あおしろみどりくろ

楽園ニュージーランドで見た空の青、雪の白、森の緑、闇の黒の話である。

夢のお告げ

2014-11-10 | 日記
繰り返し同じ夢を見る場合は何かを示唆している事がある、と何かの本で読んだ。
僕の場合、20代後半にスキーパトロールをしていた夢をよく見る。
それも2回や3回ではない。20回、30回という頻度なのだ。
夢というのはおぼろげな物が多いのだが、この場合は登場人物もはっきりしていて場所も明確。
ストーリーはその時々で変わるのだが、ドリフのコントのようなノリで面白いものが多い。
場所は新潟の妙高の辺り。
アライというスキー場に3シーズンいて、僕は人間関係のゴタゴタからその会社を去った。
未練はない、と思っていたのだが、これだけ頻繁に夢を見るというのは未練タラタラな証拠なのかもしれない。
しかも9月にやった仕事で、奇遇にもアライで出会っていた人とここニュージーランドで出会った。
これは何かあるか。
夢のお告げなのか。
そろそろ里帰りをする時なのか。
思い起こせば最後に日本に帰ったのは、9年前。
あの伝説のブロークンリバーウィークの時である。
正直な気持ち、9年も帰らないと、もう帰らなくてもいいかな、などと思ってしまうが、そろそろ帰るタイミングなのかなと思う気持ちも半分。
父親からは「死んでから帰ってくるな、生きているうちに会いに来い。」と言われたので「じゃあポックリ死んでくれ」と頼んだのだが、いまだに往生しないで生きているということは自分が行く時なのであろう。

というわけで日本に一時帰国することを決め、ここに発表する。
時期は来年4月頃。
場所は実家のある静岡、東京、横浜、長野、新潟、北海道の予定。
期間はまだ決めていない。
ふと思いついたことなのだが、ライブトークなんてどうだろう。
講演会なんてのはガラじゃないし、それならこじんまりとした場所で少人数でのライブ。
あおしろみどりくろ、トークライブ。
気分が乗ればギターを持ってマオリの歌なんかもありで。
自分で言うのもなんだが僕は現役のガイドである。
お客さんを楽しませる話術はあるし、噺のネタは数多い。
ここで出会ったお客さんは僕の話を喜んで聞いてくれる。
トークライブ、面白いと思うんだけどな。
まあ、なる時はパタパタと話がまとまるだろうし、ダメな時はだめだろう。
というわけなので、誰かこんな僕を呼んでくれる人はいますか?
受け身なのだが、呼ばれる所へ行こうと思っている。

本当なら自分の守護神である大国主命の祭ってある出雲大社にも行きたいし、ルートバーンの森に似ているという屋久島だって行ってみたい。
オッサンに大阪を案内してほしいし、四国や九州も旅してみたい。
元厚生大臣が招待したいと言った青森も行きたい、まあ政治家の言うことだから話し半分で聞いておくけどね。
昔、何シーズンか過ごした磐梯山の辺りも行ってみたいし、1シーズンだけ過ごした飛騨高山の辺りも懐かしい。
そういえば白樺湖の辺りでも何シーズンか過ごしたなあ。あの辺りはどうなっているんだろう。
なんだなんだ、もう帰らなくてもいいかな、なんて言っておきながら行きたい所だらけじゃないか。
これは未練か執着か。
でもそうやって考えると日本も魅力的な国だよな。
きっと今までに見えなかった日本が見えると思う。良い面も悪い面も。
それが今から楽しみだ。


コメント (6)
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