自給自足を目指す僕は石鹸も手作りである。
毎年仕事が忙しくない時を見計らって、秋と春に2回石鹸を作る。
いつもは天気の良い日に庭でやったりするのだが、天気の良い日はどうしても庭仕事をしてしまう。
今回はぐずついた天気が続くようなので、家の中で石鹸作りの作業をした。
音楽は作業用BGMなんてのを見つけ、さらに『雨の日の午後に』なんてピアノのしっとりしたジャズを見つけた。
さて石鹸というものは水と油と苛性ソーダ、この三つだけでできる。
作り方は簡単、ただ混ぜるだけだ。
誰でもできる。僕でもできる。
ただし苛性ソーダは劇薬なので取り扱い注意だ。
水と苛性ソーダを混ぜるとガスが出る。
これは非常に臭い。言うなれば毒ガスだ。
なのでこの作業は物置でやり、油と混ぜる作業は家の中で。
これでも充分臭いので窓を開けて換気をしてやる。
もう何回も作っているので分量は頭の中に入っている。
1回に8リットル分を2回、計16リットル分の石鹸を作る。
今回は台所用に何も入れない石鹸を半分と贈答用にラベンダー石鹸を半分。
いつもはマヌカの葉っぱを入れたマヌカ石鹸を作るのだが、今回はマヌカを取ってきていないので何も入れない石鹸を半分。
これで半年分の石鹸である。
ラベンダーは庭の片隅に2株あり、夏の間に娘に命じて花穂を収穫させて、女房が束ねてドライフラワーにしておいた物。
ラベンダーの花をバラバラにして、香りを出すためにすり鉢でする。
外は雨が降る時にジャズなぞ聞きながら、のんびりとこういう作業をするのも悪くない。
苛性ソーダと水と混ぜたもの、それを油に入れる。
ここまでは完全に手作業だが石鹸の撹拌には機械の力を借りる。
電動のミキサーを使うのだ。
以前はこれも手作業でやっていたのだが、友達が見るに見かねて電動のミキサーをプレゼントしてくれたのでそれを使う。
この作業になるとモーターが回ったりしてうるさいのでBGMもしっとりしたジャズからもっとにぎやかなものへ。
気分一新、ブルーハーツのパンクロックなぞ聴きながらノリノリでやる。
縦ノリで石鹸が飛び散らないように注意が必要だ。
撹拌はひたすら混ぜる、いつまでも混ぜる、これでもかというぐらい混ぜる、イヤになるぐらい混ぜる。
混ぜているうちに全体がクリーム状になり、トレースと言い表面をなぞった時に跡が残るようになる。
油が汚いとすぐに固まってくるが、きれいな油だとなかなかクリーム状にならない。
今回は油がきれいだったので1時間ぐらいかかってトレースができた。
そこにすっておいたラベンダー投入。
ニュージーランドの家ならどこにでもあるアイスクリームの容器に小分けして、
上にラベンダーの花穂を乗せてできあがり。
2~3週間後、容器から出して切り分け乾燥させる。
ブログ同様、この石鹸にも熱烈なファンがいて、毎年「あの石鹸はある?」と聞かれる。
そういう人には気前よくあげてしまう。
自分が作る物を喜んで使ってくれるならば、作り手としてこれ以上の喜びはない。
ブログを読んでいる人で石鹸が欲しい人はご連絡下さい。
毎年仕事が忙しくない時を見計らって、秋と春に2回石鹸を作る。
いつもは天気の良い日に庭でやったりするのだが、天気の良い日はどうしても庭仕事をしてしまう。
今回はぐずついた天気が続くようなので、家の中で石鹸作りの作業をした。
音楽は作業用BGMなんてのを見つけ、さらに『雨の日の午後に』なんてピアノのしっとりしたジャズを見つけた。
さて石鹸というものは水と油と苛性ソーダ、この三つだけでできる。
作り方は簡単、ただ混ぜるだけだ。
誰でもできる。僕でもできる。
ただし苛性ソーダは劇薬なので取り扱い注意だ。
水と苛性ソーダを混ぜるとガスが出る。
これは非常に臭い。言うなれば毒ガスだ。
なのでこの作業は物置でやり、油と混ぜる作業は家の中で。
これでも充分臭いので窓を開けて換気をしてやる。
もう何回も作っているので分量は頭の中に入っている。
1回に8リットル分を2回、計16リットル分の石鹸を作る。
今回は台所用に何も入れない石鹸を半分と贈答用にラベンダー石鹸を半分。
いつもはマヌカの葉っぱを入れたマヌカ石鹸を作るのだが、今回はマヌカを取ってきていないので何も入れない石鹸を半分。
これで半年分の石鹸である。
ラベンダーは庭の片隅に2株あり、夏の間に娘に命じて花穂を収穫させて、女房が束ねてドライフラワーにしておいた物。
ラベンダーの花をバラバラにして、香りを出すためにすり鉢でする。
外は雨が降る時にジャズなぞ聞きながら、のんびりとこういう作業をするのも悪くない。
苛性ソーダと水と混ぜたもの、それを油に入れる。
ここまでは完全に手作業だが石鹸の撹拌には機械の力を借りる。
電動のミキサーを使うのだ。
以前はこれも手作業でやっていたのだが、友達が見るに見かねて電動のミキサーをプレゼントしてくれたのでそれを使う。
この作業になるとモーターが回ったりしてうるさいのでBGMもしっとりしたジャズからもっとにぎやかなものへ。
気分一新、ブルーハーツのパンクロックなぞ聴きながらノリノリでやる。
縦ノリで石鹸が飛び散らないように注意が必要だ。
撹拌はひたすら混ぜる、いつまでも混ぜる、これでもかというぐらい混ぜる、イヤになるぐらい混ぜる。
混ぜているうちに全体がクリーム状になり、トレースと言い表面をなぞった時に跡が残るようになる。
油が汚いとすぐに固まってくるが、きれいな油だとなかなかクリーム状にならない。
今回は油がきれいだったので1時間ぐらいかかってトレースができた。
そこにすっておいたラベンダー投入。
ニュージーランドの家ならどこにでもあるアイスクリームの容器に小分けして、
上にラベンダーの花穂を乗せてできあがり。
2~3週間後、容器から出して切り分け乾燥させる。
ブログ同様、この石鹸にも熱烈なファンがいて、毎年「あの石鹸はある?」と聞かれる。
そういう人には気前よくあげてしまう。
自分が作る物を喜んで使ってくれるならば、作り手としてこれ以上の喜びはない。
ブログを読んでいる人で石鹸が欲しい人はご連絡下さい。