ヒックリジョー釣り日記

このブログは、釣り大好きサラリーマンの面白くも悲しい釣り日記です。

激安餌木部隊導入!

2008-06-13 23:10:43 | エギング
先日の餌木大量ロスト事件以来、失われた戦力の増強を図っていた矢先に師匠のⅠ氏から耳寄りな情報が届いた。天草の釣具店で100円で売っている激安餌木が結構良いらしく、ベテランアングラーの中にはこの激安餌木でも好釣果を上げている人がいるとのこと。

早速、熊本市内の釣具店で同じ商品を探したが、それと思われる餌木は、なんと283円の値段がついているではないか、ちょっと高すぎじゃ・・(既に金銭感覚おかしくなっています)と思ったが、天草まで買いに行くガソリン代を考え、あきらめて4個購入、それでも合計1132円と通常の餌木1個分である。


この餌木、どう見ても某「エ○王Q」のパクリなのだが、ボディ材質は桐材のようである。そのためにか、セットしてあるシンカーも若干重めで、試しに本体重量を測ってみたら2個が22gで残り2個は24gとばらつきが見られた。
他にも多少リファインが必要と思われたため、早速チューニングを施すことに・・・

これがチューニングの材料と工具ですが、この他に電動ドリル、ヤスリ、セメダインスーパーⅩ2、マニキュア等を使用します。
透明な板は、ポリプロピレン製タックルボックスの使用しない間仕切り板で、この上でエポキシを混合すると、接着剤が乾燥後きれいに剥がすことができ何度も使用できるので大変便利です。

まず、布と下地テープがはがれてこないように生地を押し込んである溝にセメダインスーパーⅩ2で目止めをします。
次にアイの部分に巻いてある糸と、カンナの根元部分及びシンカー周りを二液混合のエポキシ接着材(100円ショップの5分硬化タイプ)で補強します。
そして、少し濁り気味の目玉に、はがれ防止を兼ねて100円ショップのマニキュアトップコートを塗ります。

次はカンナですが、安い餌木の場合カンナの針先が甘い場合があり、この餌木も10本に1本の割合で爪の上で滑る物がありました。
念のため全ての針を100円ショップのネイルケア用ヤスリでシャープニングします。

最後に電動ドリルでシンカーの穴開けを行い、沈下速度を遅くしてシャロータイプに改造します。
実は、この加工中にシンカーが外れるアクシデントが発生したため、ピンバイスでボディとシンカーを貫通する小さな穴を空け、真鍮製の釘を打ち込み固定しています。(通常の餌木はこの方法でシンカーを固定してあります)

写真では判りづらいのですが、これがチューニング後の完成品です。
重量を揃えるために、それぞれシンカーの穴径も変えています。
これだけチューニングしても、実際にちゃんと使えるか判らないとゆうリスクもあり、手間隙を考えると激安餌木導入もちょっと大変なのですが、私の場合は元来の道具フェチで色々と道具をいじる事自体が楽しいのです。

激安餌木部隊導入完了!
諸君の任務は、岩礁地帯海底への突撃及びロングステイである
コメント
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