あおしろみどりくろ

楽園ニュージーランドで見た空の青、雪の白、森の緑、闇の黒の話である。

変化というもの。

2013-01-08 | 日記
皆様、明けましておめでとうございます。
というわけで2013年も無事に明けた。
無事に、と言っても僕の周りの話だけであって、世界に目を向ければ「正月だあ?クリスマスだあ?こちとらそれどころじゃねえんでい。」という人はたくさんいる。
オーストラリアやアルゼンチンでは熱波で人が死んでいる。
インドや他の北半球の地域では寒波で人が死んでいる。
洪水で家を失った人もいれば、干ばつで野菜が育たず餓えに苦しむ人はいるし、原発だってまだ終わっていない。
地球は今まで以上に大きく動いている。
とはいえお正月である。お正月はめでたいものであるが、ここで一句。

門松は冥土の旅の一里塚 めでたくもありめでたくもなし

これは一休さんの歌だが、正月に浮かれる人々に警告をする歌とも言えよう。
死とは誰にでもやってくるものである。
その死から目を背けることなく今ある生を生きよ、というように僕は解釈している。


年末の話題はマヤ歴の終わりが2012年の12月21日にやってくる、という話だった。
これを多くの人は世界の終わりと思い込んだ。
マスコミもそうやって煽り立てた。
人々の恐怖心を権力者は常に利用する。
ノストラダムスだって2000年問題だって皆同じこと。
そして「ほら見ろ、何も起こらないじゃないか」と言う。
クリスマスに『2012』という映画をテレビでやっていた。
俗に言うパニック映画であり、ついつい見てしまったのだが、感想は時間の無駄。
いかにもというアメリカの話であり、やっぱりハリウッドの映画はこうなのか、とため息をついた。
ハリウッド映画は真実をすこしづつ入れ、人々を洗脳する。
そうやって大衆というものをコントロールするのだ。
テレビも同じ。
映像というものはインパクトが強いので、大勢の人に同一の価値観を植え付けるにはもってこいの道具だ。
話がそれた。
マヤの文明というのは暦に長けていた文明である。
その暦が2012年に終わるというだけで、世界が終わるとは言っていないはずだ。
世界が終わると言ったのは誰か?
今に生きる人々がそう解釈したのである。
第一、2012年というのもあやふやだ。
2010年という説もあるし、「いやいや本当は2015年ですよ」という説もある。
本当のことは分からないし、分からなくてもいいのではなかろうか。
生に固執、執着するが故に人は死を必要以上に恐れる。
その恐れを一握りの人間が利用する。
これは今に始まった話ではない。
そのマヤ歴が終わり(終わってないかもしれないけど)2013年が明けた。

さてこの先どうなるか。
丸尾君なみにずばり言いましょう。
「これからは変化の時代です」
変化を恐れてはいけない。
人は誰も未知なる物に恐怖を抱く。
なので今のまま、ぬるま湯に浸りながらズルズルと現状維持をしたがる。
今まではそれで何とかやってきただろう。
だがこれからは違う。
今まで正しいと信じていた物が、実は違っていたことに気づく時が来たのである。
注意すべき点は、その今までの物を否定してはいけない。
今まで騙されていた自分に気が付いたらそれを認め、今どうあるべきかを考える。
そういう時代がこれから来る。
日本の震災は、あれはあれで意味があったと思う。
その震災が豆粒みたいに見える出来事がこれからやってくる。
ある人にそれを言ったら「まあ、怖い」と言った。
それはその人が持つ恐怖そのものだ。
この先、様々な事が起こるだろう。
天地異変は続き、多くの人が死ぬだろう。自分もその一人かもしれない。
だがたとえそうなっても、僕は笑いながら死ぬだろう。
そうなったらそうなったで、しゃあないやん。
その時が来るまで、自分がやるべき事をやる、この信念があれば怖いものなどない。
ポールシフトは起こり、北と南がひっくり返るだろう。
すでに太陽の昇る位置と沈む位置はずれてきている。星座もずれている。
地震、津波、台風、地割れ、竜巻はあちこちで起こるだろう。
今まではこれでよかった、と言い続ける人はそれに執着したまま死を迎えるであろう。
そして再び別の地でやり直すのだ。
地球の脱皮という言い方を僕はするが、まさに地球も変わろうとしている。
人間の今の科学では予測もできない事が起こる。
それをワクワクしながら見るか、恐怖に囚われながら見るか、結果は正反対の方向になるだろう。
過去は過ぎ去ったものであり、未来は未だ来ないものだ。
あるのは今この瞬間。
それが現在である。
そういう意味で僕は今年はますます面白い年になると思う。
常に心に愛を持ちながら、自分自身がやるべきことをやりながら、「大丈夫 心配するな なんとかなる」なのである。
そういうわけで「あおしろみどりくろ」の読者の皆様、まめに更新はできないけど今年もよろしく。

コメント (1)
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