のまとまりもあるという、二つの側面が交差する味わい深さが感じ取れるのだった。
個人的な記憶による印象であるが、昨年のものより原料の旨み、及びキレが増した、というか、より冴えているように思う。

と締めてしまうとただ話がただカタイので、朝ドラのすみれさんの口癖で。

なんかなぁ・・・

なんかなぁ・・・

だた美味しいんじゃなく、もっと伝わってくるものがあるんよ。

そうですか、すみれさん。
多分それは「蔵人の気骨」の味じゃなすかね。

そんな酒でござる。
まとめすぎ?(笑)


肴は長イモを素揚げして塩を振ったもの。いわゆるフライド長イモだな。
揚げ油にはサラダ油の他、ごま油をちょいと足し、盛り付けたら青海苔をかけて味わう。
極めて素朴な風味のする肴は、酒の香味を引き立てるので「道産米純米大吟醸生原酒」に打って付け。
揚げた長イモを迎えると、酒はまろみを増しより美味しくなるのだった。

長イモ素揚げのレシピはコチラ


かつては酒米の栽培には不向きと言われた北海道であるが、産学官の弛まぬ努力によって品質の良い米が収穫できるようになり、今や道外に出荷する程までに。それに追随し道内の多くの酒蔵が道産米による仕込みを始めた。
が、その経験値はまだ積み重ねの途中だ。今後の課題は米の個性をいかに理解し、それを引き出す仕込みによって、内地の名立たる米を使った酒に引けを取らない酒を造れるか。
そうした意味で「道産米純米大吟醸」は男山の挑戦であると受け取りたい。

地元のチーズが旨い。

2017-03-20 | こしらえた話。
近所に手作りチーズの美味しい店が出来て以来、うちの食卓事情がちょいと変わった。

チーズといえば、酒のツマミか料理に使うとろけるチーズ。そんなものだったのが、やれモッツァレラだのチェダーだのと日常の食卓で楽しむようになった。

一例、今朝。


トマトピューレを練り込んだというモッツァレラを使って。
いわゆるトマトのないミネストローネをこさえて、そこにチーズを。結果的にミネストローネになるかな、と。
ほんのり、ごくほんのりだがトマトの風味が効いて美味。なによりとろとろのチーズと、それが溶け出したオツユが何ともコク深くて、病みつきなおいしさ。

休日の朝。
もう一日何もしなくていいやと思ってしまいそうな充実感。

もう一つ、以前にこさえたもの。


こっちはスタンダードなモッツァレラを使って。
トマトとほうれん草の味噌汁にチーズ。これは結構いろんなヒトがやってる手技で案外珍しくないが、結構いろんなヒトがやってるだけあって、ふつうに美味しい。
決め手はトマト。これがえも言われぬコクとなる。

和風イタリアン?
いやいや、そんな表現は野暮。北海道産チーズを使った料理、これは日本料理だ。


越年ハーブ。

2017-03-18 | 日記
去年、知人より頂いたタイム。
雪を避けて部屋に置いておいたのだが、無事春を迎えられそう。
乏しい知識ゆえよく分かっていないが、タイムは単年性ではないのね。


無事ところか新しい茎もすくすくと。なかなかキレイなのだった。

それにしも、頂いた時からすこぶる元気。
鉢だからこんなもんで済んでるが、うっかり庭に植えたりしたら大変なことになる。
と、贈り主がぼやいてたな(笑)